2018年12月15日

中国人民解放軍 87式迷彩作訓帽 (実物放出品)







中国人民解放軍の「87式迷彩作訓帽 (作業帽)」です。

この帽子は、「87式迷彩服」と共に採用された装備で、解放帽の後継装備となります。






夏季戦闘服である「87式迷彩服」と対になる帽子ですが、冬季戦闘服の「87式作訓服」には、やはり対になる「87式作訓帽」(服・帽子共にグリーン単色) が採用されています。






旧式装備である解放帽と比べると、若干のサイズ調節機能の追加や、外見の国際標準化等、1980年代からの軍の近代化への意欲を感じさせる装備です。






顎紐は形だけの装飾で、顎紐としての機能はありません。

「87式」の正面には、帽徽 (帽章) を取り付けますが、取り付け位置の目安となる目印が赤色の点で示してあります。






帽子の内側は淡緑色のコットン地で、汗止めバンドはビニール質素材です。

この辺の素材のチョイスと使われ方は、「78式解放帽」と全く同じ印象を受けます。






帽子には軟質樹脂製のサイズ調節用タブがあり、微調整が可能です。






解放帽と比べると、機能性の向上を配慮して設計されているのが伝わってきます。






帽子内側には、タグスタンプが押印してあり、製造工場番号と帽子のサイズが表記されています。






「87式」と共に採用された、「作訓帽徽 (作業帽章)」です。

帽徽は、樹脂製の丸い台座に八一星章の模様のデカール・シールが貼付されています。






裏側には針金が通してあり、帽子に刺して、裏側でねじって固定します。

構造は解放帽の帽徽と同じです。






帽徽の厚みは画像のような感じです。

素材の影響でしょうか、はじめから若干たわんでいます。






大きさの感覚としては、こんな感じ。






購入した際の状態です。

梱包袋入りのデッドストック品でした。






旧型装備の「85式帽徽」と比較してみました。






既存の「85式帽徽」が金属製で塗装仕上げだったのと比べると、コスト省略化の意図があからさまですが、軽量になった分、帽徽としての使いやすさは向上しています。






「87式」の着装の様子です。






迷彩服は「87式」から「99式」へと改修がなされましたが、帽子は変更なく継続使用されました。






現在では2007年制式の「07式作訓帽」へと完全更新されており、この帽子も“往年の1990年代装備”となっています。








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