2019年01月12日

2000年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 駐港部隊装備 (95式自動歩槍)






中国人民解放軍の2000年代個人装備です。

装備例は人民解放軍の香港駐留部隊「駐港部隊」の物です。







被服は「99式迷彩服」です。

「99式」は「87式」のマイナーチェンジ版で、2000年代に人民解放軍全軍に普及しました。

大量に製造された為か、現在でも未使用新品が安価で市場流通しています。






帽子は「87式作訓帽」です。

正面の帽章は樹脂製の台座にデカールシールを貼り付けた簡素な物です。






「99式」は手首のカフス留めボタンが1箇所しかない為、ジャストサイズを着用していても画像のように ”萌え袖” 気味になってしまいます。

あまり、スマートな着こなしには向かない裁断ですね。






靴は「97式作戦靴」です。

米軍のジャングルブーツに似たデザインで、人民解放軍初の本格的コンバットブーツとして採用されました。

この靴自体はそれ程普及しなかったようですが、数度の改良を経て、現在では「07式作戦靴」が配備されています。







戦闘・訓練用に装備品を着装した状態です。

装具は「01式単兵携行具」です。






「01式単兵携行具」は、「95式自動歩槍」用に採用された「95式単兵携行具」のマイナーチェンジ版で、外見は「95式」と大差ありません。






これらの携行具は中国版TLBV (タクティカルベスト) と呼べる物で、模倣だからと言えばそれまでですが、使い勝手は良好です。






現在では旧式装備となっていますが、装備更新の遅い辺境の部隊では現役な他、迷彩柄を現用林地迷彩や荒漠迷彩に変更して製造が続けられています。






現用迷彩製品は普通に市場流通していますが、軍用向けの余剰品なのか、完全に民生品として生産されている物かは知識不足ゆえ不明です。






ヘルメットは「QGF-02」を着装しています。

このヘルメットは中国初のケブラー繊維ヘルメットで、シェルの形状はほぼ米軍のPASGTヘルメットの模倣です。

内装は独自のデザインで、3点支持スタイルの顎紐との組み合わせで使用感は良好です。

ただ、調達価格が全軍更新するにはコストが掛かりすぎる為、より安価な「QGF-03」に更新され現在に至ります。







駐港部隊士兵の立射姿勢です。

使用している銃は「95式自動歩槍」です。

この銃が世界に知られたのも、1997年の香港返還時の駐港部隊の装備として、でした。







駐港部隊士兵の膝射姿勢です。

着用しているベストは、米軍装備という手本があった事もあり、そつのない作りでストレス無く扱えます。







駐港部隊士兵の移動姿勢です。

駐港部隊は当時最新の装備を与えられていた事もあり従来の人民解放軍のイメージを塗り替える外見が印象的で、香港の模型メーカー「ドラゴン」から1/35スケールのプラモデルも発売されていました。

私も発売当時に購入しましたが、資料の少ない時代、箱絵のイラストが貴重な情報源になった物です。








同じカテゴリー(装備:中国軍)の記事画像
2000年代的空軍傘兵 ~ 中国人民解放軍 空軍 空降兵装備 (95式自動歩槍)
中国人民解放軍 99式迷彩服 (実物放出品)
1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 辺防部隊装備 (56-2式自動歩槍)
1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 91式単兵装備・後期型 (81-1式自動歩槍)
中国人民解放軍 87式迷彩作訓帽 (実物放出品)
1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 91式単兵装備・初期型 (81-1式自動歩槍)
同じカテゴリー(装備:中国軍)の記事
 2000年代的空軍傘兵 ~ 中国人民解放軍 空軍 空降兵装備 (95式自動歩槍) (2019-01-19 10:00)
 中国人民解放軍 99式迷彩服 (実物放出品) (2019-01-05 10:00)
 1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 辺防部隊装備 (56-2式自動歩槍) (2018-12-29 10:00)
 1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 91式単兵装備・後期型 (81-1式自動歩槍) (2018-12-22 10:00)
 中国人民解放軍 87式迷彩作訓帽 (実物放出品) (2018-12-15 10:00)
 1990年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 91式単兵装備・初期型 (81-1式自動歩槍) (2018-12-08 10:00)
この記事へのコメント
どうも、らんたろーさん。通りすがりの中華趣味者です。
自分が人民解放軍にはまり始めたころの装備なので思い出深いですねぇ・・・
自分的に、この装備からデジタル迷彩の07式へ移り変わりはじめたこの頃のイメージが強いですね。
Posted by 通りすがりの中華趣味者 at 2019年01月12日 19:00
>通りすがりの中華趣味者さん
私も、87式迷彩時代のアメリカ化した中華装備に驚き、興味を持ったクチです。
このころはまだ牧歌的な印象がありましたね。
現在では質も伴ってあか抜けた”軍事大国”中国で、少し寂しくもあります。
Posted by らんたろー改らんたろー改 at 2019年01月12日 20:30
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。