2018年09月08日

1960~1970年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 陸軍 士兵装備 (63式自動歩槍)






中国人民解放軍陸軍の、「63式自動歩槍」装備の士兵です。






「63式自動歩槍」は、地上部隊の主力小銃であった「56式半自動歩槍 (中国製SKS)」にかわる新型小銃として開発されましたが、諸事情により採用からわずか9年で退役に至った短命な装備です。






期待の新装備と言うことで、マガジンポーチも従来のチェストリグ型から、多機能な装具として工夫された「63式携行具」が採用されており、さながら“タクティカルベストの先駆け”といった印象です。






画像の「63式」は知人に依頼して製作してもらった電動ガンです。

完全再現ではなく、あくまで「63式スタイル」というモデリングです。






構造は東京マルイ製電動ガンの「M14」と「AK47」を2個イチにして、中国製カート式エアガンのパーツも使っています。






ガス対策に「65式防毒面具」を装着した様子です。






「65式防毒面具」は解放軍で広く使われたガスマスクです。

ガスマスクとしては完全に旧式化していますが、現在でも訓練や炊事作業 (玉ねぎ刻み!) で使われている様子が見られます。






「63式携行具」の装備状況です。






「63式」用には、この他にも一般的な中国製チェストリグのデザインに準じた「63式弾倉袋」もあります。






両者の採用時期・支給状況等は不明な点が多いですが、資料画像では「携行具」の装備例が目立ちます。






「63式携行具」は画期的な総合装備携行システム感が格好良いのですが、着装した感じではあまり実用的ではないように感じます。

「アイデアに技術 (センス?) が追いついていない」感じですね。






「63式」自体は短命に終わりましたが、携行具については一定の評価は得られたらしく、後に「79/85式狙撃歩槍 (中国製SVDドラグノフ)」と共に採用された専用の携行具は、マガジンポーチ部分のみ大型化した他は「63式携行具」とほぼ同型の物でした。








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この記事へのコメント
こんばんは
63式カッコイイですね。
電動とは羨ましいです。
私もポーチは所有しているのですが、
銃が無いのでタンスの肥やしになってます。
63式弾倉袋があるのは知りませんでした。
やはり07とかより人民帽にゲートルスタイルの中国軍は
らしさ満点でカッコイイですね。
Posted by flashman at 2018年10月02日 00:33
>flashmanさん

御覧頂きありがとうございます。

昔の中国軍装は特徴があって面白いです。

63式のポーチのデザインも、東西各国の装備品を研究しているようで、興味深いです。

63式小銃は人気の擬人化ゲームにも登場しているようで、そちらの人気にあやかってトイガン化してほしいですね。
Posted by らんたろーらんたろー at 2018年10月02日 20:37
63式携行具にAK47、74のマグは厳しいですかね?格好いいので気になっているのですが入らなそうに見えます…
Posted by 名無し at 2018年11月12日 17:18
>名無しさん

幅は大丈夫ですが、長さが足りないので、30連タイプは収納すると蓋が閉まりません。

東京マルイ製AKショートマガジンや、そのコピー品の中国製マガジンならきれいに収まります。

参考にして頂ければ幸いです。
Posted by らんたろーらんたろー at 2018年11月12日 19:33
どうも、らんたろーさん。通りすがりの中華趣味者と、いうものです。
このサイトの人民解放軍装備解説を1/144~1/160模型の改造等の参考にさせてもらっています。大変助かっています!
63式自動歩槍の諸事情・・・M14と同じ感じですかね。フルオート時の反動とか・・・
でも、セミオートでの命中精度は高いらしく、81式自動歩槍や95式自動歩槍・03式自動歩槍の機関部は、63式自動歩槍の改良型らしいです。
Posted by 通りすがりの中華趣味者 at 2018年12月02日 12:09
>通りすがりの中華趣味者さん

コメントありがとうございます。
参考にしていただけているようでうれしいです。

63式自動歩槍は、AK-47と同じ7.62mmx58弾仕様なので、M14と比べれば扱いやすい銃だったと思われます。
それでも、フルオート射撃向きのデザインではないですね。

中国の主力小銃はSKSのメカニズムの影響を強く受けているあたり、AKとは異なる発展の仕方が興味深いです。
Posted by らんたろーらんたろー at 2018年12月02日 17:28
 
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