2016年04月30日

陸上自衛隊 旧迷彩装備 (1970~1980年代)






陸上自衛隊・旧迷彩装備です。

1970年初頭に採用されて以来、1980年代を通して使用されました。

冷戦最盛期の自衛隊のイメージこそ、旧迷彩柄であると言えましょう。

1990年初期に2型迷彩装備が導入されてからは徐々に更新が進み、2000年代に入るころには、ほぼ姿を消したようです。






迷彩作業服着用・正面。

旧迷彩現役当時の基本装備です。

装備の着装状況は基本的にOD作業服時代から2型迷彩時代まで基本的に同じです。






装備品はOD色ビニロン製です。

旧迷彩現役当時のPX(売店)では、旧迷彩柄で作られた弾帯や弾納が販売されていたそうです。

全身くまなく旧迷彩柄にしたい隊員が個人的に購入する為の物ですが、耐久性は低かったとか。






個人装備品はOD作業服採用時と同様で、被服以外では迷彩鉄帽覆(ヘルメット・カバー)が導入されました。






画像では擬装の為の工夫として、鉄帽の擬装網にDIY店で売られている造花を差しています。

単体で見ると良い感じだったのですが、写真に撮ってみると色が明るすぎて浮いて見えますね。






着剣した64式小銃を構え、白兵戦に備える自衛隊員です。

ブレードの長い64式銃剣ならではの見栄えの良さがお気に入りです。






迷彩作業服は、柄はリーフパターンを模倣しているので良いとして、色味が独特の水色がかった明緑色で、熊笹の植生に合わせた物といわれています。

一般にイメージされる迷彩の概念からは違和感を感じる色調ではありますね。






73式背嚢を背負った状態・正面。

73式背嚢には身体正面で肩の動きを阻害しない為の横方向のハーネスが着いており、動きやすさを考慮されています。






73式背嚢を背負った状態・背面。

腰周りの装備品に干渉しないよう、横長に作られているのが73式背嚢の特徴です。

ショベルは通常、画像のように柄が上を向くように収納していますが、収納ポーチ下部にジッパーがあり、柄を下にして収納する事もできます。






小銃を肩に下げての移動中の様子です。

防護マスクに背嚢まで背負うと、動く時に結構かさばります。






73式背嚢の横長構造はそれはそれで理に適っているのですが反面、移動時に左右にぐらつく(揺れる)傾向があります。






着剣した64式小銃を手にしての移動シーン。

いやー、64式小銃は着剣状態が様になりますね~。






携帯円匙を背負った状態・正面。

戦闘を想定し、身体擬装網を身につけ、鉄帽共々、自然の草木を括りつけています。

また、顔にはドーランを塗って迷彩効果を高めています。






携帯円匙を背負った状態・背面。

携帯円匙は自作した背負い紐で背中に背負っています。

この紐はタイヤのゴムチューブ等を使って隊員が個人で製作した物で、通称「カンタロウ」と呼ばれています。

折畳式円匙の無かったOD作業服、旧迷彩時代にはこのような装備方法が良く行われていました。






64式小銃・立射姿勢です。

防護マスク4形ケースの大きさが目立ちますね。






第二匍匐中の自衛隊員です。

個人的に、旧日本軍と自衛隊は第二匍匐姿勢が一番格好良いと思います。






64式小銃・伏射姿勢です。

独特な色調の旧迷彩ですが、擬装の上で草木中に伏せれば、なかなか上手く溶け込めるようです。






64式小銃・二脚使用状態です。

64式小銃自慢の二脚を使用し、安定した射撃が出来ます。

画像のTOP製電動ガンは性能がどうしようもないので、あまり意味はありませんが…w






現在は中国のS&T社から64式小銃の電動ガンが発売されているので、外観に不満はあるものの、とりあえず「使える64式」が入手可能になったのはありがたい限りです。








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この記事へのコメント
TOPの64式小銃は外観は文句なしですが、中身がね、、、、
給弾機構と、ギアが難ありですね。
私も海上自衛隊バージョンがありますが、ガラスケースでおねんねしています。

モシンナガンの面白いのが入ったので改修作業をはじまりました。
あとはVSRが手にはいるのみです。
Posted by まろん at 2016年04月30日 10:13
>まろんさん

S&T製が発売されるまでは、ヤフオクで法外な価格設定で流通していたので、現在は自衛隊ファンにとってはありがたい時代です。(落札価格14マソで買った苦い思い出が・・・w)

私の所有するモシンナガンは木ストの塗装が綺麗過ぎて、ホムセンで売ってるカラーボックスみたいで安っぽいので、無可動実銃みたいな使い古した感じにできないものかと思いつつ、自宅で空撃ちしています。
Posted by らんたろーらんたろー at 2016年04月30日 18:30
>天野政司さんへ
6/25にDMを頂いた天野政司さん、メール拝見いたしました。お返事したいのですが記載メールアドレスへは配信不能ではじかれてしまう為、こちらに書き込みいたします。当方のブログをご覧頂き、ありがとうございます!いつか熊笹迷彩装備合わせ出来ると良いですね。私こそどうぞ宜しくお願い致します。
Posted by らんたろーらんたろー at 2016年06月25日 19:42
はじめまして、もしかしたらしってるよ!
となるかもしれませんが1970年代時自衛隊装備において、OD作業服のみの、更新の遅れている部隊には鉄帽覆いが無く、ダックハンターの米軍のものや、ダックハンターのパラシュート生地、タイガーストライプ等の物を部隊費で購入する等がありました。
もし、旧い自衛隊装備を把握するのであれば、朝雲新聞社発行の[波乱の半世紀−−陸上自衛隊の50年 ]という写真集をお勧めします。
あくまでも教範的な着こなしでなく、隊員それぞれの創意工夫やリアルな雰囲気を感じれる面白い写真集です
実は意外と知られていないがかなり濃厚な本ですので、面白いと思います。
Posted by ぐっ! at 2017年01月30日 00:44
>ぐっ!さん

情報ありがとうございます。
ご紹介の書籍、初耳でした。
機会があれば是非入手してみようと思います。

ヘルメットカバーは、パラシュート生地と思われるダックハンター柄の物と、私物と思われる米軍ミッチェルパターン・カバーを被せた写真は見たことがあります。
いずれもOD作業服との組み合わせでした。
Posted by らんたろーらんたろー at 2017年01月30日 21:17
この時代、良くも悪くもやりたい放題
カッコより技量があればなにも言わない時代で
戦国自衛隊の千葉ちゃんのように髭をたくわえたり、戦闘服改造してポケット増やしたり、私物でM1956のポーチやブットパック使ったりかなりカオスです
垂れ三角のレイバンサングラスも流行ってたらしいです
Posted by ぐっ! at 2017年01月31日 08:39
この時代、良くも悪くもやりたい放題
カッコより技量があればなにも言わない時代で
戦国自衛隊の千葉ちゃんのように髭をたくわえたり、戦闘服改造してポケット増やしたり、私物でM1956のポーチやブットパック使ったりかなりカオスです
垂れ三角のレイバンサングラスも流行ってたらしいです
Posted by ぐっ! at 2017年01月31日 09:12
いやー、旧迷彩がサマになっていてうらやましいです!
東京からですが、旧迷彩姿で皆様のゲームに乗り込める日を夢みてます。
Posted by あまざん陸士 at 2017年02月12日 08:17
>あまざん陸士さん
お褒めいただき、恐縮です!
旧迷彩には独特の魅力を感じます。
いささか古臭い印象の旧装具も、いざ身につけてみると、意外と使い勝手も悪くなく、64式小銃と相まってサバゲーでも愛用しております。
Posted by らんたろーらんたろー at 2017年02月12日 20:50
 
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