2013年12月21日

レインドロップの魅力 ~ 東ドイツ軍 個人装備 (実物放出品)





☆国家人民軍 歩兵装備・正面


東ドイツ軍こと国家人民軍 陸軍兵士の個人装備です。

特徴的なレインドロップ迷彩のこの装備は、東西ドイツ統一により国家人民軍が消滅した後、ミリタリーマーケットに大量に流出しました。












☆国家人民軍 歩兵装備・背面


もう昔の話になりますが、東京上野アメ横の中田商店を筆頭に、新品未使用の東ドイツ軍装備が大量に、しかも格安で売られていたものです。

当時、東ドイツ軍についてろくに知らないまま、値段に釣られて買い漁っていた物ですが、現在ではめぼしいアイテムは枯渇してきており、「いよいよ東ドイツ軍装備もコレクターズアイテムになったのか」と感慨にふけったりして。












☆レインドロップカモ野戦服・正面


画像の野戦服は1970~1980年代に普及していたタイプで、両胸にフラップ付きのポケット、腰に斜めの切れ込みポケットがあり、両袖にフラップ付き小ポケットがあります。

階級章は肩章式で、襟にはボタン脱着式の襟布を取り付けてあります。












☆レインドロップカモ野戦服・側面


野戦服のズボンの側面にはジャケットと同様、フラップ付きのポケットがあります。

画像はありませんが、ズボンはサスペンダーで吊っています。(ズボンにはベルトループがありません)

ズボンの裾はボタン留め式になっています。

東ドイツ軍独特の着こなしの特徴として、ズボンの裾をブーツの中にたくしこまずに、ブーツの外側でボタン留めしています。












☆レインドロップカモ野戦服・背面


頭には薄手のグレーウール製の略帽を被っています。

サープラス界隈ではレインドロップ迷彩フィールドキャップ(ツバ付き帽子)が流通していますが、あの帽子は新型のUTV装備で、殆どの一般兵士は野戦服に略帽の着こなしで過ごしていました。












☆野戦用肩章


東ドイツ軍の野戦服は肩章で階級を表します。

野戦服には、迷彩効果を考慮した野戦用肩章を取り付けます。












☆野戦服・肩章取り付け部


野戦服の肩には肩章取り付け用のループとボタンホールがあります。












☆肩章の取り付け方


デザインは大戦ドイツ軍以来の伝統的な物で、構造も殆ど同じですが、ボタンの留め方は少々異なり、野戦服の2つ穴に紐を通して裏で結んで固定します。

洗濯の際に簡単に取り外せるので便利です。












☆内ポケットはホルスターになります


ジャケットの内側には、マカロフPMなどの中型拳銃を収納出来るポケットが設けられています。

一見機能的ですが、実際にトイガンを入れてみると厚みが装備に干渉するし、ゴツゴツして不快感があります。















☆インナーシャツ&パンツ


野戦服の下には、Uネック長袖シャツとズボン下を着用しています。

素材は伸縮性のある白色綿製で、ウエストにはゴムが入れてあります。

外見は昔ながらの紳士用下着そのものですが、れっきとした東ドイツ製軍用品です。(セクシーコマンドーに最適ですね・・・w)












☆個人装備一式


1970~1980年代に顕著に見られる、グレーナイロン製装備です。

素材がナイロンに代わった以外、基本的な装備の構造は大戦ドイツ軍以来お馴染みの物です。












☆国家人民軍 軽機関銃手・正面


東ドイツ軍地上部隊の軽機関銃手の装備です。

手にしているのはRPK軽機関銃で、専用のスチール製40連マガジンを装着しています。

腰には防水ゴム引布製のガスマスクバッグをたすき掛けしています。

本来であれば、腰のマガジンポーチは縦に長い40連マガジン専用の物があるのですが、調達出来なかった為、一般兵士の持つAK用マガジンポーチで代用しています。

襟は第一ボタンまで留めていますが、野戦服は開襟状態での着用が一般的です。(勿論、画像のような着用例も確認できます)












☆国家人民軍 軽機関銃手・背面


背中には、大型のコンバットパックを背負っています。

コンバットパックには、ビニールコーティングされたコットンベルトを使ってポンチョを括りつけています。

コンバットパックは東ドイツ軍らしさを演出する魅力的なアイテムですが、当時の訓練映像を見ると、通常はこれほど重装備の例はあまり見かけません。












☆コンバットパック・連結部


コンバットパックは、大戦ドイツ軍のAフレームのように、Y型サスペンダーの金具に連結して背負います。












☆腰周り・正面


画像はAK-47装備時の物で、右前腰にマガジンポーチ、左前腰にはAK-47用銃剣を提げています。

銃剣は東ドイツ製で、外見はソ連軍の物とほぼ同型ですが、グリップはプラ製です。(中身は切断合法品)












☆腰周り・背面


後ろ腰には、水筒と携帯ショベルを提げています。

画像だと余裕のあるように見えますが、野戦では脇に大型のガスマスクバッグを持ち、背中にはコンバットパックが装備されるので、結構な重装備になります。












☆国家人民軍 軽機関銃手・側面


陣笠のような独特のデザインのスチール・ヘルメットは東ドイツ軍を印象づけるアイテムですね。

チンストラップは茶革製の4点支持タイプで、安定感があります。

また、ヘルメット内側にはクッション材としてスポンジが詰め込まれているのもかぶり心地の良さに貢献しています。

野戦では偽造ネットを付けている事が多いです。(持っていないので付けられませんでした)

腰には二つ折の携帯ショベルを黒革ケースで提げています。

基本形状は大戦ドイツ軍と同型ですが、木柄がだいぶ短縮化されているのが特徴です。(つまり大戦装備の代用品にはならないという罠)












☆軽機関銃手・伏せ撃ち姿勢


東ドイツ軍地上部隊では分隊支援火器にRPDやRPKのライセンス生産品を運用していました。

RPKは画像のような40連ロングマガジンの使用例が多く見られますが、専用のドラムマガジンも併用されていました。







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この記事へのコメント
らんだろー様、お疲れ様です。
東ドイツ装備を揃えたいが、見慣れないものがちらほらあり難しいですね。
崩壊から25年も経てば、大量放出が嘘のように少なくなりますからどれもコレクター価格…。
銃は手っ取り早く、マルイのAK47くらいでなんとか格好は付くみたいですね。
Posted by ゲーリング3世 at 2015年10月27日 16:39
>ゲーリング3世さん

そうですね、背嚢やガスマスクバッグは比較的よく見かけますが、迷彩服(サイズが合う物)や黒革ブーツはとんと見かけなくなりましたね。

軍装品収集は全ての国や時代の物に言えることですが、一気に揃えようとせず、じっくり構えてみるのが重要ですね。
特定のアイテムが急に市場に流れたりしますから。
(気付くのが遅れると一気に売り切れてしまいますが・・・汗)

銃はAK47またはAKMで良いと思います。
それぞれ、東ドイツ製MPi-KおよびMPi-KMに相当します。
(細部形状が異なるので、あくまで代用品として)
Posted by らんたろーらんたろー at 2015年10月27日 21:49
初めまして、
東ドイツ軍装備完璧ですね!
凄いです、ブログ拝見してる
だけでもわくわくしてきますね^ ^

私も東ドイツ軍の軍装を最近
集めているのですがなかなか
難しいですね(笑)
特に東ドイツ軍を象徴する
あのヘルメット…
欲しいです…
Posted by みかん at 2017年07月22日 04:07
>みかんさん
ごらん頂きありがとうございます。
ヘルメットなど、私が装備を収集していたころは捨て値でごろごろしていたものですが、やはり時間の経過とともに数が少なくなるものですね。
私も、ヘルメット用偽装ネットがずっと手に入らず、今も探しているところです。
この趣味は「果報は寝て待て」なところがありますから、おたがい気長に行きましょう。
Posted by らんたろーらんたろー at 2017年07月22日 19:30
懐かしいですね!東ドイツ軍。私が中学生で大のミリタリーオタクだった頃、東ドイツ軍の装備が一番安く手頃でした。ヘルメットなんか三千円くらい、ブーツも五千円くらいでしたね。
それから二十年、いまだにフライトジャケットに凝って嫁に怒られて笑まあいいんですよ、ミリタリーは。職業選択にすら影響を与え、私の人生全てといっても過言ではないですね…なんて、つい懐かしさから振り返ってしまいました。
Posted by あ at 2018年11月05日 22:19
>あさん
御覧頂き有難う御座います。
私も、中田商店のたたき売り状態のころにせっせと通販で購入したものです。
当時はもっぱら「ナチス代用」の印象でしたが、今となってはすっかりコレクターアイテムとなっていますね。
Posted by らんたろーらんたろー at 2018年11月05日 22:34
 
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