2018年08月25日

中国人民解放軍 63式自動歩槍・電動化カスタム (個人製作品)







以前紹介した「63式風チープ・トイガン」を、知人に依頼して電動ガン化してもらいました。







メカボックスから逆算しての改造は、ほぼ新造に近く、ベースとなった63式はわずかにバヨネット付近だけになってしまいました。








ストックはメカボックスに合わせて、木材でフルスクラッチしてあります。






ボルトはレシーバーと一体で、別パーツ風に塗り分けてあります。








レシーバーは後端でネジ止めしてあり、内部にバッテリーを収納します。







内部構造は、M14のメカボックスをベースに、AK47の前半分を合体するという、かなりの荒療治ですがしっかり完成して頂けました。






セレクターはM14のものをそのまま流用することで、実銃の63式同様にセミ・フル切り替え式になっています。






スパイクバヨネット周辺はそのまま移植してあり、ギミックも生かしてあります。






マガジンはAK用に対応しています。

63式風にするべく、私はショートマガジンを使用しています。






バットストックはゴムシートで再現してあります。

スリング金具は63式トイガンからの移植です。








マガジンの代わりにSKS風パーツを取り付ける事で、「56式半自動小銃スタイル」にすることも出来ます。

射撃は出来ませんが、装飾用に木材で作ってもらいました。







スリングベルトは軍用実物を装着しました。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)トイガン:電動ガン

2018年08月18日

中国人民解放軍 65式解放帽 (実物放出品)


中国人民解放軍の「65式解放帽」です。

解放帽は古くは中国共産党軍の八角帽を原点として、デザインを洗練された物です。






人民解放軍では「58式解放帽」として採用されました。

「65式」は、階級制度廃止に伴う装飾性の排除、色の変更が加えられました。






このアイテムは実物デッドストック品で、帽子の内張りに朱色のタグ・スタンプでサイズと製造年が記されています。

サイズ表記は「3号」、製造年は「1968年」です。







帽子の汗止め縁取りには防水ビニール質の素材が使われています。

吸水性は無いため、帽子は痛みにくいかわりに発汗時の被り心地は、お世辞にもよろしくありません。







この個体は、65式解放帽の中でも初期型に分類される物で、58式以来の外観上の特徴として、つばの芯が柔らかく、ジグザク縫いで補強されています。








65式解放帽の「帽徽 (帽章)」です。

58式までの八一の意匠の取り入れられた丸型帽章から一転、朱色の五角星帽徽となりました。

アルミ製の帽章を針金を刺し曲げて取り付ける、至ってシンプルな作りです。









65式解放帽・初期型の全景です。

実測サイズは56~57cm位で、私にはきつめのサイズなので、もっぱら収蔵品となっています。






こちらは65式解放帽・後期型です。

このアイテムも実物デッドストック品です。






65式解放帽の素材は軍服と同様、軍緑色の綿製です。

後に採用された「78式解放帽」では、デザインはそのまま素材が化繊に変更されました。






タグ・スタンプによると、サイズは「2号」、「1971年製」と表記されています。







汗止めバンド部分は、初期型同様のビニール質素材です。

表面はシボ加工されており、さわり心地はざらざらしています。









65式解放帽・後期型の全景です。

65式解放帽と65式軍服の組み合わせは、俗に“人民服”と呼ばれ、冷戦期の「中国そのもの」のイメージがあります。






65式解放帽・2種を並べてみました。

構造は殆ど同じで、つばの縫製処理が唯一の相違点です。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:中国軍

2018年08月11日

63式 “的” なもの ~ 中国人民解放軍 63式自動歩槍スタイル・チープトイガン (NB・エアコッキング)






中国製トイガンにも高額商品から廉価品まで様々な種類がありますが、今回紹介するのは玩具感マシマシな廉価版チープ・トイガンです。






一応、実銃の「63式自動歩槍 (自動小銃)」をモデルにトイガン化したもののようですが、細部はことごとく微妙に違うので、あくまで“ナンチャッテ63式”といった所でしょうか。








本来は、カートリッジ式エアコッキングガンなのですが、銃本体のみ・カート無しの中古品を入手したため、実射は出来ません。






「63式自動小銃」は、当時採用されていた「56式半自動小銃 (SKS)」と「56式短機関銃 (AK47)」の双方の能力を併せ持つ新型主力小銃として開発されました。







弾薬はAKと同じ7.62㎜x39弾を用い、セミ・フルオート切り替え式です。











開発当時の解放軍の“白兵戦重視”の運用思想にあわせ、折りたたみ式スパイク・バヨネットを備え、充分な全長を持たせてあります。
(バヨネット展開時・全長1342㎜)










1963年制式後、生産初期型は対外援助物資としてベトナムやユーゴスラビアへと供与され、高品質・高性能で好評だったとの事。







しかし、1966年以降は“文化大革命”の影響で生産数が停滞、更に品質の低下が著しく、支給された解放軍部隊では暴発事故を起こし問題となるほど深刻なものだったようです。








結果、1972年に全軍から引き上げられ、さらに1978年に生産中止となりました。






解放軍における「63式」の採用期間はわずか9年間に過ぎませんでしたが、正しい品質管理の下で生産された個体は優秀な自動火器であり、現在でも民兵組織や大学の軍事教練で運用されていのを見かけます。








また、海外友好国への輸出も行われており、アルバニア軍では「56式自動小銃 (AK47)」と共に制式採用されています。







トイガンのほうは、カートリッジにBB弾を詰め、コッキングのたびに排莢されるエアコッキング式です。










ただ、中古品で入手したときからカートリッジが付属しておらず、射撃はできません。

マガジンの規格に合った他社のカートがあれば試射も出来そうですが、どのみちたいした性能ではないのは間違いないので、装飾品として愛でております。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)トイガン:エアコッキング

2018年08月05日

中国人民解放軍 65式軍服・陸軍士兵用 (実物放出品)






中国人民解放軍の「65式軍服」です。

画像は陸軍軍服になります。






65式軍服は、「文化大革命」の1960年代から「改革開放」の1980年代までの “階級なき軍隊” 中国人民解放軍の軍装であるのみならず、紅衛兵が好んで着用したことから、報道を通じて同時代の「中国」その物のイメージアイコン “人民服” として印象深いアイテムでもあります。






65式軍服は、細別すると綿製の65式から化繊製の78式までいくつかの種類にわけられますが、中国本土内でもひとまとめに「65式」と認識される事が多いです。






襟には紅領章(襟章)を取り付けます。

65式軍服は階級制度の廃止に伴い採用された軍服なので、この紅領章も階級章ではなく、単純に装飾としての意味合いが強いです。一応、裏面に名前や血液型を記入する欄があり、認識票としての実用面もあります。






襟にはホックがあり、折襟、開襟ともに対応した作りです。

日本陸軍のような襟布はありませんが、下着として白色ワイシャツを着用し、シャツの襟をわずかに露出させて襟カラーのように見せるのがおしゃれポイント。







ジャケットのポケットは二箇所で、ボタン露出タイプです。

このタイプは一般に “士兵 (下士官兵) 相当” 用とされ、 “軍官 (将校) 相当” 用は4ポケットタイプになります。






階級制度の無い時期、解放軍では “戦士” と “指令員” というざっくりした区分しかなく、この軍服のわずかなデザインの違いで両者を区別していました。






65式軍服は過去にもブログ記事にしていますが、以前紹介した物は中田商店で購入したもので、今回紹介する物は、中国からの輸入品です。

以前購入した物はモスグリーンでしたが、この被服は鮮やかなオリーブグリーンという印象です。






65式軍服の内側です。

裏地は無く、ポケット部分も露出しています。

これは夏服だからで、冬服は生地や作りが違うのかもしれませんが、ちょっと知識不足でわかりません。






タグは判読しづらいですが、1968年製と思われます。

素材は綿製で、質感は化繊の78式や、同じデザインのお土産品とは明らかに異なります。







こちらはズボンです。

デザインはごくシンプルなチノパンスタイル。






ズボンはベルトループがあり、ポケットは二箇所あります。






前合わせはボタン式で、実にシンプルなつくりです。






ポケット部分のみ白色綿製で、タグがスタンプしてあります。






タグには「1968年製」と記されています。

上下組で購入したので、おそらくジャケットと対になっているものと思われます。






ズボンの後ろ側です。

尻ポケットはありません。

実にシンプル。






ズボンを側面から。







ポケット周辺。

特筆すべき点は特に無い、ひたすらシンプルなデザインです。






65式軍服は制服と戦闘服の区別の無い時代の物なので、戦闘用にも使われますが、他国軍にみられるズボン裾の絞りや足首止めボタンなどは一切ありません。





最後に、1990年以前の中国人民解放軍陸軍の軍服を図説します。

自分で調べて得た知識の備忘録的解説ですので、ざっくした内容ですが、参考にして頂ければ幸いです。












  

Posted by らんたろー at 13:34Comments(0)装備:中国軍