2016年04月16日

通称「丸天帽」 ~ 陸上自衛隊 作業帽各種 (PX品)






陸上自衛隊のOD作業帽です。

画像の物はいわゆるPX品(駐屯地売店やサープラスショップで販売されている民生品)です。






陸上自衛隊の作業帽は、第二次世界大戦当時のアメリカ陸軍のフィールドキャップのコピー生産から始まりました。

1950年代の陸上自衛隊では、M1943フィールドジャケットに似た国産作業服と共に使用されましたが、やがて折り目の付かない円筒形の作業帽が採用されます。






通称「丸天帽」とも呼ばれる独特の形状は、アメリカ陸軍が朝鮮戦争で使用していた「ブロックキャップ」を参考にした物と思われます。(ブロックキャップは米軍の制式品ではありませんでしたが、PXで購入できた為、外見の格好良さを好む兵士に愛用されました)






帽子のハチマキ部分の内側はメッシュ素材で内張りがしてあり、汗対策と思われます。






綺麗な円筒形を維持するため、円形の周囲にはピアノ線を挟みこむ為の折り返しが設けてあります。






米軍の帽子と違い、作業帽には旧日本軍の略帽ようにサイズ調整用の紐が付いています。






こちらは旧迷彩柄の作業帽です。

OD作業帽同様、PX品の新品です。






この旧迷彩作業帽は流通在庫のみと言う事もあって、最近は入手困難なようです。






話に聞く限りでは、旧迷彩柄の作業帽は官品としては支給されておらず、自衛隊員各自でPX品を自費購入していたそうです。






ピアノ線を別途購入、仕込んであるので、天頂部も綺麗な円形を保持しています。






内側は迷彩の基本色の灰緑色単色です。






基本構造はOD作業帽と全く同じと言っていいようです。






こちらは現用の2型迷彩作業帽です。

1990年代初頭に導入された戦闘装着セットのひとつで、もっぱら「戦闘帽」や「迷彩戦闘帽」と呼ばれます。






例によってPX品ですが、はじめから帽章が接着してあるタイプを購入しました。






側面には通気孔が2箇所あります。






採用当初はそれまでの作業帽と同型で、2型迷彩柄にした物でしたが、最近の物はサイズ調整用の紐が廃止され、代わりにゴムが内蔵されています。






天頂部はこれまでと同様、ピアノ線で丸く保持するように出来ています。






内側は迷彩ではなく、単色生地なのも従来どおりです。






帽子後部のUPです。

引っ張ってみると、ゴムが内蔵されているのがわかります。






メッシュ素材の内張りも従来どおりです。










実際に作業帽を被ってみたところです。

帽子を水平に保つのが格好良く被るコツですね。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:自衛隊