2018年05月12日

アメリカ陸軍 M1951 エントレンチングツール (実物放出品)








アメリカ陸軍および海兵隊が、ベトナム戦争で使用していた「M1951エントレンチングツール」です。
画像の物は実物中古放出品です。








この携帯ショベルは、第二次世界大戦中に採用されたM1943エントレンチングツールの後継で、基本形状はあまり変化ありませんが、ツルハシ機能が追加されています。







ショベルと柄は折り畳み式で、画像のパーツを所定の角度で締め込み固定することで、ショベルとしても、クワとしても、ツルハシとしても使える万能型です。






柄は木製で、先端には紐を通せる穴があけてあります。







ショベル先端は丸みを帯びた形状です。






ブレードには刻印があり、1965年製とわかります。







ショベルを折り畳んだ状態です。
携行時にはこの状態でケースに収納します。








折り畳んだショベル先端部です。






エントレンチングツール・ケースはショベルの形状変化に伴い、各種の改修が加えられています。






内部は革で補強されています。







収納は結構タイトで、力いっぱい突っ込まないと蓋のドットボタンが留められません。







旧型のM1942と比べると、ツルハシ追加分の収納容積追加に加え、装着方法をスライドキーパー式に変更した他、(恐らくはドイツ軍装備にならって)銃剣取り付け具が追加されています。







M7バヨネット&M8スカバードを装備した状態です。
規定ではこの状態でピストルベルトに装着し、腰に装備する事になっていましたが、ショベルの重量が腰への負担となり、実際に装備してみると、かなり辛い物があります。







塹壕堀り風に撮ってみました。
装備は1965年ベトナム派兵当時のOG107ユーティリティと白色Tシャツの組み合わせです。
後の三つ折タイプ・ショベルと比べると柄が長く重量がある分、こちらのほうが実用性は高いです。









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この記事へのコメント
毎週土曜日の更新を楽しみにしてます。

さて、ショベル板の根元の方にある2つの小穴は何の目的でしょうか?
日本陸軍の円匙では、敵からの銃撃下接近する際、円匙の板を前にかざして同種の穴
から前方を見るのだそうで…
米軍も同じ想定があったのか、興味深いものがあります。
Posted by 引退した人 at 2018年05月12日 12:04
>引退した人さん

ごらん頂きありがとうございます。

ショベルの少穴、中国軍や他国軍の物でも、2箇所空けてあるものが少なくないですね。

特に明確な意図はなく、紐を通して背負うなど、汎用的な使い道のために「とりあえず」空けてみた、位の理由ではないでしょうか。

考えてみると、なぞですね。
Posted by らんたろーらんたろー at 2018年05月12日 17:18
 
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