2017年11月18日

ヨーロッパ戦線に於ける米軍装備 ~ アメリカ陸軍 M1941フィールドジャケット&M1936装備 (第二次世界大戦時)







第二次世界大戦・ヨーロッパ戦線の一般的なアメリカ陸軍歩兵装備です。
ウールシャツ&パンツにM1941フィールドジャケットの組み合わせは、大戦全期間を通して用いられました。






背中にはM1923ハバーサックを背負っています。
この装備はサスペンダーの役割も兼ねており、他にサスペンダーを支給されなかった一般歩兵は空のハバーサックでもサスペンダー代わりに背負っている様子が記録映像でもしばしば見られます。






M1ガーランド自動小銃・立射姿勢です。
アメリカ軍は第二次世界大戦に参戦した各国の中で唯一、全軍に自動小銃を普及させており、歩兵一人当たりの火力は強力でした。





背中から見ると、ハバーサックに装備したTボーン・ショベルが目立ちます。
見ての通り柄が突出しており、座る際にはかなり邪魔ですが、ドイツ軍やソ連軍のような腰に下げるタイプのショベルに比べると身体に負担なく、楽に携行できます。






M1ガーランド自動小銃・膝射姿勢です。
膝下に巻いているのはM1938レギンスです。
サイズは「3R」ですが、私には若干大きい為、きっちり閉めこんだ状態にはなっていません。(本来はふくらはぎを軽く圧迫する程度のテンションでないと、装着する意味があまり無いです)
スリングベルトは大戦初期には既に後に主流となるコットン製の物が存在しましたが、実際の使用例は革製の物が殆どです。






M1ガーランド自動小銃・伏射姿勢です。
突出部の少ないフルサイズ・ウッドストックの為、伏射もし易いです。






サイトはピープサイトタイプで、精密射撃向きで使いやすいです。
ハバーサックに取り付けたM1905銃剣は大戦中期以降に一般化した短いタイプで、ハバーサック開発時に想定された保持ループから抜ける事も多く、それを嫌ってカートリッジベルトのほうに吊り下げる兵士も多かったようです。






マーク2手榴弾を投擲準備する兵士です。
アメリカ軍では第二次世界大戦を通してマーク2手榴弾が使用されました。(他にも白燐弾等も使用されました)
マーク2手榴弾はその外見からパイナップル型とも呼ばれ、手榴弾の定番イメージともなっている程、良く知られている物です。






手榴弾の投擲姿勢です。
ポージングはタミヤ模型のアメリカ陸軍兵士セットの箱絵を真似てみました。
手にしている手榴弾はサンプロジェクト製のレプリカ品です。
素材はプラ製で成型色のODカラーのままですが、手榴弾上部を黄色く塗ると、よりリアルになります。






M1ガーランド自動小銃を装備した歩兵の装備一式です。
完全軍装の場合、これらに加えてロールした毛布やコートをハバーサックに縛着し、脇にガスマスクバッグを携行しますが、機械化の進んだ米軍では必要最小限の装備のみ身につけることが多かったようです。






装備各種はダブルフックワイヤーで吊り下げられています。
ベルトループ式に比べて装備品の装着・取り外しが容易な一方、動いた際に重量のある装備品がぐらついたり、ゆれまくるのが難点です。






こちらはトンプソンM1A1短機関銃を装備した兵士です。






ハバーサックは背負わず、必要最小限の装備のみ身につけています。
左腰にはトンプソンSMG・30連マガジンバッグをたすきがけしています。






トンプソンSMGの腰だめ射撃姿勢です。
ポージングは例によってタミヤ模型の箱絵を真似ています。
腰だめ射撃はサバイバルゲームだとまず当たりませんが、実銃の場合は着弾状況を見ながらコントロールできる為、結構実用的なのだそうです。






腰に下げたマガジンバッグはアメリカ陸軍で使用された物で、良く知られる30連マガジンを3本収納できるタイプのマガジンポーチはもっぱら海兵隊で用いられたそうです。






マガジンバッグには30連マガジンを5本収納出来ます。
マガジンを使わない場合でも、ダンプポーチ代わりに使えたり、なかなか便利なアイテムです。






トンプソンSMG向け装備一式です。
ピストルベルトをメインに、各種装備を連結、サイドアームにコルトM1911A1拳銃を携行しています。






装備一式を裏から見た所です。
M1936ピストルベルトにはハンドガン用マガジンポーチを固定するドットボタンが1箇所設けられています。
ここには他にも、M1カービン用マガジンポーチも取り付けられます。









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この記事へのコメント
サイドアーム?護身用ですか?階級や役職(狙撃兵)によって所持が限られています。空挺隊員であれば!二等兵でも所持が認められていますが
Posted by リトルジュン at 2017年11月24日 01:35
>リトルジュンさん
腰の拳銃はサバイバルゲーム用のサイドアームです。
Posted by らんたろーらんたろー at 2017年11月24日 19:47
M1ガーランドでゲームをする場合は…サイドアームを外すのですか?
兵士(小銃)と下士官(軽機関銃)を再現する上で使い分けているのかと思いました。
Posted by リトルジュン at 2017年11月26日 02:20
>リトルジュンさん
M1小銃でゲームに参加するときは、そのときどきによりけりですが、拳銃は付けない事が多いです。
ブログの画像では考証に寄せて装備を組んでいますが、トンプソンSMG装備で拳銃を吊っているのはタミヤ模型の箱絵を意識してのものです。
個人的な好みですね。
Posted by らんたろーらんたろー at 2017年11月26日 09:35
 
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