2017年06月03日

アメリカ海兵隊 P1942 ダックハンター迷彩ユーティリティ (ATF製・複製品)







アメリカ海兵隊が第二次世界大戦時に使用していた「P1942迷彩ユーティリティコート&トラウザース」です。
本品はアメリカATF社の複製品です。






デザインはP1941HBTユーティリティコートと基本的に同一ですが、両面迷彩のリバーシブル生地となっています。






また、着替えを容易にする為か、ドーナツボタンにかえてドットボタンが使われています。






表面はダックハンター柄の、緑系迷彩です。
P1941HBTと比べての違いとして、ユーティリティコートの腰ポケットは片側のみになっており、簡易ながらボタンとボタンホールが追加されています。






ポケットにはプリーツは設けられておらず、容量は少ないです。






胸ポケットには「USMC」のスタンプが押印されています。






前あわせ部分のボタン位置はちょっと特徴的で、布地の余白部分が多くしてあります。
その為もあって襟元のボタン留めが2箇所設定されているのでしょう。






襟は折襟・開襟どちらにも出来ます。
画像は折襟の状態です。






第1ボタンに当たる位置には2箇所のドットボタンがあり、しっかり閉じる事が出来ます。






両面リバーシブルの為、開襟状態では襟元に裏面の迷彩柄が見えます。






袖は単純な筒袖で、P1941HBTユーティリティのようなボタンやボタンホールは全くありません。






ズボンはシンプルなストレートタイプです。






デザインは基本的にP1941HBTユーティリティと同型ですが、リバーシブルの為か、ポケットが片側のみとなっています。






P1941HBTユーティリティと比べると、黒塗りのドットボタンが特徴的です。
迷彩柄は、この画像が一番自然な色調が写せていると思います。






ドットボタンははじめは硬いですが、付け外しを繰り返すうちに扱いやすくなってきます。
ただ、破損すると修理が難しい点はボタン式に比べて不利ですね。






尻ポケットも片側のみになっています。






表面迷彩柄の着用状況・正面。
戦場への投入は1943年中ごろからで、当初は海兵隊の中でも精鋭とされるレイダーズ大隊と、狙撃兵への限定採用でした。






表面迷彩柄の着用状況・背面。
ただ、陸軍のリバーシブル迷彩生地が大量に余剰したため、海兵隊での拡大採用が進み、結局1944年には全ての海兵隊員が支給対象となりました。






P1942ダックハンター柄の裏面は茶系迷彩です。






裁断は表面側をそのままひっくり返した状態で、縫い目が露出したような形になります。






ドットボタンも裏面で、ボタン位置も前合わせに対してオフセット気味の位置になります。
あくまで、表面柄の緑系迷彩が着用する上での基本設定のようです。






表裏の迷彩の色は、かなりはっきりとした差が見て取れます。






裏側にも胸ポケットがあり、「USMC」のスタンプの押印がされています。
この画像の色調が、一番よく映っていると思われます。






表面同様、腰ポケットも片側のみです。






折襟状態の襟元の様子です。






開襟状態だと、緑系迷彩がチラ見えします。






茶系迷彩のズボンです。






やはり、尻ポケットが片側のみ付いています。






前合わせはそっくりそのままひっくり返した状態なので、開け閉めはしずらいです。
ベルトループはしっかり設けてあるのでベルトもしっかり使えます。






尻ポケットは貼り付け式です。
裏面のポケットの縫い目が透けて見えます。






裏面迷彩の着用状況・正面。
ダックハンター迷彩柄は、フロッグスキン迷彩とも言われ、アンブッシュ時の迷彩効果は相応に高く評価されていますが、一方で移動時には単色よりもかえって目立つという問題点も指摘されています。
当初、狙撃兵向けの限定採用とされたのもその為でしょうか。






裏面迷彩の着用状況・背面。
裏面である茶系迷彩は、秋季迷彩とも、上陸作戦時専用とも言われています。
戦争全般を通してみると、戦争初期の島嶼戦闘では緑系が使われ、戦場が日本本土に近づくにつれて徐々に茶系迷彩が使われる比率が増えていったようです。









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