2017年07月15日

日本陸軍 防暑衣 (実物)







日本陸軍の防暑衣です。
南方戦線向けに製造され、太平洋戦争中期頃から普及しだした装備品です。






九八式軍衣のデザインをベースに、各部に防暑向けの改修がなされています。






襟は開襟での着用を前提とした裁断になっています。






一応、第一ボタンは設けてあり、折襟状態でも着用できます。
ただし夏衣のような襟ホックはありません。






内装は夏衣同様、内張りは一切無く、防暑効果を考え通気性を考慮してあります。






タグを見ると、昭和19年製でサイズは中号とわかります。






軍衣の裏側には、夏衣同様に包帯包を収納する為の物入れがあります。






脇には通気口がある他、防暑衣独自のデザインとして脇下に開口部が設けられています。
通常は画像のようにボタン留めの蓋で閉じられます。






酷暑時には蓋を空け、風通しを良くすることが出来ます。






開口時には蓋をボタン留めしておくことが出来ます。
機能的で面白いデザインだと思います。






防暑衣の着装状況・正面。
防暑衣着用時には、中着に防暑襦袢を用い、襦袢の襟を外に出します。
私はこの着用方法と姿が非常に好みで、サバイバルゲームでも多用する軍装のひとつです。






防暑衣の着装状況・背面。
背中側からみると、通常の夏衣と印象の差は殆どありません。
本来、防暑衣には対になる防暑半袴(半ズボン)を合わせますが、私は使い易さ優先で三式夏袴を使っています。






防暑衣の最大の特徴である脇下開口部です。
中着の防暑襦袢にも開口機能があり、合わせて通気性の向上に役立っています。









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この記事へのコメント
岡本喜八映画でよく見るやつですな。

らんたろうさんは日本軍と人民解放軍が似合いますね
Posted by ガトチュ at 2017年07月16日 17:38
>ガトチュさん
昭和の人間なので、旧軍装備は好く馴染みます。
PLAも東アジアなので相性がよいですが、私にはちょっとズボンの丈が長すぎますね~・・・w
Posted by らんたろー at 2017年07月16日 18:07
 
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