2018年05月26日

アメリカ陸軍 M17A2ガスマスクバッグ (実物放出品)







アメリカ陸軍の「M17A2ガスマスクケース」です。
画像の物は実物中古放出品です。






アメリカ陸軍では、1960年代にM17ガスマスクが採用され、以後はA1、A2と改良されながら使用され続けました。
1990年の湾岸戦争で不具合が発見されて後は、M40ガスマスクへの更新が進められ、2009年からはM50ガスマスクが採用されています。






ガスマスクケース自体の形状はM17以来ほぼ変更は無く、表示されている名称で区別できます。
本品は「M17A2フィールド・バイオロジカル・ケミカルマスク」の表示が確認できます。






メイン・ストラップは基本は腰から太股にかけて下げるために使う物で、幅の広いナイロン製です。






こちらの幅の細いストラップは足に回して固定する為のものです。
アメリカンサイズのためか、私の場合、最短まで調節してもすこし緩いです。






ガスマスクケースの収納部です。
蓋は2箇所のスナップボタンで留める方式です。






内部はガスマスク本体を丁度収納できる容積になっています。






内部には付属品を収納する為のポケットがあります。






蓋のちょうど反対側には、サイドポケットと小さめのポーチがあり、ここにも規定の付属品を収納します。






サイドポケットはドットボタンで留められています。






サイドポケットを開けた状態です。
収納スペースはかなり狭いです。






小ポケットの蓋はドットボタン2個で閉じられています。







各ポケットに収納する物については、知識不足で分りません。
私は、着装する際は適当な詰め物を入れたり、フルフェイス型ゴーグルの収納に利用したりしています。







実際に着用した状態です。
これは基本となるレッグ・キャリーで、この上から装備ベルト&サスペンダーを装着します。







こちらはガスマスクのみ携行する際の装着位置、ショルダー・キャリーです。
教本には図示がありますが、実際の着用例はあまり見られません。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍

2018年05月19日

アメリカ軍 ポンチョ&ポンチョライナー (実物放出品)







アメリカ陸軍の簡易雨具、通称「ポンチョ」です。
画像の物は実物放出品です。
中古品ですが、穴空きや裂け等は無く、十分実用できる状態です。






フード部分は独立して成型してあるのが同時期のドイツやソ連との違いですね。
使いやすさ重視の、アメリカらしいつくりです。






ポンチョの端面には大きい鳩目が設けてあり、複数枚組み合わせる事で個人用天幕(簡易テント)を作る事もできます。






着用するとこんな感じです。
画像の物はベトナム戦争初期~中期に使用されたタイプで、厚手のゴム引き布製です。
ポンチョ両端はドットボタンで留めてあり、防水効果を高めています。






ゴム引き布製は厚手で丈夫な一方、通気性はほぼ無きに等しく、ベトナムの過酷な気候では不評だった為、やがて薄手のナイロン製に更新されていきました。






雨避けフードは大型で、余裕のある造りです。
襟元は紐で絞る事もできます。






野戦での雨天装備状況です。
ポンチョは大きいので全身くまなく覆う事が出来ます。






ポンチョの両端はドットボタンで留めてあるので、ちょうど筒袖のように扱えます。
画像のように銃を肩に下げても、極力隙間が生じないよう配慮されています。






M16A1構えてみました。
このまま射撃姿勢への移行も問題なく行えます。






背面は内側の装備品でこんもりしていますが、この姿がいかにもベトナム戦争らしいです。






こちらはポンチョライナーです。
画像の物は実物放出品です。






ベトナム戦争当時のものは、リーフ迷彩柄で作られていました。
素材はナイロンで、中にポリウレタン綿がつめてあり、キルティング加工してあります。






ポンチョライナーは薄くて軽い毛布のような物で、ポンチョと組み合わせる事で簡易寝袋を作る為の装備品です。






画像のように、ポンチョの上にポンチョライナーを重ねます。






ポンチョライナーについている紐をポンチョの鳩目に結び付けていきます。






全体を二つ折りにして紐で固定したら袋状になるので、これで簡易寝袋の完成です。






画像のような感じで外でも快適に(?)眠る事が出来ます。
できれば、ベトナム戦争当時支給されていた、エアマットレスを敷くのが望ましいですね。






こちらはポンチョキャリアです。
通常、ポンチョライナーをポンチョで包んでロール状に折り畳み、このストラップで纏めます。






キャリアを組んだ状態です。
左側の二つのストラップを、装備サスペンダーに通して背中に背負います。






裏にはポンチョキャリア単体でも持ち運べるよう、持ち手が設けられています。






ポンチョライナーを装備した、1965年頃のアメリカ陸軍第25歩兵師団の下士官です。






ポンチョライナーは背中に位置しています。






薄いとはいえポンチョとポンチョライナーを重ねると結構かさばります。






ポンチョキャリアのストラップは、H型サスペンダーの正面金具に通し、折り返して背負います。
アメリカ軍には就寝用のシュラフ(寝袋)が装備品として存在しますが、ベトナムでは気候柄、ポンチョとライナーの組み合わせで済ませる事が多かったようです。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍

2018年05月12日

アメリカ陸軍 M1951 エントレンチングツール (実物放出品)








アメリカ陸軍および海兵隊が、ベトナム戦争で使用していた「M1951エントレンチングツール」です。
画像の物は実物中古放出品です。








この携帯ショベルは、第二次世界大戦中に採用されたM1943エントレンチングツールの後継で、基本形状はあまり変化ありませんが、ツルハシ機能が追加されています。







ショベルと柄は折り畳み式で、画像のパーツを所定の角度で締め込み固定することで、ショベルとしても、クワとしても、ツルハシとしても使える万能型です。






柄は木製で、先端には紐を通せる穴があけてあります。







ショベル先端は丸みを帯びた形状です。






ブレードには刻印があり、1965年製とわかります。







ショベルを折り畳んだ状態です。
携行時にはこの状態でケースに収納します。








折り畳んだショベル先端部です。






エントレンチングツール・ケースはショベルの形状変化に伴い、各種の改修が加えられています。






内部は革で補強されています。







収納は結構タイトで、力いっぱい突っ込まないと蓋のドットボタンが留められません。







旧型のM1942と比べると、ツルハシ追加分の収納容積追加に加え、装着方法をスライドキーパー式に変更した他、(恐らくはドイツ軍装備にならって)銃剣取り付け具が追加されています。







M7バヨネット&M8スカバードを装備した状態です。
規定ではこの状態でピストルベルトに装着し、腰に装備する事になっていましたが、ショベルの重量が腰への負担となり、実際に装備してみると、かなり辛い物があります。







塹壕堀り風に撮ってみました。
装備は1965年ベトナム派兵当時のOG107ユーティリティと白色Tシャツの組み合わせです。
後の三つ折タイプ・ショベルと比べると柄が長く重量がある分、こちらのほうが実用性は高いです。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(2)装備:アメリカ軍

2018年05月05日

アメリカ陸軍 M1956 コンパス/ファーストエイドポーチ (実物放出品)







アメリカ陸軍のM1956装備のひとつ、「コンパス/ファーストエイドポーチ」です。
画像の物は実物中古放出品です。






この装備は従来のファーストエイドポーチにかわって採用された物で、包帯もしくは軍用コンパスを収納する為に使われます。






画像はパッキングされた軍用包帯を収納した状態です。






包帯とコンパス、どちらも収納できるデザインです。






コンパスポーチをH型サスペンダーに装着した状態です。
通常、コンパスを収納した際にはサスペンダーに、包帯を収納した際にはピストルベルトに装着する事と規定されていたそうです。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍