2017年05月20日

アメリカ陸軍 M1タイプ・プラ製ヘルメット (エスアンドグラフ・複製品)







アメリカ軍・M1ヘルメットのゲーム用プラ製レプリカ品です。
本品はエス&グラフで購入した物です。






本製品の特徴は、実物のような二重構造ではなく、内装部分がリング状のパーツになっている点です。
このパーツは全体を引っ張ると取り外せます。
ヘルメットカバーを使用する際は、カバーを被せたあとにこの内装を押し込んで固定します。
二重構造の再現性という点でのリアルさには欠けますが、実用性は高いです。






全体像だとこんな感じになります。
第二次世界大戦モデルにするため、ダミーのライナー用チンストラップが紐で留められています。






M1プラ・ヘルメットを真上から見たところです。
外形は良く再現されていると思います。
色はプラそのものの色で、塗装はされていません。
そのため、よくみるとヒケや金型の跡が見えますが、全体が梨地処理されている為、離れてみれば案外目立ちません。






本来の商品に付属していたチンストラップはM1956装備の頃のOD色で金具で噛ませて固定するタイプでしたが、第二次世界大戦当時のモデルを再現するため、サムズミリタリ屋で購入した大戦型カーキ色タイプに付け替えています。






ヘルメットへの装着も、大戦当時のように縫い付け式です。
といっても実物のような機械織りではなく、自分で手縫いしました。






擬装網が付属していたので被せてみました。
素の状態と比べるとだいぶ印象がよくなります。
擬装網は米軍特有の目の細かい物を再現してあります。
この擬装網は、草木を差し込む為よりも、光りの反射を抑えてヘルメットを目立たなくする為の物のように思えます。






M1ヘルメットと擬装網の組み合わせは、第二次世界大戦中、ヨーロッパ戦線でよく見られます。
逆に太平洋戦線ではあまり見かけません。






M1プラ・ヘルメット着用状況です。
プラの質感そのままですが、梨地仕上げなので案外雰囲気は出ています。






擬装網やヘルメットカバーを使わない場合、チンストラップの固定金具がちょっと目立ちますね。






私はアメリカ陸軍装備の際には、チンストラップは後ろに回して留めています。
ヘルメット自体が軽いため、この状態でも帽子のように扱えます。






このような状態にするには、チンストラップを最大まで伸ばしてやる必要があります。
この着こなしも、アメリカ兵らしさのひとつですね。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍

2017年05月13日

アメリカ海兵隊 WW2装備 (太平洋戦線)







第二次世界大戦当時のアメリカ海兵隊装備です。
立射姿勢で構えているのはトンプソンM1928短機関銃で、ドラムマガジンを装備しています。






アメリカ海兵隊は陸軍に先駆けてサブマシンガンを導入した経緯があり、第二次世界大戦でもトンプソンSMGの他にもレイジングSMG等の各種サブマシンガンを活用しています。






画像は1942年ガダルカナル島での戦いにおける海兵隊員の装備例です。
対日開戦当初は海兵隊のトレードマークである迷彩ヘルメット・カバーはまだ使用されていません。
(迷彩ヘルメット・カバーは、1943年後半から一般化したようです)






装備は上陸戦闘が一段落したあとの残敵掃討戦に向けて、通常の小銃兵が独自ルートで借りてきたサブマシンガンで臨時に武装した状態を想定している為、腰にはカートリッジベルトのみ、トンプソンSMG用ドラムマガジンをたすきがけにしただけの軽装備です。






このトンプソンM1928短機関銃はフォアグリップが握りやすいピストルグリップタイプですが、実際に軍に制式採用された物の大半はトンプソンM1A1のようなストレートタイプのフォアストック仕様でした。






私はごく個人的な好みと取り回しのし易さ、そして映画「ウインドトーカーズ」冒頭の活躍ぶりから、あえてピストルグリップタイプを入手しました。
ピストルグリップとドラムマガジン仕様のトンプソン・サブマシンガンは、どちらかというとイギリス陸軍での運用例の方が思い出されますね。






こちらは一般的な海兵隊小銃兵の装備例です。
ダックハンター迷彩ヘルメット・カバーが支給され、銃もスプリングフィールドM1903からM1ガーランド自動小銃へと更新完了した1943年後半のタラワ・ペリリュー攻略戦の頃の装備になります。






カートリッジベルトは海兵隊独自装備のストレートサスペンダーで吊っています。
腰にはM1905E1バヨネットをM7シースに収めています。






M1ガーランド・膝射姿勢です。
海兵隊では一般的にレギンスの上からズボンを履いて、レギンスの中に水が溜まらないようにしていました。






迷彩ヘルメット・カバーはリバーシブルで、画像では緑系迷彩柄を表にしています。






M1ガーランド用装備一式です。
上陸作戦時はともかく、上陸後の陸上戦闘では背嚢は背負わず、身体に負担にならないよう、なるべく軽装で済ます事が多かったようです。






裏から見るとより分りやすいですが、第二次世界大戦当時のアメリカ軍では装備の取り付けはダブルフックワイヤーで「引っ掛けて吊る」方式が多用されていました。






トンプソンM1A1短機関銃を装備した海兵隊員です。
腰にはKA-BAR(ケー・バー)ナイフと、護身用にコルトM1911A1をホルスターに収納して装備しています。






M1936ピストルベルトにはトンプソン30連マガジンを3本収納する専用ポーチ、ジャングルファーストエイドポーチ、キャンティーンを装備しています。






敵兵を発見し、掃射している様子です。
中身入りのホルスターやキャンティーン、ナイフ等重量物も多いですが、ストレートサスペンダーのおかげでバランスよく装備できています。






もっとも、このストレートサスペンダーは板紐の両端に金具が付いただけの単純な構造なので、1日中ゲームをしていると、段々と肩に食い込んできて結構辛いです…w






トンプソンM1A1用装備一式です。
ダブルフックワイヤーは取り付けられる位置が限定されてしまうので、装備品が多いとどこに何を装着するかをよく考えながら組み立てなければならず、悩ましいところです。






裏から見てみると、マガジンポーチがだいぶ面積を取っているのがわかります。
この装備の中では、マガジンポーチとナイフ・シースは単にループにベルトを通す方式なので、多少取り付け位置の融通がつけ易いです。






M3A1短機関銃、通称「グリースガン」を装備した海兵隊員です。
装備は1945年中頃の沖縄戦線を想定しています。






迷彩ヘルメット・カバーは茶系迷彩柄を表にしています。
また、本来ヘルメットの内側に折りこむタブ部分のうち、後ろ側だけ外に出して、日除けとして利用しています。
当時の戦場写真でも良く見られるアレンジです。






M3グリースガンは専用のマガジンポーチが第二次世界大戦中には支給されなかったらしく、画像ではトンプソン・サブマシンガン用マガジンポーチを流用しています。
トンプソン・サブマシンガンとM3グリースガンは同じ45口径11.4㎜拳銃弾を使用しますが、マガジンの長さが違う為グリースガンのマガジンを挿入するとポーチの蓋が閉まらなくなります。






ピストルベルトにはキャンティーンを2個取り付けてあります。
水筒を複数装備するのは南太平洋戦線では陸軍・海兵隊を問わず、良く見られる運用です。






M3A1グリースガンは、M3短機関銃の不具合を改修した改良版で、1944年12月頃に採用・支給が始まりました。
戦争末期の装備品ですが、1945年中頃の沖縄戦には充分間に合ったはずです。






M3グリースガンはプレスフレームと伸縮式ストック等、トンプソン・サブマシンガンと比べてより新しく、機能的に作られています。
画像のM3A1グリースガンはS&T製の電動ガンですが、現在発売されているグリースガンのトイガンの中では形状や質感等、再現性は高いほうだと思います。






グリースガンのマガジンは、ごらんの通りポーチからはみ出た状態になります。
キャンティーンの内、1個は陸軍の物ですが、海兵隊では戦時の大増員に対応する為、不足する装備品を陸軍から調達していた為、陸軍の装備と海兵隊独自の装備が混在する状態が普通になっていました。






マガジンポーチやホルスター、ナイフを装備した上にキャンティーンを2個装備すると、いよいよピストルベルトのスペースの余裕がなくなってしまいました。(本物のアメリカ兵ならばウエストの余裕もあるのでしょうけど…)




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍

2017年05月06日

アメリカ海兵隊 P1941 HBTユーティリティ (複製品)







アメリカ海兵隊のP1941HBTユーティリティです。
本品は中田商店で販売されている、セスラー社の複製品です。






HBTユーティリティは本来は作業服として支給された被服ですが、本来軍服として着用されていた「チノ・シャツ」の明るいカーキ色やタイトな裁断が、南太平洋の島嶼地域向きでは無かったため、第二次世界大戦全期間を通してHBTユーティリティが戦闘服として使用されました。






HBTユーティリティはまずP1941、のちに戦訓を取り入れて改良されたP1944が採用されましたが、P1944の着用は1945年の沖縄戦末期に見られる程度で、もっぱら戦後、朝鮮戦争において本格的に使用されました。






襟は第一ボタンで留める事が出来ますが、戦地ではもっぱら開襟で着用されていました。






本品はP1941の中でも後期生産型を再現した物です。
初期の物との主な違いは、ドーナツボタンが赤銅色だったものを黒塗装とし、胸ポケットも初期の物よりエッジが角ばっています。






袖口はドーナツボタンで留めます。






ボタンホール2つに対し、ボタンが4つも付いていますが、実物では2つです。
セスラー、ボタンが多すぎますねw






余分なボタンを外すのは簡単ですが、穴が残ってしまうので、私は着用時には袖まくりをして誤魔化しています。






こちらは対になるズボンです。
生地はHBT(ヘリンボンツイル)、日本語で杉綾織ですが、陸軍とは織目が違うのが特徴です。
色も明るめのセージグリーンとなっています。






ズボンには側面に手を突っ込めるポケットが2つあります。






更にズボンベルトループの近くに懐中時計を入れるための小ポケットがあります。
このあたりの造りが時代を感じさせますね。






背面には貼り付けタイプの尻ポケットが2つあります。
側面のポケットもそうですが、陸軍の作業服のようなプリーツは一切無く、容量は非常に少なくあまり実用的ではありません。






海兵隊独特のズボンベルトを通したところです。
セージグリーンにライトカーキのベルトと真鍮バックルの色味が映えて良い感じです。






前合わせはボタン式です。
ボタンはジャケットと同様、陸軍とは異なる海兵隊独自のドーナツボタンが使われています。






ズボンには内張りなどなく、いかにも作業服らしい造りです。






ズボンの裾は単純な筒袖で、絞り紐等は一切ありません。






海兵隊の官給品Tシャツの複製品です。
第二次世界大戦当時のアメリカ海兵隊のインナーシャツは、独特の青みがかった色調が特徴なので、アメリカ製の精巧複製品を入手しました。(Tシャツ1着に4,000円も使ったのは初めてだわ…w)






着装状況・正面。
ユーティリティ(作業服)なので、全体にゆったりしたデザインで、軍服らしくないところが米軍らしいですね。
帽子はP1941カバーを着用しています。
帽子自体は陸軍のM1941ユーティリティキャップと全く同じ物です。






着装状況・背面。
服の裁断のシンプルさ、着心地のゆったりした感じがよくわかります。
大戦初期の南方装備であるチノシャツ・チノパンツがP1941HBTユーティリティへと取って代わられたのは、服の色もさることながら、着用時の動きやすさが大きな理由だと思います。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(2)装備:アメリカ軍