2017年03月25日

独軍水筒選び・その2 ~ ドイツ国防軍 M31水筒 (中国製・複製品)







前回紹介したフェルトフラッシェ(水筒)が耐久性に不安があった為、今回はヤフオク!や各種ミリタリーショップで出回っている、中国製の複製品を入手しました。






水筒本体やストラップは実物を良く再現してあり、複製品として申し分ないと思います。

ただ問題はフェルトカバーで、画像のように色がねずみ色をしており、一般的なイメージの茶色とは似ても似つかない印象です。






外観は、M31水筒の中でも初期型を再現してあり、キャップは本体と同じアルミ製、ストラップは黒革製で、付属のカップは黒塗装です。






カップは素材・形状ともに良好で、よい複製具合だと思います。






カップの塗装は外面のみで、飲料水を注ぐ内側には塗装されていないため、実用面でも安心できます。

また、左右でサイズの違うワイヤーハンドルもよく再現されています。






ストラップはキャップ留めやベルトフックへの分岐の部分等、以前紹介した実物中古品と比べても申し分なく、新品の複製品なので実用上も安心できます。






雑嚢のDリング等に引っ掛ける為のベルトフックはグレー塗装された金属製で、形状も実物同様です。






水筒底面にはストラップを留めるピンが見えます。






雑嚢に取り付けるときはこのストラップを雑嚢側のベルトループに通して、底のピンに留めて固定します。






水筒キャップはアルミ製の初期型を良く再現してあります。






あえて苦言を呈するならば、実用する際には内側に防水キャップが無い為、水漏れの不安があります。(というか、強く振れば確実に水が染み出てくるはず)

実物ではゴムの内張りがしてあるはずなので、できればそこまで再現して欲しかったところです。






水筒本体はアルミ製です。

楕円形の特徴的な外見もよく再現されています。






裏面は平らになっており、装備した際の座りがよくなるよう工夫されています。






新品の複製品なので、実際に水を入れて使用することも可能です。






フェルトカバーは側面のボタンで容易に脱着できます。






全体に戦時品を良く再現してありますが、唯一にして決定的な欠点として、やはりフェルトカバーの色がイメージと違いすぎるという点があり、結局3度目の水筒探しをする事にしました。






フェルトカバーの装着ボタンには刻印も再現されており、非常に良い出来だと思います。

それだけに、カバーの色味の違いが残念でなりません。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ナチスドイツ軍

2017年03月18日

独軍水筒選び・その1 ~ ドイツ国防軍 M31水筒 (実物 or 戦後品)







第二次世界大戦当時のドイツ国防軍の「M31フェルトフラッシェ」(1931年型水筒)です。






大戦当時の実物という事で入手しましたが、実際のところ知識不足でよくわかりません。

戦後生産された同型品の可能性も充分にありえます。






全体的に状態はあまりよくありません。

アルミ製の水筒本体はいいとして、フェルトカバーと革ストラップに傷みが見られます。






水筒のキャップは樹脂製です。

ストラップから分岐したベルト部分が、紛失防止用にくっついています。






水筒のキャップ形状は何種類かあり、このタイプも大戦中のモデルにありました。

外見から当時品かどうか判断が付かないのもそのためです。






水筒カップは大戦中期、1942年頃から見られるオリーブグリーン塗装された物のようです。

当初は艶のある黒色で塗られていましたが、迷彩効果を考慮して塗色が変更されたそうです。

本品には本来付いているワイヤーハンドルが欠落しています。(その分、安く入手できたわけです)






フェルトカバーと革ストラップとの縫製部分が、ややもすると剥離してしまいそうな状態で、研究用のコレクションとしては良いのですが、実用品としては使えませんね。






ベルトフックには刻印がしてあります。

素材はグレー塗装された鉄製かと思われます。






革ストラップの保存状態が悪い為、サバイバルゲームに投入した場合、ゲーム中に脱落・紛失する恐れが多分にありそうなので、改めて実用性重視で水筒を探す事にしました。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ナチスドイツ軍

2017年03月11日

実射性能は抜群 ~ モーゼルkar98k (タナカ・エアコッキング)







大戦ドイツ軍の主力小銃、モーゼルKar98kのタナカ製エアコッキングガンです。

タナカからは以前からガスガンでリリースされていたモーゼルですが、その性能はお世辞にもサバイバルゲームで活用できる物とは言えませんでした。






今回、購入した本製品は、サバイバルゲームでの使用を考慮し、実射性能を追及したとの触れ込みで発売された物で、ならばと思い購入しました。






取扱説明書はわかりやすい解説で、さすが日本製と納得の内容です。






初速は80台後半で安定しています。

実射性能も、弾道が真っ直ぐで良く飛びます。

東京マルイのVSR-10と比較できるレベルの性能はありそうです。






全長は日本の九九式小銃と同じ位です。

大戦当時の銃としては、これでも短めで取り回しやすいほうです。






モーゼルKar98kのトイガンは複数のメーカー(特に中華コピー品)が手ごろな価格で流通しているので見慣れた形ですが、ストックの質感や金属パーツの仕上げはさすがにモデルガンのタナカ、といった存在感があります。






レシーバーとストック周辺です。

ボルトアクションならではの細身のスタイルが魅力です。






ちょっと暗くて見えづらいですが、ボルト部分は完全な円筒で黒メッキされているようです。

エキストラクターにあたるパーツは省略されています。

あくまで、実射性能重視のためのデフォルメですね。






リアサイトはタンジェントサイト式です。






レバーを押して射程距離を調整する、単純でわかりやすい作りです。






タンジェントサイトの下にはHOP調整レバーがあり、これをスライドさせてHOP調整します。

クリック感があるので操作しやすいです。






タンジェントサイトの左側面にはスコープ装着用レールが基本装備されています。






サイトを最大に上げるとこのくらいになります。






レシーバーを真上から見ると、ボルトの円筒形っぷりがわかるかと。






ボルト後端からリアサイト辺りのメカニカルな所が格好良いです。

同時代の軍用ボルトアクションライフルに、おおむね共通のデザインともいえます。






ボルト後端には安全装置があります。

左側に傾いたレバーがそれです。






このレバーを右側に傾けるとセーフティがかかります。






ボルト操作の要領です。

まずは普通の状態。






ボルトを水平に起こします。

実銃だと、この次点で撃針がコックされます。






ボルトを一杯に引ききります。

この段階でピストンがコッキングされました。

あとは元の状態にボルトを戻せば、射撃可能です。






ボルト付近を斜めから見たところです。






ボルトを起こしたところですが、元々ボルトが曲がっているため、日本軍やソ連軍の小銃のようにボルトが真上に来る事はありません。






画像でボルトを引ききった状態になります。

実際に撃ってみると、ボルトストロークは短めで速射性に優れています。






トリガー周りです。

トリガー前方のパーツはマガジンリリースボタンです。






リリースボタンを前方に押すと、マガジンが抜け出てきます。

装填はVSR系のようなマガジン方式です。






マガジン自体はオール樹脂製で、装弾数は24発です。






KTWのような銃本体の装弾スローブに弾をこめる方式と比べると再装填のし易さがまるで違い、よりサバイバルゲーム向きの良い設計だと思います。






底部のみ亜鉛製の機関部下部を模したパーツが付いています。

それもあって、大きさ的にドイツ軍弾薬ポーチに収納できないのがちょっと残念です。






マガジン挿入口です。

縦長の開口部は弾薬の全長より長く、マガジンが弾薬ポーチに入らないのも仕方のないところ。






フロント側のスリングスイベルは上下ストック装着リングと一体成型です。






ストックは木製で、なかなか良い色合い・質感だと思います。

M1ガーランドと比べ細身に感じられ、銃自体の重量も重すぎず、使いやすいです。(比較までに使用した感じだと、KTWの三八式のほうが更に細身で軽いです)






バットストックはカップタイプで肩付け時のフィット感もなかなかです。






ストック側面には実銃どおりに打刻がしてあります。






ストックにはナチス時代の鷲章が刻印してあります。

トイガンといえど、ハーケンクロイツが使えるのは日本だからでしょうね。






バレル付近です。

フロントサイトガードと着剣装置の形状が独特です。






大戦時の小銃はバレルが細身でシンプルなのが魅力です。

フロントサイトのガードは別パーツです。

実銃だと破損して脱落している固体も多いようです。






着剣レールは独特で、着剣時には銃剣のグリップ内にクリーニングロッドが内蔵される形になります。

なお、デニックスの複製品銃剣は着けられませんでした。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)トイガン:エアコッキング

2017年03月04日

中国人民解放軍 65式/87式水筒 (実物放出品)







中国人民解放軍の「65式/87式水筒」です。

中国では水筒を「水壺」と呼称するため、中文サイトでは「65軍用水壺」等と紹介されています。

65式と87式は外見上の差異はほぼ無いに等しいのですが、どうやら製造時期で区別しているようです。






で、こちらが65式水筒です。

構造は水筒本体をハーネスでたすきがけにする、旧日本軍に良く似た形状です。






水筒本体はODに近い色で、ハーネスはカーキ系です。






金具は他の解放軍装備にもよく見られる、緑色塗装されています。






水筒の底部は平らに成型してあります。






水筒の蓋は紐でハーネスに連結してあります。






蓋の紛失防止のためでしょうが、そのため水筒とハーネスを分離させるような使い方は基本的にしない物と思われます。






水筒は恐らくアルミ製で、かなり肉厚な印象です。






蓋の内側には分厚いゴムがカシメで留めてあり、気密性は高そうです。






なお、65式水筒以前の装備である「55式水筒」は、より旧日本軍の昭五式水筒に類似した形状でした。(画像はネットで拾った物です)






恐らくこちらが87式水筒になります。

形状は全くといっていいほど同じですが、ハーネスの色が濃緑色に変更されています。






また、濃緑色水筒のほとんどのハーネスは、先端の金具が省略されています。

これも制式名変更にかかわる仕様変更のひとつかもしれません。






65式水筒同様、身体に触れる部分は若干たいらに成型してあります。






こちらは一時期中田商店で流通していた、水筒カバー付きの物。






水筒カバーにベルトループが付いていながらハーネスも取り付けてあるという謎仕様で、実際に解放軍で運用されていたものかは怪しいところです。






水筒カバーは米軍式の、ドットボタンで開閉する仕様です。






ボタンには星型のモールドが彫られていますが、これはベトナム人民軍装備に見られる特徴です。






防水仕様の生地も、ベトナム人民軍ファーストエイドポーチによく似ています。






なので、多分ベトナム向け輸出品の水筒カバーの在庫余剰品を、既存の87式水筒と適当に組み合わせて日本向けに輸出したんじゃなかろうかと邪推しております。






旧日本軍の昭五式水筒と比較してみました。

やはり、基本構造は良く似ていますね。







ただ、65式水筒のほうが水筒自体の厚みがあり、腰に下げた際の座りはあまりよくありません。

米軍の水筒に近いボリュームがありますから、どちらかというと水筒カバーでの運用に向いていると思います。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(2)装備:中国軍