2016年06月25日

ブレードは安心の真鍮製 ~ ドイツ国防軍 S84/98銃剣 (ウインドラス製・複製品)







以前紹介した実物銃剣は資料用として、実用性重視で入手したのが、今回紹介するS84/98銃剣レプリカです。






現在市場に流通しているモーゼル用銃剣は、ハードラバー製の物や、ペーパーナイフとして作られた金属性の物がありますが、これらは銃剣本体のみで鞘は別途調達する必要があります。






また実物放出品や海外製の精巧複製品もありますが、どちらも鉄製のため刀身が切断してある上なかなか良い値段がします。






そこで私は、現在入手し易くダミー刀身付きで鞘も付いてくるインド・ウインドラス社製の真鍮製複製品を購入しました。






グリップはベークライト樹脂製が良く知られていますが、ウインドラス製は木柄になっています。

実物で木柄の物は、主に大戦初期と末期に見られるタイプです。






刀身は真鍮製の合法品です。

他のウインドラス製品と比べると、かなり綺麗な仕上がりです。






着剣装置も可動式ですが、寸法の関係で装着できるかどうかは物によります。

私はタナカ製エアコッキングガンに装着しようとしましたが出来ませんでした。(クリーニングロッドにがっつり傷が付いてしまった…orz)






この製品には剣差しが付属していますが、出来はよくありません。

実物にあるような金具による補強はなく、剣止めの突起を通す穴は切り込みがいれてあります。






一応、基本形状は再現してありますが、素材感や縫製の安っぽさは否めませんね。






このように、銃剣を差し込むと銃剣留め穴付近の切れ込みが開いて目だってしまいます。

形状自体は一応再現されているので、拘らなければ付属品でも用は足りますが、私は納得できない為、剣差しを別途探す事にしました。






最初に購入した複製品がこれです。

各部の補強金具が黒色で多少印象を異にする所はありますが、付属品と比べるとクオリティが段違いに良いです。






黒革に白糸の組み合わせはドイツ軍装備らしくて好印象です。






銃剣のグリップを固定するストラップも肉厚で安心感があります。






銃剣留めを通す穴は結構きつめで銃剣を通すのに苦労しました。

画像に取っていませんが、実際に装着してみると、この銃剣留め穴の位置が合わず、銃剣が鞘に納まりきらないため、新たに別の複製品を探す事にしました。






次に購入したのがこの個体で、ヤフオク!に出品されていた物です。

精巧複製品との事で落札してみました。






素材は黒革製で、白糸かがり、金具もアルミ製で複製品としては好印象です。






色は全体に完全な艶消し黒で他の複製品とはだいぶ印象が異なります。






剣差しはグリップを固定するストラップの付いた、騎兵用及び大戦中期以降の歩兵用を再現してあります。






側面から見た所です。

ベルトループの幅は結構タイトです。






装備ベルトを通すループ部分の裏側には、刻印がしてあります。






銃剣を通す部分は、実物や他の複製品より狭いです。






結局、この複製剣差しを使うことに決めました。

銃剣を装着してみるとなかなかに良く馴染みます。






剣差し自体が細めのつくりなので、銃剣の細さとあいまってスマートに見えます。






正面から見ると、剣差しの構造がタイトなのが分ると思います。

実物よりタイトですが、とりあえず私は納得しています。






最初に購入した複製品と違い、しっかり鞘の位置も決まり一安心です。






実物銃剣と並べてみました。






並べてみると、外観の再現率の高さが良く分ります。






グリップはどちらも木柄タイプですが、形状もよく似せてあります。

質感はさすがにスチールと真鍮の差が如実に表れています。






ネジの形状や位置等、さすがにそっくりとはいきませんが、これだけ似ていれば充分納得できます。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ナチスドイツ軍

2016年06月18日

ドイツ国防軍 S84/98銃剣 (実物切断品)







ドイツ国防軍が第二次世界大戦で使用した、モーゼルKar98k小銃用の「S84/98銃剣」です。

画像の物は当時の軍用実物中古品になります。






状態は鞘にサビが浮いていたり、革部分が劣化していたり、実用には難がありますが、剣差しもついて比較的安かったため、資料目的で入手しました。






銃剣本体は刀身が切断処理された合法品です。






切断された刀身の残り部分が少なく、鞘から脱落するので扱いには注意が必要です。(入手時には、ガムテープのようなものを巻いたうえで鞘に差し込んでありました)






剣差しは黒革製で、歩兵用もしくは初期型とされる、銃剣の柄を留めるストラップの無いモデルです。






実物のサイズ感や金具の構造を知る事が出来、のちに複製品を入手するに当たって再現性の確認におおいに役立ちました。






銃剣本体です。

鞘にサビが浮いており上体は中古並みといったところ。

モーゼル銃剣の柄はベークライト樹脂製が有名ですが、このモデルは木柄タイプです。






各部の風合いが時代を感じさせます。






ドイツ軍の銃剣はつばの部分が殆どなく、独特の着剣方式なので、他国の物と比べてスマートな印象を受けます。






モーゼルKar98k小銃は、同時代の各国軍の小銃と比べると騎銃(カービン)に相当するサイズ感で、銃剣も世界に先駆けてブレードが短くなっていました。






グリップは木柄ですが、本物のもつ質感が素敵です。






グリップは細く、エッジは丸みを帯びており、加工の丁寧さが実感できます。






金属部分はさすがに中古並品だけにサビが目立ちます。






着剣時、銃に接触する部分が平らに整形されているのが銃剣らしいところです。

大抵の銃剣ではつばにリングを設け、そこに銃口を差し込む固定方法を取っていますが、モーゼル銃剣では銃剣の中に銃側の凸溝と、クリーニングロッドをそっくり挿入する、独特な構造をしています。






モデルガンへの着剣は試していませんが、特徴的で面白い機構だと思います。






銃剣鞘には出っ張りがあり、これを剣差しの穴に引っ掛けて携行します。

わりと力技で挿入することになりますが、付属の銃剣差しには綺麗に装着できました。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(2)装備:ナチスドイツ軍

2016年06月11日

ドイツ国防軍 プルオーバーシャツ (複製品)







ドイツ国防軍の軍服用下着です。

構造はプルオーバー式で、実物はウールニット製やコットン製など素材も様々、官給品から私物まで種類も様々ありますが、今回紹介するのはコットン製複製品です。






このプルオーバーシャツ、ドイツ語だと「ヘムト」と呼ばれています。

この製品はバリエーションで「フィールドグレー」「マウスグレー」「カーキ」があったのですが、在庫の問題でマウスグレーの物を購入しました。






プルオーバータイプなので前合わせは半分までしか開きません。






肩には肩章留めループがあります。

実際に肩章を留めるには、別途ボタンを縫い付ける必要があります。






袖は筒袖で、ボタンで留めますが、ボタンホールは1箇所のみなのでサイズ調整は出来ません。






裾は切り欠きがしてあります。

この時代の下着に共通の特徴のひとつです。






ポケットは戦闘服のようにプリーツの付いたポケットが付いています。

デザイン自体はヘムトその物ですが、生地が薄い為か、一度洗濯すると全体が皺だらけになってしまいました。

また、縫製が少々廉価過ぎるのが不満を感じる点です。

なので、涼しい季節に私服として着ていましたが、結局軍装コスプレには使いませんでした。






次に購入したのがフィールドグレーのヘムトで、マウスグレー版と比べ値段もちょっと高めのアップグレード版です。






服の生地も厚みがあり、各部の作りも良い感じで、軍装コスプレ用に採用しました。






色は、フィールドグレーというよりはリードグリーンに近い感じもしますが、軍服と合わせても特に違和感はないようです。






マウスグレーの廉価版と同様、肩には肩章取り付け用ループがあります。






プルオーバータイプなので、前合わせはこの位大きく開きます。







袖はシンプルな筒袖で、ボタン1個、ループも1個です。






ヘムトの裾は切り欠きがしてあります。

第二次世界大戦当時はパンツは履かずに、このヘムトの裾で股を包み込むようにして、そのままズボンを履いていたと聞いたことがあります。(当時の一般的な着こなしだったとか)






実際に着用してみた状態です。

ズボンはサスペンダーで吊る方式で、現代のように腰で履くのではなく、ズボンで腹を包むような感じの着こなしになります。






後ろから見たところです。

ズボンとサスペンダーの位置はボタンで調整します。

この、いかにも時代がかったデザインは大戦初期のドイツ軍ならではの面白さですね。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ナチスドイツ軍

2016年06月04日

ドイツ国防軍 ワルサーP38ホルスター (複製品)







第二次世界大戦当時に使用されていた、ドイツ国防軍のワルサーP38拳銃用ホルスター「ピストーレンタッシェ」です。

画像の物は海外製の複製品です。






裏面には実物に準じた刻印があります。

ベルトループの傾きと、収納した拳銃の座りがイマイチ納得出来なかったので、他のホルスターを探してみました。






次に購入したのが中田商店で販売されている物です。

実は過去に1度購入して手放した事があり、今回で2度目の購入となります。






裏面には刻印はありません。

ベルトループが実物同様に傾けて縫い付けてあります。






ベルトを通すとホルスター自体が斜め気味になり、拳銃が取り出し易い角度になっています。






ホルスターに拳銃を収納した状態です。

蓋を開けると、内部に縫い付けてあった革ストラップが連動して拳銃がせり出す仕掛けになっています。







ちょっとわかりずらいですが、蓋を開けるに従い、拳銃が少しだけせり上がってきます。






ホルスターの側面には拳銃の予備弾倉を収納するスペースがあります。

ただ、中田商店製・海外製ともに空間が狭すぎて、トイガンのマガジンは収納できませんでした。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ナチスドイツ軍