2015年09月26日

中国人民解放軍 65式防毒面 (実物放出品)


中国人民解放軍のガスマスク、65式防毒面です。





実戦映像では、中越戦争、中越国境紛争にて装備している姿が確認できます。





白いゴム製の面体の左側に縦長のキャニスターが内蔵された、独特なデザインです。





キャニスターの通気口には星をあしらったデザインがされているのがいかにも中国的で興味深いです。





逆に、右側には一切の突起物がなくシンプルそのもの。
右利きの射手にとっては射撃がしやすい作りですね。





内側を撮ってみました。
ソ連を代表とする共産圏の同時期のガスマスクとほぼ同様の視界風景、そして同様のゴム臭がします…w





レンズにも曇りはなく、保存状態も良好のようです。





若干、ゴムバンドがへたり気味ではあります。





なお、付属品がひとつありました。
なんだろう、コレ?





対して、こちらは収納用の防毒面袋です。





蓋の開閉は、硬めの丸い布製部分の孔に、鼓状の樹脂製ボタンを差し込む独特の方法で固定します。
(最近製造された物は改良されていて、ナイロン製の本体にベルクロ留めの物が大半です)







内部はごく普通の袋で、底部に先ほど紹介した円形缶を詰めるポケットがあります。





防毒面を収納した状態の防毒面袋です。





裏側にはベルトループがあり、装備ベルトに通せますが、かなり薄手の素材で到底、酷使に耐える作りとは言えません。





先刻のボタンの開閉の様子です。
他国には見られない独特の作りがわかると思います。





65式防毒面はガスマスクとしてはコンパクトな方ですが、更にコンパクトなバッグに詰める為、中はかなりぎゅうぎゅうな状態です。











実際に着装するとこんな感じです。
左頬のキャニスター部分がかなりの存在感ですが、全体的にはコンパクトで装着時の負担も少なそうです。
頬付け射撃時に邪魔になる物がないのは良い構造だと思います。(右利き限定ですけど)





実物は入手できなかったので、中国歴代ガスマスクをイラストで紹介して見たいと思います。
まずは「64式防毒面」
ソ連軍などに良く見られるキャニスター分離式のタイプです。





次に今回紹介した「65式防毒面」





そして「69式防毒面」です。
69式ではフィルター直結式のデザインながらキャニスターの交換をし易く改良されています。
イラストで紹介してみたこれらの防毒面は、順次更新されていったという訳ではなく、使用用途に応じて同時期に使い分けられていたようで、並行して生産・配備されていたようです。





防毒面袋の装備状況です。
収納ケース自体がかなり貧弱な作りで使用に不安を感じますが、あるいは消耗品と割り切った設計思想なのかもしれません。
装備自体は、ベルトループのおかげで、腰ベルトでしっかり位置を固定させる事ができます。





防毒面の着装状況です。
年代物なのでかなり不安でしたが、普通に呼吸できました。
また、伝声機能も考慮されており、隣の人と普通に会話できるレベルです。





2010年代現在では、イギリス軍のS10を参考に(というかデッドコピーレベルの)「FMJ08型防毒面」が開発・配備されているようで、この防毒面が現在も軍で使用されているかは不明です。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(6)装備:中国軍

2015年09月19日

中国人民解放軍 GK80Bヘルメット (実物放出品)


中国人民解放軍のGK80Bヘルメットです。





GK80A型同様、収納袋付きです。







GK80Aと比べると小ぶりで、一見した印象ではイタリア軍のヘルメットのようでもあります。





真上から見ると、先端が尖っているのが特徴です。





内装はGK80Aとほぼ同様です。





GK80Aとの比較・正面。
B型の先端の尖り具合が独特ですね。
A型の星章の塗装は、結構センターからずれています。
このいい加減さも中国的…カナ?w





GK80Aとの比較・側面。
側面からだと両者の違いがより顕著に見られます。
B型ヘルメットのほうが前後の湾曲が大きいです。





GK80Aとの比較・後面。
後ろから見ても、B型のフチの湾曲は顕著ですね。





GK80Aとの比較・上面。
GK80Aと比べ、B型のほうが小ぶりに出来ているのがわかります。





実際に着用してみると、GK80Aよりも使いやすい印象です。





なぜA型とB型があるのか、いまだによくわかりませんが、海外サイトでは輸出専用との記述がありました。





しかし、B型と思われるヘルメットの記録画像もある上、A型も輸出されているので本当かなぁ?という疑問もあります。





私は、当初は空挺部隊用かなと漠然と思っていたのですが、最近はもしかして女性兵士専用ヘルメットなんじゃないかと考えたりしています。
なんにせよ、憶測の域を出ない推測ですけどね。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:中国軍

2015年09月12日

中国人民解放軍 GK80Aヘルメット (実物放出品)


中国人民解放軍のGK80A型ヘルメットです。





1980年代から普及しはじめ、2000年代辺りまで現役で使われていました。
最近はフリッツヘルメット型に取って代わられたようで、ほとんど見ることはなくなりました。





ヘルメットには収納袋が付いており、使わない時は収納しておき、着用する際は折りたたんでヘルメットに入れ、クッション代わりにすると聞いたことがあります。





収納袋自体は、何の変哲もないコットン製の巾着袋です。





チンストラップの取り付け状況です。





チンストラップは取り外し式で、ヘルメット側のフックに引っ掛けて保持する構造です。





正直、このフックが外れやすく、決して使いやすい構造とは言えません。





チンストラップはこのように4点支持になっていますが、これは若干新しいタイプで、中越戦争の頃は2点支持の(つまり単純な板紐)タイプだったようです。





チンストラップのサイズ調整は、米軍のM1ヘルメット・インナーと同様のタイプです。
それなりに使いやすいです。





内装はWW2時代の米軍のM1ヘルメットのようなハンモック構造で、ハチマキ部分に目の詰まったスポンジ素材が使われるなど、被り心地はなかかな良好です。





GK80Aヘルメット・正面。
記録映像を見ると1980年代全般を通して、GK80A型が多用され、一部にGK80B型を見かけます。
赤星は塗装ですが、古い時代だと帽子と同様の尖り星の物を多く見かけます。





GK80Aヘルメット・側面。
正面から見ると旧日本軍風に見えますが、側面からだと浅めのM1ヘルメットといった風情です。





GK80Aヘルメット・背面。
真後ろからだと日本軍とも米軍ともソ連軍とも見える、なんとも和洋折衷な印象です。





GK80Aヘルメット・上面。
真上から見ると長方形でM1ヘルメットに印象が近いです。





GK80Aヘルメット・下面。
内装もM1ヘルメットの模倣といって良いレベルでよく似ています。





GK80型ヘルメットには81式迷彩カバーも用意されています。
迷彩服同様、両面リバーシブル迷彩となっています。





装着はカバー周囲にゴム紐が縫いこんであり、それでヘルメットのフチに固定します。
慣れていないと、綺麗に装着するには結構難儀する作りです。





表面迷彩側です。
周辺に擬装の草木を差し込むループがあります。





裏面迷彩側です。
第二次世界大戦以来のダックハンター迷彩です。
1980年代に採用された装備としてはいかにも古めかしく感じられますが、草地の少ない地面での迷彩効果は侮れない物があります。











実際に着用してみました。
この中国製ヘルメットはパッと見は日本軍の90式鉄帽に似ていますが、側面形状は前後に長く、M1ヘルメットに近いという、和洋折衷な独特のデザインです。
手にしてみると、諸外国の物と比べても遜色無いクオリティですが、妙に重く感じます。(素材の違いかな・・・?)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:中国軍

2015年09月05日

アメリカ軍 MK2手榴弾 (サンプロジェクト・複製品)


サンプロジェクト製のダミーグレネードです。





素材はOD色の樹脂製で、安全レバーとリング部分のみ金属製です。







パッケージはいたってシンプルで、ポリ袋にバーコードシールが貼られているのみです。





この製品のシリーズにはキャップ火薬で破裂音を出せるタイプと、BB弾ボトルのタイプがありますが、私は単純に価格が安いのでBB弾ボトルタイプを購入しました。





安全リングははずせますが、レバー側には何の機能もなく、外れたりもしません。





本体の質感は樹脂そのもので、継ぎ目も成型時のままですが、安い商品なので特に文句もないでしょう。





特にポーチ類に詰めるわけでもなく、手榴弾といえばまっさきに思いつくMK2型手榴弾をひとつは手元においておきたいという理由で入手しましたが、なるほどいかにも手榴弾という存在感があります。





製品にはBB弾ボトルとして使用するための注ぎ口が付属しています。
(もっとも、実際にBB弾ボトルとして使った事はありませんが)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:アメリカ軍