2015年09月12日

中国人民解放軍 GK80Aヘルメット (実物放出品)


中国人民解放軍のGK80A型ヘルメットです。





1980年代から普及しはじめ、2000年代辺りまで現役で使われていました。
最近はフリッツヘルメット型に取って代わられたようで、ほとんど見ることはなくなりました。





ヘルメットには収納袋が付いており、使わない時は収納しておき、着用する際は折りたたんでヘルメットに入れ、クッション代わりにすると聞いたことがあります。





収納袋自体は、何の変哲もないコットン製の巾着袋です。





チンストラップの取り付け状況です。





チンストラップは取り外し式で、ヘルメット側のフックに引っ掛けて保持する構造です。





正直、このフックが外れやすく、決して使いやすい構造とは言えません。





チンストラップはこのように4点支持になっていますが、これは若干新しいタイプで、中越戦争の頃は2点支持の(つまり単純な板紐)タイプだったようです。





チンストラップのサイズ調整は、米軍のM1ヘルメット・インナーと同様のタイプです。
それなりに使いやすいです。





内装はWW2時代の米軍のM1ヘルメットのようなハンモック構造で、ハチマキ部分に目の詰まったスポンジ素材が使われるなど、被り心地はなかかな良好です。





GK80Aヘルメット・正面。
記録映像を見ると1980年代全般を通して、GK80A型が多用され、一部にGK80B型を見かけます。
赤星は塗装ですが、古い時代だと帽子と同様の尖り星の物を多く見かけます。





GK80Aヘルメット・側面。
正面から見ると旧日本軍風に見えますが、側面からだと浅めのM1ヘルメットといった風情です。





GK80Aヘルメット・背面。
真後ろからだと日本軍とも米軍ともソ連軍とも見える、なんとも和洋折衷な印象です。





GK80Aヘルメット・上面。
真上から見ると長方形でM1ヘルメットに印象が近いです。





GK80Aヘルメット・下面。
内装もM1ヘルメットの模倣といって良いレベルでよく似ています。





GK80型ヘルメットには81式迷彩カバーも用意されています。
迷彩服同様、両面リバーシブル迷彩となっています。





装着はカバー周囲にゴム紐が縫いこんであり、それでヘルメットのフチに固定します。
慣れていないと、綺麗に装着するには結構難儀する作りです。





表面迷彩側です。
周辺に擬装の草木を差し込むループがあります。





裏面迷彩側です。
第二次世界大戦以来のダックハンター迷彩です。
1980年代に採用された装備としてはいかにも古めかしく感じられますが、草地の少ない地面での迷彩効果は侮れない物があります。











実際に着用してみました。
この中国製ヘルメットはパッと見は日本軍の90式鉄帽に似ていますが、側面形状は前後に長く、M1ヘルメットに近いという、和洋折衷な独特のデザインです。
手にしてみると、諸外国の物と比べても遜色無いクオリティですが、妙に重く感じます。(素材の違いかな・・・?)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:中国軍