2014年10月30日

ソ連軍 グレネードポーチ (実物放出品) ※改訂版※


以前紹介した「ソ連軍グレネードポーチ」ですが、ブログ記事内で「グレネードは信管を外さないと収納できない」と解説いたしましたが、コメント欄よりご指摘があり、ちゃんと収納できる事がわかりました。(「☭」様、ご教授頂きありがとうございます!)





ポイントは蓋の付け根部分、縫い付けられていない隙間の部分に信管を突っ込むようにして収納すると、手榴弾を2個、綺麗に収納する事が出来ます。





かなりタイトな感じですが、革タブもきちんと閉じられます。





ただし、この状態だとポーチが丸く山なりになってしまい、ベルトループに装備ベルトを通すのに難儀します。





この画像の状態でぱっつんぱっつんの状態で、ベルトループを広げるのは至難の業です。(もちろん、実際の使用時には、ポーチを先にベルトに通しておくのは言うまでもなし)





いやー、蓋の隙間を利用するとは盲点でした。

モノはあっても知識がないと、あらぬ勘違いや失敗をしてしまいますね。

今後とも、間違いのないよう、気を引き締めて軍装道を精進致します。



  

Posted by らんたろー at 21:15Comments(0)装備:ソビエト・ロシア軍

2014年10月25日

日本陸軍 旧式水筒 (再生品)






☆独特な形の旧式水筒


日本陸軍で明治30年(1897年)から使われていた水筒です。

水筒本体はアルミ製で、革紐でたすき掛けして携行します。

明治期には黒塗装でしたが、のちに軍服の色の変遷に合わせ国防色(カーキ系)に変更されました。

昭和5年(1930年)には、新型の「九四式水筒」が登場しますが、その後も負革をコットン製に替えた物が並行して使われていました。












☆水筒本体は実物中古並品


旧式水筒の複製品は、今まで見たことがありません。

水筒の実物は、決して多くはないですが、流通しています。

その多くはストラップを欠損しているか、あっても状態の悪いものが殆どです。

さいわい負革の複製品は存在するので、着装に際しては両者を組み合わせて再生可能です。












☆実物と複製品のハイブリッド


実物中古の水筒本体と、中田商店製負革を組み合わせています。

複製負革はサイズも正確で、しっかり組み合わせられます。












☆時代相応のレトロな造りです


特徴は徳利のような細長い形状です。

全体の印象は筒状で、のちの丸みを帯びた水筒とは随分と印象が異なりますが、もっぱら技術的な理由によるもののようです。(楕円形状を大量生産する能力が無かった)












☆蓋は革紐で押さえて留めます


蓋はコルク栓式で、時代相応の造りと言えます。

ゴム栓に比べると劣化していることが多く、実用はしないほうが賢明でしょう。















☆中田商店製負革


負革は複製品ですが、再現度は高いと思います。
















☆負革


茶革製の肩紐は幅が細めで、蓋の固定にも使われます。

発汗と水筒の水で濡れる事もあり、この細い負革では耐久性に不安が残ります。

当時の実物が、軒並み保存状態に難アリなのも納得できる仕様です。












☆旧式水筒の複製品は見かけないので貴重です


水筒本体、複製負革と地道に揃えていった一品ですが、もっぱら軍事予算の都合で陸軍旧式装備の調達を断念した為、現在は手放してしまいました。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:日本軍

2014年10月18日

ソ連軍 グレネードポーチ (実物放出品)






☆ソ連軍グレネードポーチ・正面


ソ連軍歩兵が常備していたグレネードポーチです。

形状は戦後普及した標準的なタイプで、手榴弾2発を収納します。






☆ソ連軍グレネードポーチ・側面


側面形状を見てみると、手榴弾の収納部の膨らみがよく分かります。






☆ソ連軍グレネードポーチ・裏面


裏面にはベルトループが縫い付けられています。

ベルトループの上側はサスペンダーを通す様にできており、グレネードポーチのズレ防止と重量分散を考慮した造りです。(ただし、実際に通そうとしても隙間がきつすぎるので私は諦めましたw)






☆ソ連軍グレネードポーチ・開状態


ポーチの中には間仕切りがあり、手榴弾2発を収納できます。






☆ソ連軍グレネードポーチ・中身


ポーチの寸法は手榴弾2発分ぴったりに造られています。

おかげで諸外国の装備と比べても、かなりコンパクトに出来ています。






☆ダミーグレネード収納状態・その1


ソ連軍のダミーグレネードが海外メーカーから手頃な価格で販売されたので、早速購入してポーチに収納してみました。






☆ダミーグレネード収納状態・その2


画像の通り、手榴弾2発でポーチはギリギリ一杯の状態で、グレネードポーチの小ささが実感出来ます。






☆初めて分かる構造問題


今回、ダミーグレネードを収納してみて初めて気づいたのですが、手榴弾を収納すると蓋が閉まりません!

画像のようにボタン位置までストラップが届かないんですね。

こいつは参った・・・(汗






☆収納できない側面形状の様子


横から見るとわかりますが、デトネーター(信管)が蓋に干渉して閉まらないようです。

そこで書棚から資料本を引っ張り出して調べてみると、どうやらソ連軍の手榴弾は信管抜きの状態で携行し、使用直前にデトネーターをねじ込んでいたようです。

このダミーグレネードはデトネーターが接着してあり分解出来ない為、残念ながらポーチの詰め物としては使えないですね。




(2014年10月30日追記)
…と思っていたのですが、コメント欄「☭」様より、収納方法を教えて頂きました。

そこで、あらためて改訂版をブログにUP致しました。

「☭」様、ご教授頂きありがとうございました!




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(4)装備:ソビエト・ロシア軍

2014年10月11日

帝國陸海軍現存兵器保有國一覧



☆北京軍事博物館の「功臣号」戦車






今回はコチラのサイトを紹介したいと思います⇒「帝國陸海軍現存兵器保有國一覧」

このサイトでは、世界各地に現存する日本陸海軍の兵器を一覧で解説してあります。

あくまで名称が羅列してあるだけなので、保存状態は様々。

原型を止めている物ばかりでなく、殆ど残骸と呼べる状態の物もあります。





こうしてみると、やはり中国大陸に現存する兵器が(大小含めて)一番多いようですね。

15年に渡り戦闘を続けてきただけの事はあります。

しかもその多くが、戦後しばらく内戦で実用された程ですからね。

かつて頻繁に行われたという台湾・金門島への嫌がらせ攻撃では、対岸からの機銃掃射がされたという話ですが、その時中国人民解放軍が使用していたのは日本陸軍の九二式重機関銃だったとか(特徴的な発砲音でわかったそうです)





中国の兵器現存数に対して、アメリカでは航空機のような、大型兵器の現存数の多さが目に付きます。

戦後、空母を使っての輸送が行われただけの事はありますね。

中でも、当時のアメリカ人の関心を表すかのように、試作兵器の数々が残されているのが、今となっては貴重でありがたいです。

私自身は、博物館規模といえる施設に行ったのは、日本国内で靖国神社ぐらいなので、こういう情報を見聞きすると、海外旅行も良いなぁ、と思いますね。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)雑文・雑記

2014年10月04日

ソ連軍 F-1手榴弾&RGD-5手榴弾 (複製品)






☆ソ連軍のダミーグレネード2種


米軍装備に比べると選択肢の限られるロシア系の個人装備品ですが、最近になってダミーグレネードが流通するようになりました。

発売されたのはソビエト・ロシア軍のF-1手榴弾とRGD-5手榴弾の2種。

かつては組立式のガレージキットや木製複製品をたまに見かける程度で、いずれも価格が高めで入手を躊躇っている内にすぐ品切れになっていましたが、今回発売されたものは海外複製品で価格も手頃とあって、リリースされている2種類共購入してみました。












☆F-1手榴弾


F-1手榴弾は第二次世界大戦で使用されたソ連軍の代表的手榴弾で、戦後も共産圏各国を含め長く運用されました。












☆F-1・側面形状


弾殻表面は粗い梨地表現がしてあり、兵器らしい荒々しい雰囲気が好印象です。

刻印もしっかり再現されており、リアルです。












☆F-1・信管


信管は金属製で、形状・雰囲気共よく再現されています。

実物ではねじ込み式ですが、このアイテムでは接着されており分解は出来ません。












☆F-1・底部


弾殻底部にも刻印が再現されています。

細部の表現にも気を使った、価格に見合った満足度の高い一品です。












☆RGD-5手榴弾


RGD-5手榴弾は1950年代頃から使用され始めた改良版で、冷戦時代のソ連軍兵士を演出するのに最適な装備品です。












☆RGD-5・側面形状


外見は実物をよく再現してあります。

プラスチック成型特有のエッジのダルさはあるものの、価格を考えれば妥当なクオリティでしょうね。












☆RGD-5・信管


信管のパーツはF-1と共通のようです。












☆底部はデフォルメされています


実物では卵型の曲面を描く弾殻ですが、この複製品では底が平になっています。

成型の関係でこうなったものと推測しますが、実物と形状が異なる点が、少し残念ですね。










両方共、全体のクオリティは値段相応によく出来ていると思います。

唯一、色が全然ロシアっぽくないのが残念な点ですね。

気になる向きは好みの色調に再塗装すると幸福になれそうです。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ソビエト・ロシア軍