2014年02月22日

ソ連軍 熱地用水筒 (実物放出品)






☆ソ連軍 熱地用水筒・表面


アフガニスタン紛争ではそれまでのヨーロッパ方面向け個人装備では不都合が生じる場面が多く、様々な新型装備が開発・支給されましたが、この熱地用水筒もそのひとつです。












☆ソ連軍 熱地用水筒・裏面


外観・名称からわかる通り、通常型の水筒より容量を増やした酷暑地域向けの装備です。

別名・空挺用水筒とも呼ばれていますが、空挺軍に優先的に普及していただけで、専用という訳ではありません。

水筒カバーは柔らかめのカーキ色コットン製で、裏面のベルトループを介して装備します。












☆通常型水筒との比較


通常のソ連軍水筒と比べると大容量ですが、水筒自体はポリ製なので空の状態では非常に軽いです。

アフガンではこの水筒を複数持つ兵士の様子も見られます。

元々ソ連軍水筒は他国軍の物より容量が少なめで、ソ連兵も飲料水の確保にはさぞ苦労した事でしょう。

大容量水筒の支給を望むのも道理ですね。














☆熱地用水筒・中身


ソ連軍装備ではお馴染みの柔らかいカーキ色コットン地のカバーの中に、ポリ製の水筒本体とフタ兼用カップが収納されています。














☆熱地用水筒・本体&カップ


水筒はカップと同じ白色ポリ製のものが一般的ですが、私の所有物は半透明のポリ製で、見た目も質感もまるで巨大な醤油入れです。












☆水筒裏面の刻印


この水筒、戦地からの要求に対応して急遽開発された物とも、市販の民生品を軍が買い上げ、専用カバーを製造・組み合わせて戦場に供給した物とも言われていますが、要するに必要に迫られて慌てて間に合わせた点は間違いないようです。












☆アフガン風アレンジ


アフガンの戦場では、水筒のカップを捨て、水筒カバーの覆いも取ってしまい、水を飲みやすい状態にして携行する例が多数見られます。

実物を改造するのはもったいないので、私は画像のようにカバーを内側に折り込んで擬似的に再現しています。

アフガニスタン派遣部隊ならではの局地専用装備なので、アフガンコスには欠かせない一品です。








  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ソビエト・ロシア軍

2014年02月15日

ソ連軍 ロシア軍 ボーダーシャツ (実物放出品)







☆襟元から覗く縞シャツ、これぞ空挺軍!


ソビエト・ロシア軍で「チェリニャーシュカ」や「テルニャシュカ」と呼ばれる、ボーダーシャツを紹介します。

アフガニスタン派遣部隊のような酷暑で実戦的な場所では、このボーダーシャツの上から直接KLMK等の迷彩カバーオールを着る事も多く、第二の軍服のような重要アイテムですね。

またソビエト・ロシア軍では、空挺軍に限らず、ボーダーシャツ=エリートの証とされているようで、「強いロシア軍人のシンボル」と広く認識されているようです。

ロシアにおいては、元々は海軍で用いられていたのですが、海軍陸戦隊出身のワシリー・マルゲロフ大将が空挺軍司令官に就任した際に、エリート部隊の証として軍装に導入したそうです。

迷彩効果などガン無視するかのように、青ベレー帽を被り、胸元を大きくはだけて青白ストライプを誇示する空挺の心意気、実にカッコイイ!

なお、ボーダー柄のシャツは、ロシア各軍に導入されているようで、簡単に説明すると、以下の通りとなります。





【ボーダーシャツ・カラーバリエーション】
白地+ネイビーブルー:海軍艦艇乗員、海軍陸戦隊
白地+ライトブルー:空挺軍、スペツナズ
白地+グリーン:国境警備隊
白地+ブラック:海軍潜水艦乗員
白地+レッド:内務省国内軍、特別任務民警支隊







☆正面


画像左側はロシア軍官給品のボーダーシャツ、右側のタンクトップは今から10年程前に購入したソ連軍(もしくはロシア軍)のデッドストック放出品です。

長袖シャツは硬めのパリッとした薄手の生地で、タンクトップは柔らかく伸縮性のある素材で出来ています。

タンクトップの方が着心地は良いですが、涼しさや脱ぎ着がし易いのは長袖シャツの方ですね。












☆背面


縫製は割といい加減で、筒袖の部分が真っ直ぐ縫われていません。

また、生地の質によるのか、米軍や民生品の下着と比べると、着心地も1ランク落ちる感じです。(こういう欠点と思われる部分も愛でるのが、ロシアン・クオリティの嗜み方です…w)












☆洗濯を繰り返した結果、色落ちしてしまっています


タンクトップの方は、長年洗いざらした為、退色してしまっています。

裏地はまだ色がだいぶ残っており、もともとは濃く鮮やかなブルーだったのがわかります。












☆タグは紙製


画像のタグは長袖シャツにくっついていた物です。

表記タグは紙製で、端をシャツの内側に縫ってありました。

どのみち洗濯時に溶けてしまうので、着用前にちぎり取ってしまいました。

タンクトップのほうには紙タグは付いていなかったように記憶しています。










ソ連時代のデッドストック品は市場で見かけませんが、現用ロシア軍放出品は目にすることがありますね。

私は以前購入したタンクトップ(画像の物)がだいぶくたびれてきたのと、冬期向けに長袖が欲しかったので、ソ連軍装備の代用として購入しました。

実物放出品の市場価格は大体\3,000~4,000台みたいですね。

レプリカ品も流通しているようなので、実物縛りに拘らなければ、より安く、気楽に着潰せるレプリカの方がいいかもしれません。(案外、実物よりも高品質だったりして・・・w)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:ソビエト・ロシア軍

2014年02月08日

日本軍の兵器の値段




↓インターネット上で見つけた、日本陸海軍の兵器の値段です↓







☆零式艦上戦闘機・・・55,000円








☆九七式中戦車チハ・・・147,000円






意外にも、レシプロエンジン時代の飛行機は、陸戦兵器より安価だったみたいですね。

零戦の総生産機数が10,000機を超える一方、九七式中戦車チハの総生産数が、全派生型を合計しても2,000両ちょっとだったのもなんとなく納得しました。(それでも国産戦車の中では最多ですが)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)雑文・雑記

2014年02月01日

トンプソンM1921AC (トイスター・エアコッキング)








今回紹介するトイガンは海外製品、韓国トイスター社の発売している「トンプソンM1921AC」エアコッキング式のサブマシンガンです。

数あるトンプソン・バリエーションの中でも良く知られている、ドラムマガジンが特徴的なタイプですね。














韓国トイスター製品はここ1~2年の間に日本でも流通するようになりました。

外観はABS樹脂を多用し、重量感や質感を重視する向きには評判が今一のようですが、実用面ではピカイチで、軽くて長時間携帯しても苦にならず、初速は85~90台と十分なパワーを持っており、弾道は素直でまっすぐ飛びます。

おまけに可変ホップ式なので、スコープの乗せてお手軽スナイパーを楽しむこともできます。














見た目の印象と実射後の満足感のギャップも面白い製品ですが、なにより本体価格が安いので気軽に購入できるのが好印象ですね。

こういう廉価版のエアコッキングライフルの新製品が全く作られなくなった現状では重宝するメーカーといえます。














M1921からM1928までのトンプソンSMGはレシーバー上部にコッキングハンドルが付いています。

コッキングハンドルは、照準を遮らないよう真ん中を切り欠いてあります。

エアコッキングガンなので頻繁に不可の加わる部分ですが、ABS樹脂製でさほど大きいパーツでもないので、強度面が不安です。














照準は凝った造りで、小銃のような起倒式のリアサイトを備えています。

この製品では、実銃同様に可動することができますが、素材がABS樹脂の上、単に軸を通してあるだけでクリック感やロック機構もなく、実用的ではありません。














画像は遠距離射撃用にサイトを起てた状態です。

独特な構造のリアサイトに加え、レシーバー上部に位置するコッキングハンドルが視界を遮りがちで、精密な照準には全く向いていません。

サイティングに限って言えば、簡易型のM1A1の方が、単純なピープサイトでかつコッキングハンドルが視界を遮らない分、遥かに照準し易いです。














チャンバーはトイスター製品共通の透明樹脂製です。

この上の部分、実銃では薬莢が排出されるここにわずかなスリットが空いていて、中にホップ調整用レバーが見えます。この白いレバーをクリックすることでホップの効きを調整することができます。

このホップ調整パーツやピストン関連のパーツは同社製品で共通のものらしく、他の製品でも同様の仕組み、外観を持っています。














特徴的なカッツコンペンセイターはABS樹脂製で、アウターバレルと一体成型です。

真ん中から二分割されたモナカ構造でリアルさとは縁遠い処理ですが、古い設計なので仕方ないね。














付属のドラムマガジンは大型で存在感があります。

中身は多弾装マガジンで、正面のハンドルを回転させて内蔵されたゼンマイを巻き、使用します。














給弾口は電動ガンのような雰囲気です。

円形の弾倉側面に給弾用蓋があり、ここからBB弾を流し込みます。

装弾数は確認していませんが、ドラムマガジン一杯にBB弾が入りますから、1,500発くらいは入りそうです。














ストックは画像のようにボタンひとつで取り外せます。

このように3点に分解すれば、場所をとらずに運搬できます。

ストックは実物では木製ですが、本銃では木目塗装のプラ製です。














実際に撃って見ると、廉価版エアコッキングライフルとしてはハイパワーな事もあり、よく飛びます。

照準にクセがあるのが気になるものの、弾道も素直で、命中精度も高いです。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)トイガン:エアコッキング