2013年08月31日

ソ連軍 ショベル&カバー (実物&複製品)









第二次世界大戦当時からソ連崩壊に至るまでソ連軍で使用されていた個人用携帯ショベル&カバーです。

各時代のソ連軍装を揃えるあたって、数種類のカバーが集まりました。

全てショベルカバー単体で入手した物です。
















画像上はロシア製の実物軍用品で、画像下はアメリカ製の同型民生品です。

形状的には何の変哲もないショベルですが、いざ入手しようとすると以外に見つからないもので、手に入れるまでに結構時間がかかりました。














ショベルのブレード部分は菱形に尖っており、第二次世界大戦以来、ソ連軍ショベルの特徴となっています。(第一次世界大戦頃のショベルはドイツ軍はじめヨーロッパ各国のような長方形をしていました)














ソ連軍の実物ショベルは、同時代の諸外国の物のような折り畳み機構や多機能性を一切持たないシンプル極まりない造りです。

それだけに大変頑丈で、生産性も高そうです。














柄は木製でいかにも古臭い印象ですが、酷寒地においては緊急時に暖をとる薪として使えます。

これもロシア的な合理性でしょうか。

道具が道具として存在するには、それ相応の意味があるのだと実感しました。














民生品の方は厳密には複製品と言うよりも園芸・アウトドア等で使う為の実用品として販売されている物ですが、画像のように、非常に良く似ています。
















このショベルカバーはソ連軍装備でも一般的に見られるタイプで、コットンのキャンバス生地で出来ておりショベルを上から挿入して蓋をストラップで留める作りです。

非常に合理的な作りで、ショベルの柄を通す穴も、半円形に布地を切り欠いたのみというシンプルさで、量産性が高そうです。
















このショベルカバーは、第二次世界大戦後も継続して装備され続けており、M69軍服登場後もソ連軍の軍装マニュアルのイラストに描かれているのはこの形状の物です。

ソ連軍装コスプレにおいては最も汎用性が高い一品と言えそうです。
















こちらは上記のタイプのバリエーションで、ストラップ部分が革タブではなく、木製ボタンと紐の組み合わせになっています。

留め具の作りは第二次世界大戦以来のソ連軍で多用されたタイプです。(軍装品の中では中国製56式チェストリグが有名ですね)
















ソ連軍装備は、日本市場ではあまり見かけない方ですが、このショベルカバーは比較的入手しやすい複製品で、実物と比べてもよく再現されていると思います。
 















こちらは戦後型ショベルカバーで、主に1980年代に使用例が見られます。

M69装備にはこのショベルカバーが是非とも欲しいと血眼になって捜索していましたが、なかなか見つかりませんでした。
















で、ようやく入手したものの、表面の目立つところに赤星マークがペイントしてありました。

本来この装備にはこのようなマーキングは施されていませんので、アイテムが手元に届いてコレに気づいたときはしばし呆然としたものです・・・w

このペイント、ソ連軍兵士が私的に書き込んだ物なら「仕方ないね」で心情的に納得もできるのですが、怪しいものですね。














ショベルの収納方法はそれまでと違い、ポーチに対して下からショベルを挿入し、柄の付け根部分をベルト金具で留め、落下するのを防ぐという作り。

推測するに、以前のタイプではショベルの重量で布地が摩耗し、ポーチの底が抜けてしまう恐れがあったものと思われます。














このタイプならばポーチ自体への不可は最小限に抑えらるし、仮にベルト金具が負荷でちぎれてしまっても、ストラップだけ新品に取り替えれば修理は完了というわけです。

そう考えると、よく考えられているなと感心すると共に、あえて既存の装備品の形を変更する事の意味がわかった気がします。
















3つ揃ったショベルカバーは、装備品の時代設定に合わせて活用しています。

こんな単純な構造のアイテムでも、1個当たり4,000~5,000円はしましたから、大事に使っていこうと思います。(ちなみにショベル本体は6,000~7,000円台でした)



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(4)装備:ソビエト・ロシア軍

2013年08月24日

日本軍 小銃用 銃口蓋 (複製品)






☆銃口蓋


銃口蓋(じゅうこうがい)とは、読んで字のごとくマズルキャップのことですね。

日本軍が国産小銃を生産・配備していた初期の頃、射撃時に銃身が破裂する事故が頻発し、その原因究明の結果、銃身内に異物が混入するのを防ぐため、射撃時以外は常に銃口に蓋をするという対策が取られたのが銃口蓋採用の経緯です。












☆銃口蓋・装着状況1


実のところ、常に銃口蓋を装着することで、異物混入が防げる一方、北満などの厳寒地では温度差から発生する結露によって、銃身内に錆が生じる悪循環も生んだと聞きます。

「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉を思い出しますね。












☆銃口蓋・装着状況2


銃口からの異物混入を防ぐ便利グッズである一方、新兵にとっては、ひとたび紛失すれば発見するまで捜索しなければならない厄介な代物でもあります。

光人社文庫や戦争映画(特に戦後間もない時期の)で描かれる、いわゆる内務班ネタを見聞きした日本軍マニアな私にとっては、歩兵銃の菊の刻印と共に、陰湿な初年兵いじめに繋がる負のイメージもあります。

この銃口蓋、無くしたら大変な「天皇陛下からの賜り物」でありますが、市井の軍装品店で容易に購入できたそうです。

あらかじめそういう店で「員数外」を調達しておいて「状況」に備えるのが古兵の嗜みだったりするんでしょうね。












☆銃口蓋・上部


さて、前説が長くなってしまいましたが、今回紹介の銃口蓋はネットオークション経由で入手した複製品です。

銃口蓋には真鍮製やベークライト製、セルロイド製など素材・形状にいくつも種類があるそうですが、このアイテムは樹脂製の物を再現したらしく、素材はプラスチックです。












☆銃口蓋・内部


単なる一体成型品ではなく、内部にバネが仕込んで有る凝った作りになっています。

実物を手にしたことがないので断定はできませんが、かなり忠実な複製品ではないかと思われます。












①銃口蓋を銃口に被せて、




②押し込みながら、ひねります




☆バネのテンションで固定されます
















☆銃口蓋・使用状況


私の参加しているサバイバルゲームでは、ゲーム開始直前までマズルキャップや手袋等で銃口を塞いでおくのがレギュレーションで定められています。

なので、銃口蓋は便利なアイテムで、フィールドでは大変重宝しております。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:日本軍

2013年08月17日

戦後ソ連軍のガスマスク ~ ソ連軍 ガスマスク (実物放出品)






☆ソ連軍ガスマスク・戦後型


大昔、ソ連崩壊に伴いソ連軍装備が安価で大量に市場に流れたときに、「モンキータイプ」の名称で取り扱われていたガスマスクです。

ググってみると「SchMS」の名称でヒットします。

確証はありませんが、これが制式名称ではないかと。

このガスマスクはボイスミッター機能が付いており、声の通りが良いので会話が可能です。

GP-5などの普及型ガスマスクにはこの機能がなく、ガスマスクを装着した状態だとこちらの声が相手に聞こえません。

相手の声はよく聞こえるため、推測ですがボイスミッター機能は命令伝達の必要のある指揮官クラスに配備されたのではないでしょうか。

付属のキャニスター(吸収缶)は円筒形の物でした。

そもそも、この形状のキャニスターが欲しくて入手した経緯がありますが、実際の所、ガスマスク本体の形状との関連性は特にないようで、任務や配備状況・年代などにより様々な種類のキャニスターとガスマスクの組み合わせで使われています。












☆ガスマスクバッグ・正面


ガスマスクバッグは冷戦期によく見られた標準的なものです。

このバッグのキャニスター収納部分は縦長で幅が狭く、円筒形の物に合わせて作られているようです。












☆ガスマスク・背面


装備する際は負紐で肩からたすき掛けし、ストラップを腰に回して固定します。

バッグ自体は薄手の柔らかいコットン生地で出来ており、中身を詰めていないとバッグの形状を維持できません。












☆キャニスター収納部分


キャニスターの収納スペースは上部を紐で絞るようにできており、底部には呼吸弁を塞がないよう木製の下駄が仕込んであります。
















☆ガスマスクバッグ収納部分


ガスマスクバッグ内部は三つに区切られており、それぞれガスマスク・キャニスター・ガスシートを収納します。

また、バッグ側面に付属品ポーチもあり、化学兵器防護装備一式がこのバッグで携行出来ます。

実際にガスマスクを収納してみるとバッグの容積がかなり窮屈で、ぎゅうぎゅうに詰め込む感覚です。(連結ホースは面体から外してあります)




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(4)装備:ソビエト・ロシア軍

2013年08月10日

冷戦期のソ連軍装 ~ ソ連地上軍 M69軍服 (実物放出品)




☆1980年代のソ連地上軍 軽機関銃手


今回ネタにするのはソ連地上軍のM69軍服です。

「1969年型ギムナスチョルカ(戦闘服)」は、戦後ソ連軍を代表する軍服で、1969年採用ののち、1980年代末期のソ連崩壊に至るまで第一線の軍服として愛用され、カラシニコフ突撃銃と共に西側自由主義陣営に「悪の帝国ソビエト」のイメージを強く印象付けました。












☆M69軍服・正面


被服の形状は折襟と肩章にボタン留めの袖口と、往年の「軍服」のイメージそのもの。

1970年~1980年代という採用時期を考えると、いかにも古臭い印象は免れませんね。












☆M69軍服・背面


背中は中心に裁断があり、身体へのフィット感を考慮してウエストは若干絞られています。

BDUと比べると随分と手の込んだ造りで、この辺も古風な印象を与える原因になっていそうです。












☆M69軍服・襟周り


襟の内側には汗止めの白色綿製の襟布が付きます。

入手時点では何も付いていない状態でしたので、あとから自作した物を縫い付けました。

服と同色の襟章台座と肩章が縫い付けてあり、それぞれ襟章で兵科を、肩章で階級を示します。

金属製襟章は野戦用カーキ塗装ですが、服のボタンは常勤服同様、金色塗装のプラスチック製です。












☆M69軍服・内装


M69軍服は基本的に内張りに相当する物は無く、ポケットの袋部分が露出して見えます。

両胸には内ポケットが内臓されてあり、簡単なボタン留め構造になっています。












☆M69軍服・ポケット


胸の内ポケットも含め容量は少なく、身分証やハンカチ、財布等を収納するのがせいぜいでしょう。

アフガンカのカーゴポケットのように、食料・弾薬を持ち運ぶ事は考慮されていないようです。












☆M69ズボン・正面


M69ズボンは乗馬ズボン型です。

長靴を履くことを考慮したデザインですが、軍服同様、いかにも時代掛かった印象です。












☆M69ズボン・背面


ズボンの物入れは左右の切れ込みポケットのみで、後の戦闘服のような多機能性は考慮されていません。

一方で膝下にかけて緩やかな絞りが入っている等、昔ながらのデザイン性を重視した志向が見て取れます。












☆M69ズボン・フロント


前合わせはボタンとホック留めで、この構造はアフガンカでも踏襲されています。












☆M69ズボン・ウエスト調整


ウエストは両サイドのボタン留めタブを使う事である程度調整できます。

ベルトループは幅が狭く、専用のズボンベルトのみを考慮した造りのようです。












☆ソ連軍ズボン用ベルト


ソ連軍のズボンベルトは、第二次世界大戦当時より一環して幅の細い、画像のタイプが使われています。

素材は布製の他、革製の物もあるようですが一般的では無いようです。

形状は装備品縛着用ストラップと酷似しており、ズボンベルトとしてはお世辞にも使い勝手が良いアイテムではありません。












☆M69ズボン・膝


膝には五角形の当て布がしてあり、耐久性を高めてあります。












☆M69ズボン・裾


裾は足首のラインに合わせて緩やかな曲面処理をした上で、靴を履く際にズボンがめくれないよう足裏にくぐらせる板紐がボタン留めされています。

長靴を常用するソ連軍らしい配慮が伺えます。












☆着用例・正面




☆着用例・背面


M69軍服に装備ベルトを締め、足元はキルザチー(徴収兵向けの合皮製長靴)を履いています。

ソ連軍の長靴は丈が長めで、キャンバス地を塗料で加工したような質感の合成皮革(キルザ)を素材にしているのが特徴です。

軍服の前合わせはM43ルバシカのようなプルオーバー式では無くなり、脱ぎ着し易くなった上腰周りの動きの邪魔にならず、着心地はだいぶ改善されています。「さすが新型!」












☆下着の様子


軍服の下にはルバシカ型の襦袢を着用するのが基本ですが、1980年代後半の映像では、画像のような白のランニングシャツ(タンクトップ)を着た姿も見られます。

戦闘や演習の映像を見ていると、各国軍とも概ね時代が新しくなるにつれて、下着類は簡略化される傾向にありますね。(ソ連軍然り、中国軍然り)

首には認識票を下げています。

この認識票は1960年代製の実物で番号表記のある物です。

米軍だと2枚1組で首から下げているのが常ですが、ソ連軍兵士は(多分ロシア軍も)2枚支給された認識票の内1枚を携帯し、もう1枚は部隊内で保管します。












☆ソ連地上軍 自動車化狙撃兵・正面


1980年代ソ連地上軍の一般的な歩兵装備です。

赤や黄色、青色などの原色を使った派手なワッペン類が印象的なソ連軍ですが、実際の戦闘を想定した装備ではカーキ色の野戦用徽章を使用していました。

画像でも、その地味さ加減が伝わるかと思いますが、実戦や演習では必要に応じて更に上から「KLMK」等の迷彩カバーオールを重ね着するので、より徹底した偽装効果が期待できます。












☆ソ連地上軍 自動車化狙撃兵・背面


各装備品は分厚くきめの粗い綿布で出来ています。

ナイロンに比べると重いし、濡れると乾きが遅い欠点がありますが、爆発や火災等で火にあおられても溶けたりせず、厳寒の気候でも固まったり割れたりしない利点があります。












☆左腰にガスマスクバッグを装備


ガスマスクはたすき掛けで携行します。

サバイバルゲームでは全く必要の無いガスマスクですが、ソ連軍をはじめ東欧のワルシャワ条約機構軍では常にガスマスクを装備していたので、コスプレ視点では外せない必需品です。












☆右腰に携帯ショベルを装備


携帯ショベルはソ連軍で長らく使われていた、ブレードが五角形の木柄のタイプ。

折り畳み機構や各種ツールとしての使い道のない、きわめてシンプルな構造ですが、それだけに簡単には壊れそうになく、耐久性は期待できます。

柄は木製で自然な肌触りを考慮した・・・事はないでしょうケド、酷寒の地でも凍傷を防ぎ、いざというときには暖を取る薪にもなるなど、ロシア的合理性が垣間見えます。












☆AK-74装備


装備している銃器はAK-74で、木製ストックの初期型です。

ソ連軍は自動車化が進んでおり、歩兵戦闘車での乗車移動が一般化していましたが、この頃はまだ歩兵は固定ストック仕様を装備しています。

やがてAK-74Mのように折り畳み式の樹脂ストック仕様が普及しますが、それはロシア連邦軍になって以後のハナシ。












☆ソ連地上軍 歩兵装備一式


ソ連軍の装備は、装備品をループを通してベルトに固定し、それをサスペンダーで吊るという大変シンプルな、言い換えれば第二次世界大戦以来の古臭い装備と言えましょうか。

激しい動きをするうちに重量物が身体の前方(ベルトのバックルの位置)にずれ集まってくるのが鬱陶しく、お世辞にも快適とは言い難いのですが、簡潔明瞭な装備品の作りが、経験の浅い新兵でも感覚的に装備を身につけられるわかりやすさにつながっていると言えそうです。












☆ソ連地上軍 軽機関銃手・正面




☆ソ連地上軍 軽機関銃手・背面


こちらは、分隊の火力支援を担う、軽機関銃手の装備例です。

基本的な軍装は歩兵と同じですが、AK-74用よりも大型のRPK用マガジンポーチを装備しています。

また、背中にはソ連軍独特のナップザック型背嚢を背負っています。












☆背嚢・戦後型


この背嚢は第二次世界大戦で多用された背嚢の戦後製造品で、取り出し易い小物収納ポケットと装備縛着用ストラップを追加し、より機能的に改良してあります。

画像では、ポンチョ(雨具)をロールにして縛着しています。












☆背嚢・肩ストラップ処理


背嚢装備時は、肩ストラップをY型サスペンダーのループに通して固定します。

背嚢を背負ったことで、Y型サスペンダーの謎パーツがようやく役に立ちましたw

サスペンダーのループ留めと正面の固定ストラップにより、背嚢は安定して保持されます。

実際に着用してみて初めてわかる構造の妙味、これぞ着装派ミリタリー趣味の醍醐味ですね。












☆RPK用マガジンポーチを装備


RPK用マガジンポーチはAK-74用よりも縦に長く大型で、フル装填した45連マガジンを4本収納可能です。

全備重量は相当な物となるため、重量分散効果を考慮して追い紐が追加されています。

画像ではポーチを左肩からたすき掛けしています。












☆RPK-74装備


装備しているのはRPK-74で、ベークライト製45連マガジンを装着しています。

RPK-74は、AK-74と弾薬を統一する為、RPKの口径を変更した改良版で、ソ連各軍において分隊支援火器の主力として活躍しました。

1980年代には、一線級部隊の銃器は5.45mm口径に更新完了しており、AK-74とRPK-74の二本立てで分隊火力を構成していたようです。












☆火力支援中の軽機関銃手


画像では軍装考証重視で装備を組んでいますが、サバイバルゲーム向きにはガスマスクケースや携帯ショベルをはずし、代わりにサイドアームのハンドガンをホルスターに入れて装備してもいいでしょうね。












☆必要にして充分、質実剛健な装備です


一通り見てみると、ソ連軍装備は総じてシンプルで丈夫、環境条件や使用者を選ばないという印象です。

この明瞭さはロシア的合理性とでも言いましょうか、AKやRPG等の火器にも共通する特徴ですね。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(6)装備:ソビエト・ロシア軍

2013年08月03日

BOOKレビュー:絵解き 戦国武士の合戦心得






☆「絵解き 戦国武士の合戦心得」 (東郷隆・著)


この「戦国武士の合戦心得」は、大河ドラマや時代劇映画ではわからない真実の戦国武士の姿を知る事の出来る本です。

内容は大別して、「武器の解説」「合戦の作法」「戦場での目印」「首級と切腹」「女武者と船戦さ」と分かれており、それぞれの章がイラストつきで、要点を踏まえて分かり易く解説されており、非常に知識欲を満たしてくれる本だと感じました。

私は、この本の武器の解説を読んで、はじめて槍と矛の違いを知りました。(矛は柄に刃の部分を被せる、槍は刃を柄の中に差し込む)

また、切腹の作法では、江戸時代には仕方が10種類にも及んだ事、戦国時代までは、未練たらたらな風情を見せ付ける事が武士らしく美しいとされていた事(その未練の見せ方とは、自らの裂いた腹から腸を引き出して投げつけるという凄まじさ)が、イラストで解説されており、この章だけはなかなか精神的に来る物がありました・・・。

私が購入したのは、文庫化されたものですが、このように資料的価値の高い内容で、定価500円というのは、非常にお買い得だと感じました。

私は、古書店で105円で購入できたので、尚更いい買い物だと満足しています。

因みにイラスト担当は、上田信画伯であります。




  

Posted by らんたろー at 09:57Comments(0)雑文・雑記