2009年08月26日

ワルサーP38 (ヨネザワ・エアコッキング)






☆ヨネザワ製ワルサーP38

かつてトイガンメーカーとして知られたヨネザワというメーカーの製品、ワルサーP38です。自宅の大規模片付け中に発掘しました。
良品どころか、購入時の包装紙すらそのままの状態でした。どうも、家族が親戚の子供に贈るために購入したものがそのまま保存されていた物らしく、軽く20年程モスボールされていたようです。リアルにマウンテンサイクル状態・・・(w






☆パッケージ内容

開けてみると、銃本体と予備弾、説明書というオーソドックスな構成です。箱には、「飛距離30メートル!!」と堂々と書いてありますが、凄い誇大広告ぶりです。HOP機能など存在しない時代の製品ですからねぇ・・・。






☆ワルサーP38・右側面

全体の形状は、実銃を良く再現しており、意外(と言っては失礼ですが)リアルな印象です。特に、同時期に発売されていた東京マルイ製ワルサーP38では、内蔵ピストンの寸法のせいでスライド後端が長すぎた為、見た目の印象ではヨネザワ製に一日の長がありました。(東京マルイ製は現在でも流通しています)






☆セーフティ

見ての通り、リアルの対極にあるようなオリジナルデザインのセーフティです。すでにセーフティというより、スイッチですね。古いトイガンは、製造するメーカーでも玩具という認識が強かったようで、このような思慮のない設計が良く見られます。(当時でも、モデルガンはリアル志向でした)今となっては、むしろ時代を感じさせてくれる分、面白いと感じます。






☆マガジンは割り箸タイプ

マガジンは、当時一般的だった割り箸型です。弾の装填はリップ部分からプチプチ詰め込みます。リップの弾の保持がしっかりしており、仮に予備マガジンを携行する際も安心です。






☆マガジンキャッチはライブ

セーフティのいい加減さとは違い、マガジンキャッチは実銃通り機能します。カッチリとした動きで、操作していて気分が良いです。






☆ワルサーP38・左側面

この製品の一番のウリは、擬似ブローバック式の部分につきます。エアコッキング式ですが、一般的な物がスライドを引いてコッキングするのに対し、ヨネザワルサーはスライド後退状態が通常時で、スライドを押し込むことでコッキングします。トリガーを引くと弾が発射され、同時にスライドが元の位置に戻る為、「ブローバックしたような気になる」というわけです。






☆コッキング状態

この状態でトリガーを引くと勢いよくスライドが後退します。






☆発射状態

オール樹脂製で軽い銃ですが、勢い良くスライドが後退するので手首に”カツン“と来る反動が小気味良いです。(さすがに“ガツン”とはきませんね)






☆弾速は初速43m/s前後

弾速は遅め。対象年齢10歳以上なので、予想通りです。0.20g弾だと重力に引かれすぎて悲しい事になりますが、ミニ電動ガン用の0.12g軽量弾を使えば、プリンキングで使う分にはそこそこ飛んでくれます。




実射性能は、現在のトイガンとは比べるべくもないですが、設計の古い点、前述の通り、セーフティが実銃と違っていたり、刻印部分がモールドではなく印刷だったりといった部分が、今となっては真新しく感じます。まだメーカーがエアソフトガンに対してモデルガン的リアリティを考慮していなかった時代の製品ならではの面白さがありますね。



  

Posted by らんたろー at 18:16Comments(4)トイガン:エアコッキング

2009年08月19日

日常で使える軍モノ・アイテム ~ 5.56㎜弾アクセサリー






ダミーカートは持っていなくても、キーホルダーを持っている人は多いと思います。今回は、そんな何の変哲もないカートリッジ型キーホルダーの紹介です。






☆カート型キーホルダー・2種

画像は、サープラスショップで購入した米軍の5.56㎜弾を加工したキーホルダーです。私は、他に7.62㎜弾と12.7㎜弾のダミーカートを所有していますが、5.56㎜弾はサイズ的に最も手頃で、キーホルダーに丁度良いです。
画像ではかなりくたびれて見えますが、購入当時は、キーチェーン部分と比べても遜色ないほどに金色に輝いていました。ブラスカートリッジは、触れば触るだけ酸化で黒ずんでしまうのがちょっと残念ですね。






☆カート型シャーペン

こちらは、一見普通のダミーカートに見えますが、内部にシャープペンシルが仕込んであります。






☆底部を外して芯を補給

小さいカートリッジの中に、シャーペンの機能が詰め込まれている様子がわかるでしょうか。






☆芯を出すとこんな感じ







☆カート型シャーペン・使用状況

写真で見ての通り、ものすごく使い辛いです。実用性は?ですが、変り種文房具としては、よく出来たアイテムだと思います。






☆カート型シャーペン・説明書

シャーペンに付属の説明書です。そもそもこのアイテムは、トイガンショップ「アンクル」で購入者特典として頂いたおまけでした。説明書にあるように、シャーペン型とボールペン型があったようです。(どちらが貰えるかはランダムだった筈)地味に嬉しいおまけでした。








☆実物マガジンへの装填状況

キーホルダーといっても元は使用済みの実物薬莢なので、チェーンを外してしまえば実物マガジンにも装填できます。




私は、これらカートリッジ・キーホルダーを、日常生活で利用できる軍モノ・アクセサリーとして日頃から活用しております。BDUタイプのカーゴパンツやドッグタグと並んで、民間で使っていても違和感を持たれないので気を使わずに済むのがいいですね。



  

Posted by らんたろー at 19:00Comments(3)装備:その他

2009年08月12日

64式銃剣 (すてんがん工廠・組み立てキット)




この64式小銃銃剣レプリカは、TOPの64式小銃を所持していた頃、装備に合わせる為に購入した、すてんがん工廠製のガレージキットです。購入したのは組み立てキットでしたが、完成品も発売されていました。

素材は、本体は恐らくレジンキャスト、金属部分はホワイトメタル製のようです。ガレージキット模型ではポピュラーな素材選択ですね。
ホワイトメタルは、カッターでバリが容易に取れる程度のやわらかい素材なので、あまり過酷な使用には耐えません。





☆鞘部分はレジン製

製品は、鞘と銃剣本体がそれぞれ別売りです。結構な出費になりました・・・。
鞘本体がレジン製のモナカ構造で、エポキシ系接着剤もしくは瞬間接着剤で組み立てます。強度はそこそこですが、余程無茶な扱いをしない限り、壊れる事は無いと思います。




☆剣身はレジン製

剣身はムクのレジン製です。戦後の銃剣としては異例な程長いです。
これは自衛隊内の「銃剣無用派」と「銃剣擁護派」の論争の末、日本軍の三十年式銃剣と米軍のM1ガーランド用銃剣の中間位の長さにする事にした為だそうです。




☆上から押さえつけてみた

剣身は、割と柔らかめの樹脂なので、指でねじったりすると画像のような感じになります。
しかも剣身が長い為に、放っておいても時間経過と共に徐々に曲がってきてしまう傾向があるのがちょっと残念。






☆着剣装置

着剣装置は実物と同じように作動しますが、ホワイトメタル素材の為、固定は甘いです。実物同様、銃剣止めが役に立ちそうな予感・・・。




☆正規の銃剣吊り下げ位置




☆訓練時の銃剣吊り下げ位置

銃剣を提げる位置は、左腰が正規の位置になりますが、この位置だと、匍匐前進の際に邪魔になる為、通常訓練時には右腰に提げるのが一般的です。
あと、すてんがん工廠製特有のデメリットとしては、重量バランスのせいで鞘が上を向きがちです。銃剣本体と鞘をつなぐストッパー機構が付いているものの、前述のようにホワイトメタル製なのが災いして、いともたやすく磨耗してしまいます。(銃剣本体を何度鞘から落としたことか…orz)




☆ハトメ下段に吊り下げた状態




☆ハトメ上段に吊り下げた状態(応用)

銃剣鞘のストラップは、金具を介して柔軟に動くように出来ています。恐らく、車輌搭乗の際に邪魔にならないようにとの工夫かと思われます。(この手の工夫は、機械化が進んだ昭和の日本陸軍にも見られます)
その為、弾帯に吊り下げた際に腰で銃剣がブラブラするので、自衛隊員の中には規定とは異なり弾帯の上段のハトメに引っ掛けて提げている隊員も見られます。




☆64式小銃・銃剣止め

自衛隊ならではのアイテムとして、銃剣止めがあります。銃剣止めとは、訓練中に銃剣を紛失するのを防ぐ為に、銃剣本体と弾帯を連結しておく紐の事です。






☆64式銃剣・テーピング状態

実際の自衛隊では、銃や装備品へ、脱落防止の為にビニールテープを巻く事が行われていますが、銃剣も例外では無く、鞘の接合部等にテーピングがされていますので、それを再現してみました。
ちなみにテープを巻いたままほうっておくと、べたべたに溶着して剥がせなくなりますので注意。(私は剥がした後のべたつきが取れず、結局シンナーで拭き取ったあとに再塗装するハメになりました・・・orz)




☆着剣状況

さすがに長い銃剣は、着剣時の見栄えはかなり勇ましいです。銃剣格闘なら負ける気がしませんね。敵の懐に到達する事は稀でしょうケド(w

  

Posted by らんたろー at 09:21Comments(4)装備:自衛隊

2009年08月05日

SIG P226 (SⅡS・エアコッキング)






陸上自衛隊の装備に合わせて、冬でも使えるサイドアームとしてエアコッキング式ハンドガンを調達してみました。
自衛隊装備用のサイドアームとなると、SIG P220が理想なのですが、現在生産されているエアコッキング式のP220は無いようで、代用品として形状の似ているSⅡS製エアコッキングガンSIG P226を購入してみました。






☆SIG P226・ディテール

外観は、エッジがしっかり立っていて、カッチリとした印象で好感が持てます。
グリップは旧型のチェッカリングタイプで、東京マルイのガスブローバックと比べると、結構印象が異なります。
刻印の端が少し浮き上がっているのが、打刻の雰囲気があって良いですね。




☆マガジン(×2)

マガジンの装弾数は12発、予備マガジンが1本付属しています。
付属品が多いと、お買い得感がありますね。
給弾部分にリップがあるので、予備マガジンの携行にも問題ありません。
マガジン自体の形状は、だいぶアレンジされていて、割り箸タイプよりはマシ、という程度。あまりリアルとは言えませんね。




☆ハンマーはスライドに連動して可動

ハンマーはスライドに連動しており、コッキング時には画像のように可動します。
最近のトイガンの標準的な仕様です。




☆デコッキングレバーがセーフティに相当

実銃と違い、デコッキングレバー部分にセーフティ機能があります。
画像の状態がセーフティの掛かった状態です。
デコッキングレバーにセーフティ機能を持たせるアレンジは、他のメーカーの商品でもよく見られる仕様です。




☆簡単に分解可能

テイクダウンレバーを引き抜くと、画像のようにスライドとフレームを簡単に分離できます。(分解方法は、説明書には一切記載されていません)
かつての東京マルイ製¥1,900シリーズの印象の強い私などは、この機能に気づいた時は、素直に「凄い!」と感心しました。




☆弾速

初速は60m/s程度。エアコッキング廉価版として必要充分、標準的なパワーです。




☆このグリッピングこそ“SIG”なのだ

SⅡS製「SIG P226」は、グリップ形状がチェッカリングタイプで、東京マルイ製「SIG P226 RAIL」のシボ加工と比べると、握り心地も結構違います。
個人的にはチェッカリングタイプの方が好みですね(w

フレームの造りや操作感など、廉価なエアコッキングとしてはレベルは高いと思います。
比較対象になるであろう、東京マルイの現行の製品と比べても、遜色ない満足感が得られそうです。
ただ一点、実射性能を除けば・・・。

この銃、HOP機能が付いていると書かれている割には、飛距離が短かすぎるようです。
説明書では0.2g弾が推奨されていますが、全然飛距離が稼げないので、試しに0.12g弾を使ってみました。
結果、ようやく見られるレベルの飛距離を稼げるようになりましたが、代わりに弾道が不安定に・・・。

素性はいいと思うので、スキルのある人が手を加えれば、化ける素質はありそうです。
そこまでやる価値を見出せるなら、ですが・・・。

  

Posted by らんたろー at 19:00Comments(0)トイガン:エアコッキング