2016年07月30日

89式小銃負い紐・官品仕様 (複製品)







89式小銃用負紐(スリングベルト)の複製品です。

キャロット製レプリカを買い逃がして以来、PX品の3点スリングを購入してみたり、似た形のモデルガン用スリングを代用してみたりした物の、一向に納得できずにいましたが、ようやく89式小銃負紐そのものの複製品を入手する事が出来ました。






本品はヤフオク!に出品されていた、個人製作の物になります。

出品者の方のこだわりによる金具類の再現性や負紐の厚み・質感等、良く出来ており大変満足しております。








89式小銃用独特の茄子環の拡大画像です。

微妙な厚みと形状が良く再現されており、東京マルイ製電動ガンの89式小銃にぴったり装着できます。







スリングのサイズ調整金具も独特の形状ですが、専用の金具を発注したそうで、良く出来ています。






89式小銃に負紐を装着してみました。

やはりコレが一番しっくり来ます。






フロント側のスリングスイベルはいわば穴のような物で、茄子環は絶妙なクリアランスで取り付けることが出来ます。

画像では脱落防止テーピングをしてあるのでディテールがわかりづらいですね。






ストック側のスリングスイベルはバットストック側に近く設置してあり、負紐を装着して取り扱ってみると、フロントとリアの位置関係上、結構遠くに感じます。

専用金具により、サイズ調節はし易いつくりです。






陸上自衛隊でも現在は官品の3点スリングに更新されている最中で、やがて旧式装備と呼ばれるようになるのでしょうが、私的にはシンプルなこの負紐が好みですね。




  

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2016年07月23日

シールテープ de 脱落防止 ~ 小銃用ツヤ消し脱落防止・防音テープ (戦人製)







自衛隊員向けの便利グッズを販売している「戦人」の、脱落防止テープを購入しました。

どんな物かと期待していたところ、届いた物は水道などのシールテープの黒色版でした。

若干拍子抜けではありましたが、百聞は一見にしかず、早速使ってみました。





[64式小銃・脱落防止要領]















[89式小銃・脱落防止要領]





べた付かないのは良いのですが、何重か巻かないと剥離してしまう点、それでも使っているうちに剥離してくる点、テープの幅が細い点は残念ですね。




  

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2016年05月21日

64式小銃銃剣 (ウインドラス製・複製品)






装飾用刀剣類のメーカー「ウインドラス」から64式小銃銃剣が発売されたと言う事で様子見していましたが、割引品を見つけたので購入してみました。






すてんがん工廠のガレージキットと比べると、全体的にダルい作りで、成型も甘く、はっきり言って出来は悪いです。

ただ、金属製で丈夫な点が、唯一にして決定的な価値と言えます。

折れない、ひっくり返らないというのは着装派ゲーマーにとってはありがたいです。






ウインドラス製品はいくつか購入経験がありますが、いつもお馴染みのボール紙製外箱です。






違うのは中身を示すシールのみです。






細部を見てみると、仕上げの荒さが目立ちます。
ほぼ、ラッカーペンキをベタ塗りしたような質感です。






銃剣鞘の先端は、本来は穴が開いているのですが再現されていません。






銃剣吊り部分も形状は再現されているものの、コットン部分の質感や色味は自衛隊装備とは思えない代物で残念な点の一つです。







64式銃剣を鞘から抜き出してみました。






銃剣はグリップ等、本来は別パーツ・別素材のはずの部分が一体成型で、全部ひっくるめて黒塗装されているような状態で残念ポイントだらけです。






銃剣底部です。

レール溝や可動部はライブで、着剣は可能ですが、溝が長すぎますね。






ブレードもグリップとの塗装の違いはなく、単なるつや消し黒色で、しかも厚ぼったい塗りなので高級感もなく、価格の割にはがっかりする部分です。






そして問題のグリップ部分。

別パーツっぽい溝でも彫ってあればまだマシだったのですが、完全に一体成型丸わかりな造詣です。







改めて銃剣の全景です。

残念な点を並べていくときりがない製品ですが、やはり真鍮製で強度が確保できる点、重量バランスのおかげで携行中に抜け落ちたりしない点はサバゲーマーとしては見逃せない長所です。







銃剣鞘の全景です。

鞘だけはどうやってもすてんがん工廠製品のほうがリアルです。

とはいえ、鞘本体は樹脂製で、一定の再現への努力も感じられ、とりあえず妥協できなくもないレベルの再現度なので納得はしています。






参考までにM1ガーランド用M1905銃剣との比較です。

若干ですが64式銃剣の方が長いのがわかります。






M1905銃剣はデニックス製の亜鉛合金レプリカですが、グリップに手を加えたり、パーカーシールで再塗装しています。

並べてみると、思ったほど64式銃剣も長いわけではないようです。






新旧自衛隊銃剣みつどもえ。

日本軍の三十年式銃剣の極端な長さがよくわかります。

といっても、米軍のM1905銃剣も初期型は同じ位の長さだったんですけどね。






OD作業服に着剣した64式小銃で、気分はもう「戦国自衛隊」






長い銃に長い銃剣は良く似合いますね。

現用装備では銃剣の出番はまずなさそうですが(英軍は別として…w)、古い時代の軍装には銃剣は欠かせないアクセサリーだと思います。

もちろん、ゲームフィールドで振り回したりはしないのは大前提ですよ。




  

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2016年05月14日

陸上自衛隊 旧迷彩64式小銃カバー (PX品)






陸上自衛隊の64式小銃カバーです。

現在ではほぼ過去の産物と化していますが、1980年代には、小銃に被せて迷彩効果を高める小銃カバーがありました。

画像の物は旧迷彩柄のPX品です。






官品ではなく、あくまで私物扱いでしたが、実戦志向の空挺団や、小銃が汚れるのを防ぐ目的で普通科でも愛用者は少なくなかったようです。






画像は小銃先端部分です。

ジッパーで簡単に開放できるつくりです。






レシーバー周りです。

使用時にはここもまるっと広げる事が出来ます。






ストック部分です。バットストックまで覆うつくりなので、装着すると肩当ては展開できなくなります。






スリングスイベル部分は露出するよう作られています。






小銃カバーをカバーとして使用する際には、マガジンは装着しません。






ストック側のスリングスイベルも使えるよう四角く穴があけてあります。






ストック上部を見た所です。

綺麗にカバーされています。






ジッパー部分は青緑色で、簡単に開け閉めできるので、マズルカバー無しでも銃身が汚れるのを防げます。






小銃カバーを展開した、射撃状態です。






レシーバー部分のカバーは折り返してボタン留めするため、この部分のみ裏地のOD単色が目立ちますね。






あらかじめ二脚を出しておけば、カバーの上からでも折りたためます。






銃口付近のジッパーをあけたあとは、ドットボタンで側面に固定できます。






小銃カバー展開時にはマガジンも装填できます。ボルト付近からリアサイトまで開放されるため、銃の操作に不便はありません。






小銃カバーにはセレクターを通す切り欠きがあり、カバーをつけたまま安全装置の操作も問題なく出来ます。






小銃カバーのレシーバー付近のカバーはひっくり返して丸め、ドットボタンで留めてあります。






銃口付近のジッパーの色が目立ちますね。

長年使われていただけあって、よくできた装備品だと思います。

2型迷彩に更新される際にも、新迷彩柄の小銃カバーが販売されたようですが、そちらは殆ど普及しなかったようです。

その意味では、「昭和」を代表する装備と言えそうです。




  

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2016年05月07日

陸上自衛隊 64式小銃用弾納・1本用&2本用 (実物放出品)







陸上自衛隊で長年使用されていた、「64式小銃用弾納」です。
画像の物は実物中古放出品です。
64式小銃用弾納はODビニロン製で、1本収納用と2本収納用があり、それぞれ2個ずつ支給されていました。






装備への取り付け方法はシンプルなベルトループ式で、ポーチ両端の湾曲したフックで弾帯への固定を補助する造りです。






64式弾納・1本用です。
厚みは薄く、外見と採用時期から類推するに、アメリカ海兵隊のM14用マガジンポーチの影響を受けたデザインかと思われます。






裏面にはベルトループとワイヤーフックが見えます。
素材のビニロンはかなり丈夫で、相当使い込まれた中古放出品でも使用不能なほどの破損は見られません。






弾納の下部には水抜き穴が2箇所設けられています。






蓋はスナップボタンで留められており、内部には64式小銃弾倉が1本、ぴったり納まります。
収納部には余裕はなく、完全に64式小銃専用の設計になっています。(なお、画像のマガジンはTOP製電動ガンの物です)






64式弾納・1本用の特徴として、ポーチ下部にダブルフックワイヤー対応の取り付け穴が設けてあり、画像のように救急品入れや手榴弾入れを吊り下げる事が出来ます。






実際の訓練映像等では、もっぱら救急品入れを吊り下げている所が確認できます。
手榴弾入れは存在はしているようですが、私はいまだ実際の使用例を見たことがありません。






64式弾納・1本用の表面と裏面の比較です。






真横から見ると、弾納の薄さがよくわかります。






いっぽう、こちらは64式弾納・2本用です。
装備への取り付け方法は変わらず、ベルトループ式です。
なお、1990年代には2型迷彩の64式弾納が製造・支給されましたが、過渡期にはODビニロン製でスライドキーパー式の物も製造されていました。
現在、新品で入手が容易な物の大半はこの過渡期のタイプなので、1980年代までの旧型自衛隊装備を揃える際には間違えないように注意が必要ですね。






7.62㎜弾用マガジンを2本収納するため、相応の厚みがあるのがわかります。






真上から見た所と真下から見た所です。
下部には水抜き穴が2箇所設けられています。






64式弾納は、正規の取り付け位置は2本用を身体正面、その外側に1本用とされていたようですが、実際の隊員の装備方法では匍匐前進時に邪魔にならないよう、1本用を身体正面に、2本用を身体右側面に2個並べて取り付けていたようです。(匍匐時に接地する身体左側面をなるべく身軽にする為)






画像のように、64式小銃弾倉が2本、隙間無くぴったり収納できます。
画像ではトイガン用マガジンの為、収納が深く取り出しにくい印象ですが、実物弾倉は全長が若干長い為、指でつまめる程度にポーチ上に露出するようです。




  

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2016年04月30日

陸上自衛隊 旧迷彩装備 (1970~1980年代)






陸上自衛隊・旧迷彩装備です。

1970年初頭に採用されて以来、1980年代を通して使用されました。

冷戦最盛期の自衛隊のイメージこそ、旧迷彩柄であると言えましょう。

1990年初期に2型迷彩装備が導入されてからは徐々に更新が進み、2000年代に入るころには、ほぼ姿を消したようです。






迷彩作業服着用・正面。

旧迷彩現役当時の基本装備です。

装備の着装状況は基本的にOD作業服時代から2型迷彩時代まで基本的に同じです。






装備品はOD色ビニロン製です。

旧迷彩現役当時のPX(売店)では、旧迷彩柄で作られた弾帯や弾納が販売されていたそうです。

全身くまなく旧迷彩柄にしたい隊員が個人的に購入する為の物ですが、耐久性は低かったとか。






個人装備品はOD作業服採用時と同様で、被服以外では迷彩鉄帽覆(ヘルメット・カバー)が導入されました。






画像では擬装の為の工夫として、鉄帽の擬装網にDIY店で売られている造花を差しています。

単体で見ると良い感じだったのですが、写真に撮ってみると色が明るすぎて浮いて見えますね。






着剣した64式小銃を構え、白兵戦に備える自衛隊員です。

ブレードの長い64式銃剣ならではの見栄えの良さがお気に入りです。






迷彩作業服は、柄はリーフパターンを模倣しているので良いとして、色味が独特の水色がかった明緑色で、熊笹の植生に合わせた物といわれています。

一般にイメージされる迷彩の概念からは違和感を感じる色調ではありますね。






73式背嚢を背負った状態・正面。

73式背嚢には身体正面で肩の動きを阻害しない為の横方向のハーネスが着いており、動きやすさを考慮されています。






73式背嚢を背負った状態・背面。

腰周りの装備品に干渉しないよう、横長に作られているのが73式背嚢の特徴です。

ショベルは通常、画像のように柄が上を向くように収納していますが、収納ポーチ下部にジッパーがあり、柄を下にして収納する事もできます。






小銃を肩に下げての移動中の様子です。

防護マスクに背嚢まで背負うと、動く時に結構かさばります。






73式背嚢の横長構造はそれはそれで理に適っているのですが反面、移動時に左右にぐらつく(揺れる)傾向があります。






着剣した64式小銃を手にしての移動シーン。

いやー、64式小銃は着剣状態が様になりますね~。






携帯円匙を背負った状態・正面。

戦闘を想定し、身体擬装網を身につけ、鉄帽共々、自然の草木を括りつけています。

また、顔にはドーランを塗って迷彩効果を高めています。






携帯円匙を背負った状態・背面。

携帯円匙は自作した背負い紐で背中に背負っています。

この紐はタイヤのゴムチューブ等を使って隊員が個人で製作した物で、通称「カンタロウ」と呼ばれています。

折畳式円匙の無かったOD作業服、旧迷彩時代にはこのような装備方法が良く行われていました。






64式小銃・立射姿勢です。

防護マスク4形ケースの大きさが目立ちますね。






第二匍匐中の自衛隊員です。

個人的に、旧日本軍と自衛隊は第二匍匐姿勢が一番格好良いと思います。






64式小銃・伏射姿勢です。

独特な色調の旧迷彩ですが、擬装の上で草木中に伏せれば、なかなか上手く溶け込めるようです。






64式小銃・二脚使用状態です。

64式小銃自慢の二脚を使用し、安定した射撃が出来ます。

画像のTOP製電動ガンは性能がどうしようもないので、あまり意味はありませんが…w






現在は中国のS&T社から64式小銃の電動ガンが発売されているので、外観に不満はあるものの、とりあえず「使える64式」が入手可能になったのはありがたい限りです。




  

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2016年04月23日

熊笹柄と冷戦期 ~ 陸上自衛隊 旧迷彩作業服 (ノーアイロン・PX品)






陸上自衛隊の旧迷彩服です。

旧迷彩という呼称は、現在の俗称であり、この服の現役当時には単純に「迷彩作業服」、のちには「戦闘服」とも呼ばれていました。






この迷彩作業服は1970年頃に採用され、まず空挺部隊、次に普通科その他へと順次装備されていき、1970年代を通してほぼ全隊員に行き渡ったようです。

1980年代には通常訓練及び普段着としてOD作業服、大規模な演習時(もちろん有事も含む)には旧迷彩といった使い分けがなされていたようです。






裏地はグレーグリーン単色です。

迷彩作業服のデザインはOD作業服とほとんど同型です。






OD作業服同様、脇の下には開口部が設けられており、通気性を考慮した作りになっています。

日本陸軍の各種軍衣にも見られる特徴です。






上衣には胸ポケットが2つあり、フラップは隠しボタン式です。






見ての通り、容量は少なく、持ち物を運ぶにはもっぱらズボンのポケットを使う事になります。






襟は折襟式で、前あわせはジッパー式です。

この辺りのデザインもOD作業服そのままです。

なお、取り付けてある階級略章及び名札は1984年以降に採用されたサブデュードタイプです。






襟の裏側にはボタンがあり、立ち襟型にする事が出来ます。






立ち襟状態にする事で、首を擬装する事、風を防ぎ防寒性を高める事が出来ます。






肩のエポーレットはボタン留めで、吊帯を通した際に不意の脱落を防止出来ます。

なお、この迷彩作業服は駐屯地の売店で販売されていたPX品のひとつで、「ノーアイロン」と呼ばれるテトロン製生地の物です。

質感がすべすべした化繊製で皺になりにくく、ノーアイロンと呼ばれているのですが、可燃性で容易に燃え溶けてしまうため、自衛隊内で使用禁止措置が取られたと聞いた事があります。






袖はボタン留め式です。






ボタンは2箇所あり、絞りを調節できます。






一番絞った状態です。






迷彩作業ズボンです。

迷彩柄の為にディテールが分りづらいですが、やはりOD作業服と同じデザインです。






背面も同様です。

ノーアイロンタイプなので、ビニロン製のOD作業服と比べても、皺が目立ちません。






前合わせはボタン留めです。






ズボンベルトは服と共生地の迷彩柄布製で、デザインはOD作業服用と同型です。

なお、ベルトは付属していなかった為、官品仕様のビニロン製ベルトを別途調達しました。






背面の様子です。

幅広のベルトループもOD作業服と同様です。






ズボンを側面から見た所です。

膝の辺りに当て布で補強がしてあります。






カーゴポケットはズボンベルトに近い、高い位置にあります。

なお、画像はありませんが空挺隊専用服では落下傘装備時に干渉しないようにポケットの位置がもっと下に移動させてあります。






カーゴポケットはマチがつけてあり、なるべく容量が多くなるよう工夫されています。






フラップはボタン1箇所で閉じる仕様です。






迷彩パターンは同時期の米軍のリーフパターンを参考にしているようです。

そして特徴的なのが迷彩の色調で、基本色がうぐいす色というか薄緑色といった淡い色調で、脱色・退色が進むと水色に近くなっていきます。

米軍のウッドランド迷彩などを見慣れた人間からすると、とっぴな色調に思えますが、マニア間ではおおむね「熊笹迷彩」と通称されるように、北海道に多く自生している熊笹によく溶け込む色調なのだそうです。

それゆえ、時に北海道専用迷彩などと呼ばれていたのを記憶しています。

また一説には、これは一種の「都市迷彩」である、という話もありました。

すなわち、薄緑色に茶色の混じった迷彩柄は、高層ビルの瓦礫にアスファルトが抉れて表土が露になった状態によく合う、というわけです。(勿論ウソ・ヨタ話の類ですがw)






色の独特さは世界有数の旧迷彩、これが現用の時代にはお世辞にも格好良いとは思えませんでしたが、完全に過去の存在となった今では、とても魅力的に見えるふしぎ!

なんといっても、冷戦期たけなわの1980年代の日本を守りぬいたのはこの迷彩柄ですからね。

自衛隊装備好きにとっては、思い入れもひとしおです。




  

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2016年04月16日

通称「丸天帽」 ~ 陸上自衛隊 作業帽各種 (PX品)






陸上自衛隊のOD作業帽です。

画像の物はいわゆるPX品(駐屯地売店やサープラスショップで販売されている民生品)です。






陸上自衛隊の作業帽は、第二次世界大戦当時のアメリカ陸軍のフィールドキャップのコピー生産から始まりました。

1950年代の陸上自衛隊では、M1943フィールドジャケットに似た国産作業服と共に使用されましたが、やがて折り目の付かない円筒形の作業帽が採用されます。






通称「丸天帽」とも呼ばれる独特の形状は、アメリカ陸軍が朝鮮戦争で使用していた「ブロックキャップ」を参考にした物と思われます。(ブロックキャップは米軍の制式品ではありませんでしたが、PXで購入できた為、外見の格好良さを好む兵士に愛用されました)






帽子のハチマキ部分の内側はメッシュ素材で内張りがしてあり、汗対策と思われます。






綺麗な円筒形を維持するため、円形の周囲にはピアノ線を挟みこむ為の折り返しが設けてあります。






米軍の帽子と違い、作業帽には旧日本軍の略帽ようにサイズ調整用の紐が付いています。






こちらは旧迷彩柄の作業帽です。

OD作業帽同様、PX品の新品です。






この旧迷彩作業帽は流通在庫のみと言う事もあって、最近は入手困難なようです。






話に聞く限りでは、旧迷彩柄の作業帽は官品としては支給されておらず、自衛隊員各自でPX品を自費購入していたそうです。






ピアノ線を別途購入、仕込んであるので、天頂部も綺麗な円形を保持しています。






内側は迷彩の基本色の灰緑色単色です。






基本構造はOD作業帽と全く同じと言っていいようです。






こちらは現用の2型迷彩作業帽です。

1990年代初頭に導入された戦闘装着セットのひとつで、もっぱら「戦闘帽」や「迷彩戦闘帽」と呼ばれます。






例によってPX品ですが、はじめから帽章が接着してあるタイプを購入しました。






側面には通気孔が2箇所あります。






採用当初はそれまでの作業帽と同型で、2型迷彩柄にした物でしたが、最近の物はサイズ調整用の紐が廃止され、代わりにゴムが内蔵されています。






天頂部はこれまでと同様、ピアノ線で丸く保持するように出来ています。






内側は迷彩ではなく、単色生地なのも従来どおりです。






帽子後部のUPです。

引っ張ってみると、ゴムが内蔵されているのがわかります。






メッシュ素材の内張りも従来どおりです。










実際に作業帽を被ってみたところです。

帽子を水平に保つのが格好良く被るコツですね。




  

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2016年04月09日

陸上自衛隊 OD装備 (1960~1980年代)






画像はOD作業服~旧迷彩服時代の陸上自衛隊の個人装備です。

各装備品は、演習時に良く見られる並びで組んでみました。






これらの装備品はいずれもOD色のビニロン素材で作られており、大変頑丈にできています。

各装備品は実物放出品や駐屯地の売店で購入したPX品など入り混じっています。






2型迷彩装備が採用されるまでの自衛隊の個人装備は、画像のようにベルトループに弾帯を通してUの字型の金具でズレを防止する構造でした。






画像の64式小銃用銃剣は、ウインドラス製の真鍮製刀身の複製品です。

以前紹介したすてんがん工廠製ガレージキットと比べると再現性はだいぶ劣る代物ですが、なんせ金属製なので強度の面からサバイバルゲーム用には重宝します。

なお、実際の使用例によく見られるテープによる脱落防止を再現してみました。






自衛隊では常用されている銃剣止めを装着しています。

ナイロン製の紐の両端に金具が付いており、一方を弾帯の鳩目に引っ掛け、もう一方を銃剣の着剣溝に挿し込んで脱落防止とします。






ウインドラスの銃剣には実物にある着剣装置の凹型の溝がなく、銃剣止めの金具がロックされないため、画像のように金具にガムテープを巻いてキツめにして押し込んでいます。

とりあえずこのやり方で外れる事はありません。






陸上自衛隊普通科隊員の基本装備例・正面。

64式小銃を装備しています。

大型の防護マスクケースが目立ちます。

実際には1980年代だと若干エッジが丸っこい「防護マスク3形ケース」が正確ですが、もっていないので、より新しい「防護マスク4形ケース」を代用しています。






陸上自衛隊普通科隊員の基本装備例・背面。

X型の吊帯(サスペンダー)で装備品を吊る形式は、1940~1950年代の米軍装備を参考にした物と思われます。






73式背嚢装備例・正面。

背負った73式背嚢の補助ストラップが胸部に見えます。

この構造のおかげで腕が動かし易くなっています。






73式背嚢装備例・背面。

73式背嚢は旧型背嚢がほとんど旧日本軍の模倣だったのに比べ、個人装備をより効率よく運搬できるよう工夫された新型です。

良く出来た背嚢で、ビニロン素材で耐久性も高く、横長のデザインは腰の装備品への干渉を防ぐ為よく出来ています。

ただ、横長ゆえに移動すると揺さぶられる感じがするのが気になります。






円匙装備例・正面。

普通科の訓練時に良く見られた、円匙(ショベル)を背中に背負った状態です。

円匙は殆どの場合、隊員の自作したストラップを使って背負います。






円匙装備例・背面。

背中の円匙はゴムチューブ等で隊員の自作したストラップで背負っています。

このストラップ、通称「カンタロウ」と呼ぶそうです。(命名理由は不明)






自作ストラップで背負うやり方は、米軍風に腰に装備するのに比べると楽に、安定して装備できます。

特に米軍の物を模倣した自衛隊の旧型携帯円匙は重量が結構あるので、腰の弾帯に下げると腰痛になりそうな負荷を感じます。






着剣状態での警戒前進中の姿。

64式小銃用銃剣は同時期の各国軍と比べてもブレードが長く、実用性はともかく見た感じサマになります。






64式小銃・膝射姿勢です。

暑い時期には腕まくりしている事もありますが、基本的に擬装重視する自衛隊では珍しいですね。






背中の円匙が案外据わりがいいのがわかります。

サバイバルゲームでも移動時、常に安定しているのでカンタロウは便利で良いですね。






こちらは64式小銃採用以前に自衛隊の主力であったM1小銃用の弾納です。

以前にも紹介した物で、チームB.U.GメンバーRODAN氏所有の物を撮影用にお借りしました。






専用ポーチだけに、M1ダミークリップがぴったり収まります。

米軍の物と比べると、ベルト一体型ではなく、ポーチの数も4連になっており、収容弾数が減っています。

弾帯への装着方法は後の64式小銃用弾納と同様の方式です。






OD作業服での装備状況・正面です。

腰周りの雰囲気と手にした木製銃床で、64式時代と比べると、割と印象が変わるものです。






OD作業服での装備状況・背面です。

今回は弾帯と弾納のみの軽装備状態を再現しました。

画像では暗くて見えずらいですが、左腰にM1銃剣も吊っています。






全体に暗くなってしまいましたが、M1小銃の立射姿勢です。

M1小銃にはODコットン製スリングベルトを装備しています。

M1ガーランドにはM1907革製スリングベルトがつき物ですが、自衛隊に供与された物では見かけませんね。






8連クリップ装填の様子です。

M1小銃のみならず、コルトM1911やM3グリースガン等、自衛隊に供与された米軍装備は全て第二次世界大戦で使用された者を整備・調整した物で、1960年代にはとっくに耐用年数を過ぎていたようで、64式小銃の更新速度が予想以上に速やかに生産・配備されたのも納得です。

と言うわけで、陸上自衛隊では1970年代に入るとM1小銃はすっかり見られなくなったようです。






「11.4㎜短機関銃M3A1」を装備した状態。

M3A1は自衛隊創設初期に米軍から供与された装備のひとつで、初期型のM3短機関銃や、トンプソンM1A1と共に、主に機甲科の乗員自衛用、普通科の偵察隊、迫撃砲手等に配備されていました。






64式小銃採用後は普通科での運用は早々に打ち切られましたが、他に適当なサイズ・火力の武装の無かった車両乗員の自衛用火器として長らく使われ続け、2000年代初期頃までは駐屯地祭等で見られる程度には運用が続いていました。

さすがに現在では完全に退役完了しているようです。






OD作業服にグリースガンという組み合わせは、往年の角川映画「戦国自衛隊」の、にしきのあきら演ずる自衛隊員を思い出します。

リアリティより映像の迫力を優先した内容で、B級映画臭がしながらも、今でもたまに見直したくなる作品です。




  

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2016年04月02日

一昔前の「自衛隊さん」 ~ 陸上自衛隊 OD作業服 (PX品)





陸上自衛隊でながらく使用されていた「OD作業服」です。






名称の通り、制服着用時以外の各種作業時の基本装備ですが、1970年代に迷彩作業服が導入されるまでは訓練・戦闘服としても使われていました。






自衛隊好きの間では「65式作業服」の名称もよく使われますが、自衛隊内ではもっぱら「OD作業服」と呼ばれていたようです。さらに1980年代頃からは「OD戦闘服」とも呼ばれていたとか。






自衛隊では発足以来、米軍のフィールドジャケットに似たデザインの国産作業服を使用していましたが、それに変わり採用されたのがこのOD作業服で、もともと空挺部隊での運用を考慮してデザインされた物を、ほぼそのまま採用したらしいです。






その為、前あわせがジッパー式だったり、服の裾をズボンにたくし込む着用の仕方等、特徴的なデザインが多々見られます。

例えば襟には裏にボタンとボタンホールが設けられ、画像のように立ち襟のような状態にも出来ます。

擬装と防寒を考慮したデザインと言えましょう。

また、両肩にはボタン留め式のエポーレットがあり、ここに吊帯(装備サスペンダー)を通す事で脱落防止にもなります。

なお、画像には映っていませんが、わきの下には開口部があり、通気性を考慮したデザインになっています。

これは日本陸軍の各種軍服にも見られる特徴で、この点に気付いた時、私は自衛隊にも旧軍のDNAが受け継がれているのだなと感慨深い気持ちになりました。






上腕部には階級略章(作業服・戦闘服用階級章の事)が縫い付けられます。

画像の物は旧型のフルカラータイプで、OD地に銀糸刺繍されていますが、1984年4月からは迷彩効果を考慮したサブデュードタイプのOD地に黒糸刺繍(現用モデル)へと変更されました。






袖はボタン留め式で、ボタンは2個縫い付けられています。






ボタンを留めるとこのような状態になります。






OD作業服のズボンです。

両側面に大型のカーゴポケットが付いているのが特徴です。






デザインそのものは絞りなどのない、実にシンプルなストレートタイプです。






ズボンには幅広のベルトループが設けられており、耐久性も高そうです。

なお、ズボン用ベルトは専用デザインの物がはじめから付属しています。






ズボンのベルトはズボンと共生地で縫製されたもので、2箇所の金属金具に布製のベルトを通す単純ながら丈夫なつくりです。

シンプルですが、馴れるとけっこう使いやすいベルトです。

このベルトのデザインは、後発の迷彩作業服(旧迷彩服)にも受け継がれています。






ジャケットとは違い、ズボンの前合わせはボタン留めになっています。






ズボンの背面です。

見ての通り、OD作業服のズボンには2箇所のカーゴポケット以外には物入れがありません。






背中側にも幅広のベルトループが確認できます。

なお、作業服の素材はコットンとビニロンの混紡で、非常に頑丈で耐久性に優れた素材です。

その分、厚みがありたくし込み型の着こなしも加わり、夏場は暑いと不評でもあったようです。






カーゴポケットは画像のように、ズボンベルトの直下に位置し、通常のズボンのような手を突っ込めるポケットはありません。

この辺りのデザインはアメリカ軍のM43HBT作業服を彷彿とさせます。







OD作業服の着装状況・正面。

円筒形の作業帽とあわせて、OD単色のこの着こなしが、ながらく陸上自衛隊のイメージでした。

もう20年も前の話になりましょうか…。






OD作業服の着装状況・背面。

実際の自衛隊さんはアイロンをしっかりかけて皺なく着こなしていますが、不精な私はわりとしわしわで着用しちゃってます。






自衛用に弾帯に拳銃を装備した状態です。

私は自衛隊専用の「W」マーク付きの個体を所持していないため、アメリカ軍のホルスターを代用しています。






拳銃の射撃姿勢です。

たくてぃこーな運用がなされる以前、前時代的な軍隊の拳銃の撃ち方は大抵、腰に手を当てて片手射ちが基本でした。






OD作業服の時代にはコルトM1911が似合います。

自衛隊での名称は「11.4㎜拳銃」でした。

1982年に「9㎜拳銃(SIG P220のライセンス生産品)」が採用されてからは速やかに退役していったようです。






この日はチームB.U.Gの戦友RODAN氏と示し合わせて、共にOD作業服で参戦しました。

同じコスチュームの仲間が揃うと、俄然”らしく”見えてきますね。






フィールドの倒木を片付けた時の様子です。

自衛隊装備だと、こういう作業の様子がことのほかサマになる気がします。






画像、向かって左はチームB.U.Gきっての自衛隊スキー「RODAN」氏です。

「OD作業服で揃えよう」との提案にさらりと答えてくれる辺り、さすがは自衛隊専門ゲーマーです。(撮影協力、感謝してます!)




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:自衛隊

2016年03月26日

現代の陸自装備 ~ 陸上自衛隊 現用装備・防弾チョッキ2型仕様






陸上自衛隊装備でサバイバルゲームをすべく、迷彩服3型や戦闘装着セットを揃えてきましたが、総決算として、防弾チョッキ2型を購入、現用装備を再現してみました。






今回の自衛隊コーデのメインコンテンツ、防弾チョッキ2型です。

さらに00式防護マスクケースを装備します。






防弾チョッキ2型の下に着装する、弾帯とつり帯です。

防弾チョッキ2型の装備取り付けループに装着できない、銃剣やホルスターを装備します。






【装備装着要領・その1】
まず、00式防護マスクケースを、米軍式に太股に装備します。

本来は肩からたすき掛けする構造ですが、防弾チョッキ2型に干渉しないよう、装備位置を変更しています。






【装備装着要領・その2】
次につり帯・弾帯を装着します。

この時点で私物のレッグホルスターと銃剣を装備する事になります。






【装備装着要領・その3】
最後に防弾チョッキ2型を着用して、装備完了です。

通常装備する弾入れや水筒、携帯ショベルは防弾チョッキ2型に装着してあります。






防弾チョッキ2型着装・正面です。

官品の89式小銃用弾入れを正面の装備テープに並べて装着、ちょうどチェストリグのように使えます。






防弾チョッキ2型着装・背面です。

太股に装着した防護マスクケースの存在感が半端ないです。(実際にゲームでも邪魔で仕方がないという…w)






防弾チョッキ2型着装・右側面です。

迷彩柄の中で、黒色のレッグホルスターが良いアクセントになっています。






防弾チョッキ2型着装・左側面です。

89式小銃装備には欠かせない、89式銃剣が目立ちます。






防弾チョッキ2型には、89式弾入れの他、拳銃弾入れとアドミンポーチを装着しています。

アドミンポーチには普段戦闘服に装着している徽章、名札を貼り付けています。






防弾チョッキ2型の背面には越しまわりに装備装着用ループがあり、ここに携帯ショベル覆いと水筒を装着しています。

襟首の後ろにはベルクロがあり、国旗ワッペンを貼り付けています。






89式小銃・立射姿勢です。

防弾チョッキの肩パッドが干渉するので、ストックは肩に乗せるような感じで構えています。






89式小銃・膝射姿勢です。

今回初めて購入したCQCスタイル・レッグホルスターは滑り止め効果のあるゴム入りストラップのおかげで、ぐらつかないので良いですね。






膝射姿勢を背中側から見た所です。

襟や肩周りを見ると、隙間無く身体を護る構造が良く分ります。

この姿勢だと顕著ですが、防護マスクケースはとにかくかさばり、取り回しが面倒です。








89式小銃・伏射姿勢です。

写真撮影用にかなり無理をしてポーズを取っていますが、実際のところ襟首と鉄帽の後頭部が干渉して照準は極めて困難です。

戦闘服だけなら上半身を上げ気味に出来るのですが、防弾チョッキ2型は柔軟性皆無のため、無理がありました…w






89式銃剣・着剣姿勢です。

短いとはいえ銃剣を装着すると格好良いです。






着剣状態での射撃姿勢もまた、様になります。(勿論、ゲーム中は銃剣は付けていません。念のため)






89式小銃を背に負って、拳銃を構えた所です。

ホルスターは安価なCQCスタイル・レプリカホルスターを装備しています。






官品に忠実にいけばタナカ製ガスブローバック・9㎜拳銃にすべきところですが、実射性能があんまりなので、私はゲーム用と割り切って東京マルイ製のSIG P226を愛用しています。






また、本来なら自衛隊ではサファリランド・ホルスターが多用されている印象ですが、価格と使用感優先でCQCタイプを装備しています。

他のゲーマーの方々の使い方を見て便利そうだったので購入してみましたが、確かにこれは便利ですね。

普段、十四年式拳銃嚢を使っているわが身としては、装備品の進化のすごさを実感しております。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(5)装備:自衛隊

2016年03月12日

陸上自衛隊 防弾チョッキ2型 (エスアンドグラフ製・複製品)






以前紹介した楯桜製「防弾チョッキ2型」ですが、身体サイズ的に大きすぎたため、あらたにサイズ選択の出来るエスアンドグラフ製品を購入しました。






今回購入したのは、一番サイズの小さい「S」です。

早速着用してみたところ、なんとか着こなせるようでしたので、サバゲー用に採用決定!
(楯桜製品には旅立ってもらいました…)






MOLLEに見えるテープ部分ですが、官品同様、アリスキーパーに合わせた幅になっており、MOLLE系の装備品には対応していないそうです。






背面上部にはパッチ類を貼り付けるためのベルクロがあります。

その下にあるテープ部分は負傷時等に引っ張る為の取っ手になります。

更にその下にある蓋の中にはソフトアーマーが内蔵されています。






私はパッチ用ベルクロに日本国旗ワッペンを貼り付けています。

サブデュードのワッペンですが、大和魂が吹き込まれたように感じ、無駄に荒ぶってきます!w






取っ手部分は通常は中央がベルクロでとめてあり、不意に物に引っかかるような事がないよう配慮されています。






使用時には引っ張れば簡単にはずれ、負傷した戦友を運んだり、引っ張り上げたりするのに役立ちます。






背面にある蓋の中は大きなポケットになっています。






蓋はベルクロ留めされています。






蓋をあけると、中にはソフトアーマーが収納されています。






腰の部分には三重にMOLLE(に見えるアリスキーパー用)テープが備えてあり、通常弾帯に取り付ける装備一式は、概ね装着可能です。






襟部分も防弾チョッキらしい厚みのある形状です。

襟には襟カバーが標準装備されています。






襟と同様、肩パッドも立体感のある造りです。

肩パッドは必要に応じて取り外す事が出来ます。






防弾チョッキを下から覗いてみました。

ソフトアーマーが内蔵されていることもあり、全体に厚みと重量感があります。






脇の部分には二箇所のベルトがあり、サイズ調節が可能です。

私は目一杯ベルトを短縮して使用しています。






防弾チョッキの前合わせ部分はベルクロに加え、ドットボタンもあり、しっかり装着できるよう作られています。






二重に重ねられたチョッキを開放し、着用します。

全体的に見た感じ、素材の質感や縫製のよさでは楯桜製に軍配が上がるように思います。

ただ、エスアンドグラフ製も迷彩の色やパターンは楯桜製よりも官品に近い印象を受けます。






前合わせを全開にしたところです。

取り外し可能なソフトアーマーが随所に取り付けてあります。






ソフトアーマーは大判のベルクロで中央部分を貼り付けてあります。

通常使用で外れる事はなく、取り外すのも簡単です。






ソフトアーマーはナイロンメッシュ地です。

重量感はなく、非常に軽いです。

ただ、ソフトアーマー自体が硬いので、内蔵状態だと防弾チョッキ本体の柔軟性が殆どなく、サバゲー目的なら、外したほうが動きやすいのは確かです。






前合わせ正面部分には楯に蓋がついています。






蓋はベルクロで留めてあります。






蓋をバリバリと剥がすと、ソフトアーマーが内蔵されています。






襟カバーを外した所です。

襟カバーはベルクロでとめてあります。

襟の汚れが気になる際には、カバーのみ洗濯できる便利仕様です。






肩パッドを外したところです。








肩パッドを外すと、かなり肩周りが動かしやすくなります。

サバゲーユースには肩パッドなしのほうが使い勝手が良いのは確かですが、反面、自衛隊らしさも半減してしまうのが辛いところです。






この防弾チョッキ2型には装備装着用のテープが縫い付けられており、私は基本、官品仕様の装備を組むつもりですが、昨今流行のアドミンポーチだけは、私物という設定で入手してみました。

このアドミンポーチは2型迷彩タイプで、防弾チョッキ2型と一緒にエスアンドグラフで購入しました。






装着方法はMOLLEですが、アリスキーパー対応の防弾チョッキ2型にも問題なく装着できました。






アドミンポーチ本来の使い道であるパスやメモ類の収納部分も良く出来ています。






ペンライト等の収納部分です。

今のところなにも入れていませんが、夜戦シーズンには重宝しそうです。






普段、戦闘服に着けている徽章類をアドミンポーチに移植してみました。

サバゲーフィールドで現用装備のゲーマー諸氏がおのおの好みのワッペンを貼り付けているのを見ていて「格好良いナ~」と思っていたので、真似してみた次第です。






防弾チョッキ2型を、戦闘用に組んでみました。

基本装備は官品仕様の物で、アドミンポーチのみ私物という設定です。






身体正面側に89式小銃用弾いれ1本用、外側に2本用を装着しています。






胸の部分には、アドミンポーチと、9㎜拳銃用弾いれを装着しています。

サバイバルゲーム時には、VSR-10のマガジンもしくはコルトM1911A1のマガジンを用途に合わせて選択、収納しています。






背面側には携帯ショベル覆いと水筒を装着しています。






重量物を装着すると耐久性に不安を感じますが、とりあえずどちらの装備も空の状態のため、サバイバルゲーム程度の運動なら大丈夫だろうと思います。




  

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2016年02月27日

陸上自衛隊 防弾チョッキ2型 (楯桜製・複製品)






陸上自衛隊で使用されている、「防弾チョッキ2型」のレプリカ品です。

wikipedia情報によると、2003年に調達開始されたとの事で、更に4ヵ月後にはクイックリリース機能を取り入れた「防弾チョッキ2型改」に更新されたとの事です。






そういうわけで、現在の陸上自衛隊では主に「防弾チョッキ2型改」が運用されていますが、残念ながらレプリカ品では2型しか製品化されていません。






防弾チョッキ2型の複製品は、既に「エスアンドグラフ」で販売されている物がありますが、新たに「楯桜」というショップから完全新規設計の商品が発売されました。






ショップの説明によると、既製品と比べて素材や縫製に自信ありとの事、しかも価格もかなりリーズナブルなので、購入してみました。






実際に手に取ってみると、しっかりした生地と縫製でクオリティはかなり高いです。






防弾チョッキらしく、襟首部分も充分な厚みがあります。

背面上部にはベルクロがあります。

ここには日本国旗ワッペンを着けたくなりますね。






着装には二重にベルクロ留めされた前合わせをバリバリと剥がしていきます。






内張りは、やや光沢のある緑灰色です。






内部には、ソフトアーマーが再現されています。






ソフトアーマーは画像のように、ベルクロ装着なので、簡単に剥がすことができます。






背面のポケット部分の中にも、ソフトアーマーが内蔵されています。

サバゲー視点では、ソフトアーマーを外したほうが動きやすくなります。






複製品のクオリティとしては、コストパフォーマンスも含めて現状で最も良い品だと思いますが、残念なことにサイズがLサイズの1種類しかなく、私にはサイズが大きすぎて着こなせませんでした。

コレクションとして手元に置くには良いのですが、サバゲーでの使用を考えると、多少品質は落ちるとしても、サイズが選べる既製品を選ぶ以外に選択肢はないようです。

既に陸上自衛隊では「防弾チョッキ3型」が開発されているとの事なので、そちらのレプリカの登場にも期待したいところです。




  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:自衛隊

2015年07月04日

陸上自衛隊 2型迷彩装備・サバゲーアレンジ (PX品)


以前、官品仕様に合わせた陸自装備を紹介しましたが、今回はサバゲー向けに装備をアレンジしてみました。





今回、使いにくかった官品型弾納に代えて、米軍ALICEタイプ・マガジンポーチを購入してみました。





このアイテムはサープラスショップ「エスアンドグラフ」で購入した物です。





外見上は、迷彩柄以外、ほぼ米軍の物と同型に見えます。
装着もALICEクリップで行う為、自衛隊の弾帯にも問題なく装着できます。





M16用マガジン3本が収納できますが、米軍の物のような前面の型崩れ防止インサートがないため、結構ヘロヘロしています。
そのため、マガジンの取り出し時はともかく、収納時にちょっと不満がありますね。





米軍と同様、ポーチ底部に水抜き穴があります。
私は、両サイドのグレネードポーチにはM26型ダミーグレネードを収納しています。









自衛隊装備を揃える中で、いまやフィールドでお馴染みのダンプポーチを入手致しました。
私の守備範囲が、そもそも第二次世界大戦~80年代冷戦期辺りだったために、今までこの手の新型装備を手にする機会がありませんでした。





ダンプポーチは筒型の物と箱型の物を購入しましたが、装備を組む際には、箱型のものを使用しました。







このタイプは蓋をあけなくてもジッパーで開閉できますし、蓋を開ければ開口部は大きく収納しやすくなります。





裏面にはベルトループやストラップがいくつか付いており、さまざまな装着方法のアレンジが出来ます。





ベルトループを展開すれば、画像のように弾帯に近い位置に吊る事ができます。
丁度、魚釣りのビクのような使い勝手になります。





ストラップをつかうと、レッグポーチとして使えます。
実際のゲームでは、この装備方法が物いれとしては一番使いやすかったです。





実際に使用してみると、すごい便利!使用済みのマガジンポーチの再収納であたふたする事がなくなりました。
これは流行るわけだわ。使ってみて納得ですね。





サバゲー向けに組んでみた装備一式です。
基本的には一昔前の米軍ALICEタイプの装備品ですが、サバゲーでは十分便利に使えます。





弾帯には9㎜拳銃弾納を装着しています。





ただし、中身はVSR-10の予備マガジンです。
あつらえたようにぴったり収まります。





マガジンポーチには持つ銃に合わせたマガジンを収納しています。
これは89式小銃の予備マガジンを収納した状態です。





そして、このマガジンポーチにはMP5のマガジンもちょうど3本、きれいに収納できます。





右大腿部には2型迷彩柄のレッグホルスターを装備しています。
レッグホルスターは今回初めて使ってみましたが、体の動きに合わせてぐらついてしまい、あまり具合が良くありませんでした。
レッグストラップに滑り止めのあるタイプにしたほうが良かったですね。





中身は「想定9㎜拳銃」という設定で東京マルイ製SIG P226を入れてあります。
滅多に使う事はありませんが、サイドアームがあると安心感が違います。





今回、ようやく入手できたウィンドラス製89式小銃銃剣を吊ってみました。
銃剣止めを付けると、いかにも自衛隊装備してる、という気になってきますw





サバゲーアレンジということで、メインアームは東京マルイ製MP5ハイサイクルを使ってみました。





プレートアーマー等、今時の装備は一切装備していないので、銃の軽さもあって身軽です。





MP5には純正の3点スリングを取り付けましたが、スリングは肩に背負えればいいというスタンスなので、いまだに全然使いこなせませんw





光学照準器はACOGスコープを載せています。
特にこだわりが合ってというわけでもなく、ACOGの視野に合う手持ちの銃がコレだけだったからです。
結果的にコンパクトなスコープはサブマシンガンによく似合うと自己満足しています。
また、せっかくマズルにネジが切ってあるので、ショートサイレンサーを取り付けましたが、実用性はあんまりないですね。
このMP5、さすがにハイサイクルだけあって、いつものつもりでゲームしていたらあっという間に弾切れになってしまいましたw





準ハンドガン戦用にVSR-10を装備した状態です。





ハンドガン戦では長射程・高精度のVSR-10はかなりの威力を発揮します。





自衛隊装備時には、「想定対人狙撃銃」と言い訳して運用していますw





VSR-10のスリングスイベルは案外狭く、合うスリングが少ない中、私は東ドイツ軍のグレーナイロン製スリングを取り付けています。





いかなVSR-10でも近接戦闘では心もとない為、さっさと背負ってP226の火力に頼ります。





格好だけは一丁前ですが、私はハンドガン射撃は不得手で、ハンドガンでスコアを上げた経験はあんまりないです…w



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(4)装備:自衛隊

2015年04月25日

陸上自衛隊 2型迷彩装備・官品風 (PX品)


私が所有し、ゲームで使用しているほぼ唯一の“現用装備”、それがこの陸上自衛隊迷彩服です。







装備品の組み方は官品仕様で、なるべく実際の陸上自衛隊と同様にコーディネイトしています。
(月刊アームズマガジンや別冊エリートフォーセス、「H-SDF」様のHP等、おおいに参考にさせて頂きました)





現在では防弾チョッキが普及しておりますが、それでも軽装の際にはこの画像のような、昔ながらのピストルベルトをY型サスペンダーで吊る「戦闘装着セット」方式の装備が使われています。
本来は右腰付近に89式小銃銃剣を取り付けるべき所ですが、このときはまだ入手していなかった為ありません。







実際に着用してみると、着こなし自体は体によく馴染み、具合が良いのですが、弾納の使い勝手がいささかよろしくないようで…。





弾納は1本収納できるタイプと2本収納できるタイプがあり、それぞれ2個ずつ、合計4個の弾納を装備しています。





私は弾納を空にしたくない為にノーマルマガジンを詰めているのですが、マガジンチェンジの際に蓋の開け閉め、中身の取り出し画非常にやり難いように感じます。





聞いた話では自衛隊で支給される弾倉は4本との事なので、2本用弾納の内、1個はマガジンをいれず、代わりにグローブの収納に使っています。





身体正面側には救急品入れを装着しています。





同じ白布だから、という訳ではありませんが、包帯包の代わりにデッドマーカーを収納しています。





極力官品仕様で組んだ装備ですが、見た目はそのままにサバゲー用に工夫している部分もいくつかあります。
まずは防護マスクケース、サバゲーではガスマスクを携行していても意味が無い上にそもそも自衛隊の防護マスクは入手不可能なので、単にでかくてかさばる邪魔なかばんになってしまっています。





そこで蓋の部分にチャックを縫い付けて、ダンプポーチにしてみました。
よほど無理な体勢を取らない限りは中身が抜け落ちる心配もなく、有効利用できたかな?というところです。





そして円匙ケース、本来は米軍の物に酷似した三つ折タイプのショベルが収納されていますが、肝心のショベルは自衛隊仕様の物がなかなか入手困難のようです。





そこで、私は内部を加工してホルスターの代用にしてみました。





東京マルイ製P226(想定9㎜拳銃)が収納できます。が、やはり元が円匙ケースだけにスナップボタンとナイロン蓋の組み合わせは保持に不安が残り、更に取り出しにくいので少々アイデア倒れ気味になってしまいました。





また、ホルスターの加工に伴い、空の2本用弾納の中にダンボールで間仕切りを仕込み、P226の予備マガジンを2本収納できるようにしてみました。これもあまり取り出しやすくはないし重くなる為、ハンドガン戦のときのみ利用しています。







陸自装備アイテムの中でも、この迷彩グローブは手によく馴染み、指の関節にかさばる感じもなく、ゴム質のすべり止め部分も効果的で傑作だと思います。(官品じゃないですけど…w)





陸上自衛隊の迷彩柄は、日本の風土に合わせて作られているだけあって、実際に着用してみるとその効果の高さが実感できます。





通常であれば遭遇戦になりそうな状況でも、画像のように伏射姿勢でじっとしていると気づかれない事が多く、また相手が陸自迷彩を着ていると風景に溶け込んでなかなか発見できません。(たいてい、撃たれて帰る時に「こんな近くにいたのか!」と気づいて悔しがるのがオチです…w)
軍装考証の楽しみと実用性を両立できる、非常に“楽しめる”装備だと感じました。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(2)装備:自衛隊

2015年01月31日

陸上自衛隊・2型迷彩ネックウォーマー (PX品)




冬の寒風避けに最適な、陸自迷彩カラーのネックウォーマーです。







表面はナイロン地の2型迷彩柄です。







裏面は控えめなボア状の保温素材で首周りを暖められます。







両端をベルクロで留めるタイプなので、装備を着用した状態でも簡単に脱着できます。







休憩時には首に巻いて暖かくし、戦闘で暑くなってきたらベリっとはがせるので冬のサバゲーでは重宝しています。



  

Posted by らんたろー at 10:00Comments(0)装備:自衛隊

2010年01月12日

国防栄養ドリンク


2010年最初のネタは、去年の自衛隊祭りで購入したお土産、「自衛隊ドリンク」の紹介です。





☆元気バッチリ!自衛隊栄養ドリンク


これは陸上自衛隊駐屯地の売店で売られていた物です。値段は200円くらいだったかな?





☆頼もしいパッケージです。



いわゆる栄養ドリンクですが、ラベルの写真が自衛隊らしさを演出しております。事実上、このパッケージに価値があるアイテムですね。





☆飲みコンボイ



お土産に購入して以来、機会がなくて死蔵していましたが、2010年最初の撃ち初めゲームで飲んでみました。味は・・・チオビタ?
ごくフツーの味でした。(当たり前かw)


自衛隊っぽい見た目とリーズナブルな価格で、お土産に最適の一品です。自衛隊に足を運ばれた際は是非買って飲んでみましょう!

  

Posted by らんたろー at 21:36Comments(9)装備:自衛隊

2009年09月09日

陸上自衛隊・M1小銃弾納






このアイテムは、チームB.U.Gの戦友RODAN氏の所有する逸品で、発足間もない頃の自衛隊で使用されていた、M1小銃の弾納です。

昭和25年に日本国内の治安の維持を主目的としてGHQの主導により発足した警察予備隊は、まもなく保安隊と改称され、やがて昭和29年、現在に続く自衛隊が誕生するわけですが、その間の装備は殆ど全てが米軍からの支給品で賄われていました。
しかしながら、年を重ねるにつれて使用による消耗、そして部隊の拡充による必要性から、徐々に日本国内で生産された装備が普及するようになります。この弾納も、その頃に生産された物と推測されます。






☆7.62mmクリップ弾を4個収納

画像のように、M1小銃のクリップ弾倉を4個収納できます。当時の写真を見ると、隊員一名につきこの弾納を二つ装備していますので、合計64発の小銃弾を携行する計算になります。






☆収納部分

収納面は割とタイトにできているようです。余談ですが、米軍のカートリッジベルトは片側5個の収容なので、自衛隊より携行弾数が多かったようです。






☆裏面のベルトループ部分

裏にはベルトループがあり、自衛隊の旧型弾帯に通して使用するように作られています。米軍のものはベルト部分とポーチ部分が一体で縫い合わせてあるので、ベルトとポーチを分離したのは自衛隊独自の改良部分と言えます。
写真ではループが一本剥離したように見えますが、この部分にはタグが縫い付けられていたようです。残念ながら取れてしまっているため、製品の名称や製造年月日が確認できません。






☆M1小銃・装備状況

M1小銃を装備していた頃の自衛隊員の様子は、東宝の怪獣映画で満喫する事ができます。
当時の自衛隊の写真資料等を時代を追って観察すると、日々の使用による消耗が激しい被服や布製品が真っ先に国産化されていった様子が伺えます。(逆に鉄製のヘルメットなどは比較的国産品への移行が遅かったようです。)
画像のような旧迷彩服には、時期的に64式小銃の方が一般的でしょうが、冷戦期の自衛隊は北方重視でしたので、装備の更新が遅れがちな九州辺りでは、ありそうな組み合わせだと思います。

RODAN氏曰く、「あと1個は確保したい!」との事ですが、入手の目処はまったく立たない様子。良い出物があるよう、祈っておきましょう・・・。



  

Posted by らんたろー at 18:10Comments(0)装備:自衛隊

2009年08月12日

64式銃剣 (すてんがん工廠・組み立てキット)




この64式小銃銃剣レプリカは、TOPの64式小銃を所持していた頃、装備に合わせる為に購入した、すてんがん工廠製のガレージキットです。購入したのは組み立てキットでしたが、完成品も発売されていました。

素材は、本体は恐らくレジンキャスト、金属部分はホワイトメタル製のようです。ガレージキット模型ではポピュラーな素材選択ですね。
ホワイトメタルは、カッターでバリが容易に取れる程度のやわらかい素材なので、あまり過酷な使用には耐えません。





☆鞘部分はレジン製

製品は、鞘と銃剣本体がそれぞれ別売りです。結構な出費になりました・・・。
鞘本体がレジン製のモナカ構造で、エポキシ系接着剤もしくは瞬間接着剤で組み立てます。強度はそこそこですが、余程無茶な扱いをしない限り、壊れる事は無いと思います。




☆剣身はレジン製

剣身はムクのレジン製です。戦後の銃剣としては異例な程長いです。
これは自衛隊内の「銃剣無用派」と「銃剣擁護派」の論争の末、日本軍の三十年式銃剣と米軍のM1ガーランド用銃剣の中間位の長さにする事にした為だそうです。




☆上から押さえつけてみた

剣身は、割と柔らかめの樹脂なので、指でねじったりすると画像のような感じになります。
しかも剣身が長い為に、放っておいても時間経過と共に徐々に曲がってきてしまう傾向があるのがちょっと残念。






☆着剣装置

着剣装置は実物と同じように作動しますが、ホワイトメタル素材の為、固定は甘いです。実物同様、銃剣止めが役に立ちそうな予感・・・。




☆正規の銃剣吊り下げ位置




☆訓練時の銃剣吊り下げ位置

銃剣を提げる位置は、左腰が正規の位置になりますが、この位置だと、匍匐前進の際に邪魔になる為、通常訓練時には右腰に提げるのが一般的です。
あと、すてんがん工廠製特有のデメリットとしては、重量バランスのせいで鞘が上を向きがちです。銃剣本体と鞘をつなぐストッパー機構が付いているものの、前述のようにホワイトメタル製なのが災いして、いともたやすく磨耗してしまいます。(銃剣本体を何度鞘から落としたことか…orz)




☆ハトメ下段に吊り下げた状態




☆ハトメ上段に吊り下げた状態(応用)

銃剣鞘のストラップは、金具を介して柔軟に動くように出来ています。恐らく、車輌搭乗の際に邪魔にならないようにとの工夫かと思われます。(この手の工夫は、機械化が進んだ昭和の日本陸軍にも見られます)
その為、弾帯に吊り下げた際に腰で銃剣がブラブラするので、自衛隊員の中には規定とは異なり弾帯の上段のハトメに引っ掛けて提げている隊員も見られます。




☆64式小銃・銃剣止め

自衛隊ならではのアイテムとして、銃剣止めがあります。銃剣止めとは、訓練中に銃剣を紛失するのを防ぐ為に、銃剣本体と弾帯を連結しておく紐の事です。






☆64式銃剣・テーピング状態

実際の自衛隊では、銃や装備品へ、脱落防止の為にビニールテープを巻く事が行われていますが、銃剣も例外では無く、鞘の接合部等にテーピングがされていますので、それを再現してみました。
ちなみにテープを巻いたままほうっておくと、べたべたに溶着して剥がせなくなりますので注意。(私は剥がした後のべたつきが取れず、結局シンナーで拭き取ったあとに再塗装するハメになりました・・・orz)




☆着剣状況

さすがに長い銃剣は、着剣時の見栄えはかなり勇ましいです。銃剣格闘なら負ける気がしませんね。敵の懐に到達する事は稀でしょうケド(w

  

Posted by らんたろー at 09:21Comments(4)装備:自衛隊

2009年07月08日

ニッポンの迷彩服 ~ 陸上自衛隊迷彩服3型 (PX品)








長らく現用装備と疎遠だった私ですが、89式小銃が手に入った事もあり、今年になってようやく陸上自衛隊現用装備をゲームに投入し始めました。
ネットオークションで89式小銃の良い出物を気長に待ちながら、地味に装備を揃えておいた甲斐がありました。
そこで今回は、ここ最近私の主力被服となっている、陸上自衛隊の「迷彩服3型」を紹介したいと思います。




☆迷彩服3型

1992年に現在の陸上自衛隊の迷彩柄で作られた「迷彩服2型」が調達され始め、現在に至るまで小改良が続けられてきましたが、2007年から調達が開始された物がこの「迷彩服3型」です。




☆裏地。個人的にこの色が好き(w





☆背面には擬装用のループが縫いつけられている





☆2型に比べ、襟を閉じるのに適した形状

それまでの迷彩服2型と比べ、外観上は襟の形状が変更されたのが大きな違いです。かつての空挺隊向け被服を思わせる、襟を立て易い形状になりました。
見た目の変更が目立つ為、便宜上「3型」と呼ばれていますが、実際には特に名称の変更はないようです。コレクター特有の俗称といえるかもしれません。(九七式中戦車“改”とか、“M2”ヘルメットのような)




☆ボタンに替わり、ベルクロを全面採用

ベルクロは迷彩服2型の時点から、胸ポケットのフラップに採用されていましたが、3型では全面採用されており、ポケットのフラップや手首周りのサイズ調節は全てベルクロ式です。(前合わせはボタン式)




☆迷彩服3型ズボン正面。専用のプラスチックバックル・ベルトが付属

ズボンはオーソドックスなカーゴタイプ。米軍のBDU辺りと比べると、貼りつけポケットのマチが小さく、収納性は低いです。他国のパンツに見られるような足首を絞る為の紐などはありません。




☆迷彩服3型ズボン背面

臀部にフラップのないポケットがひとつだけ付いていますが、迷彩柄の効果が高すぎて画像では見難いですね(w




☆迷彩服3型ズボン側面

カーゴポケットは大腿部に各ひとつ、足首にも小さいポケットが付いています。サバイバルゲーム的利用法としては、小さい方のポケットには、89式小銃の20連弾倉が収納できます。膝撃ちの体勢でのマガジンチェンジに都合が良いです。




☆迷彩服3型ズボン・ポケット

上衣と同じく、フラップ付きポケットはベルクロ止めとなっています。初めの内は、慣れ親しんだボタンとの操作感の違いに戸惑いましたが、馴れてしまえば開けたフラップが勝手にくっ付いてくれるので便利です。




☆迷彩服3型と作業帽姿

「丸天帽」と呼ばれる事もある、自衛隊特有の作業帽と組み合わせてみました。暑い季節はゲーム中以外は袖をロールアップしておくと、見た目にも涼しいです。サマになる袖まくりは、旧装備ではちょっと真似できない部分ですね。
  

Posted by らんたろー at 18:12Comments(8)装備:自衛隊