2017年08月26日

日本陸軍 雑嚢 (中田商店製・複製品)







日本陸軍の雑嚢の複製品です。

中田商店で新製品として発売された当時、即購入した物です。

予備も含めて2個購入したのですが、内1個はのちに改造素材にしたため、現在はこの1個のみ所有しています。






素材は綿生地で、鉄製の金具にレンガ色の防錆塗装がされています。

色や質感は実物と比べてもよく再現されています。






雑嚢の蓋は大きく、留め具をつかわずとも、簡単に中身が脱落しないように出来ています。






この型の雑嚢は昭和13年に制定されたものです。

それ以前の物より容積が増し、金具式だった留め具が板紐に変更されました。






それまでは革ベルトで留めていた部分が、新型では紐で縛るように変更されました。

多少手間はかかりますが、劣化に強く、金具が擦れて音が出ないよう実戦向けの作りになったともいえます。






留め具の位置は三箇所あり、すべて縛れば内容物をしっかり保持できる堅実な構造です。






中身は二重構造になっていますが、背中側は書類程度しか入らず、もっぱら袋状の方に日用品類を詰め込んだようです。






目一杯中身を詰めた状態です。






さすがにパンパンで現実的ではありませんね。






側面から見ると中身の詰め込み具合が良く分ります。

実際にはここまで物を詰めることは無かったと思います…w




  

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2017年08月19日

日本陸軍 九〇式鉄帽 (中田商店製・再生品)







日本陸軍の九〇式鉄帽です。

本品は中田商店で販売されている、実物の外帽に複製品の内装を組み合わせた再生品です。






かつては、長らく中田商店のレストア鉄帽「しか無い」状態でしたが、最近は中田製複製や海外製複製など、選択肢が増えて喜ばしい限りです。

まー、それぞれに一長一短あるのも常ですが…






数ある複製品の中でも、外見は最もリアルじゃないでしょうか。(なんせ実物ですから)






錆の塊のような代物を再塗装で誤魔化した手前、塗装の状態や色味などに一言二言いえるのでしょうが、実戦で使うわけでもなし、どのみち鉄帽覆いをかぶせてしまうので文句は無いです。

逆に素の状態で使うつもりなら、納得行く外装の複製品を選択するのが吉でしょう。






内装は完全に後付のレプリカですが、革も厚く、裏側の綿入れクッションもしっかり作りこまれています。安い海外製品との格の違いがよくわかりますね。

しかしながら、リベットの位置や数、アゴ紐の通し環などは、戦時中の実物とはかなり異なります。このあたり、こだわる向きには我慢できない点でしょうね。






顎紐は文字通りの板紐で、金具やストラップに見慣れていると、一見すると古臭く思えるものの、規定どおりの巻き方で締めれば、3点支持でしっかり固定されるし、フリーサイズですから、締め具合でも最適な状態にできます。

おまけに、被らないときは解いた紐で背中にたすきがけに背負う事ができます。

画像の顎紐は、のちに付け替えた精巧複製品です。

金具の位置・形状が若干異なる為、フィット感は今一よくないですが、外見は非常に”らしく”なりました。






専用の鉄帽覆いを装着した状態です。

鉄帽覆いは、諸外国の物とは少々趣が異なり、迷彩効果ではなく、直射日光で鉄帽が加熱するのを防ぐ為に作られています。

そのため、中綿が詰められていて、それなりに厚みがあります。

洗うと縮んでしまい、二度と鉄帽に装着できなくなりますので気をつけましょう。






鉄帽覆いの正面には帽章が縫い付けられています。

褐緑色羅紗の台座に黄色の星章のこのタイプは、戦争末期の綿製略帽にも使用されているのを記録映像で確認できます。(現物は見たことがありません)






鉄帽覆い・側面の様子です。

この鉄帽覆いは初期型で、昭和17年あたりからは縁が擦れないよう、補強布が追加されたモデルへと更新されていきます。






鉄帽覆い・背面の様子です。

この鉄帽覆いは実物生地を使用して作られた中田商店製の複製品で、新発売された当時に購入した物です。

長年使用しているため、表面の染みが目立ちますね。






鉄帽覆いは鉄帽に被せたあと、紐で絞って固定します。

鉄帽覆いはサイズに余裕があり、きちんと紐で締めることができました。






鉄帽覆いに擬装網を装着した状態です。

鉄帽自体の迷彩効果は、この擬装網に草木をくくりつける事で対応します。






自然の草木による擬装は、ある程度の時間とセンスが要求されるので、あまりサバゲー向きではありませんが、上手く擬装できれば日本陸軍得意の近接戦闘に持ち込むまで、敵に気付かれるのを防けます。






これまで、数は多くないものの諸外国のスチール・ヘルメットを被ってきた経験から言っても、一番しっくり来ます。

さすがは「日本人の日本人による日本人のための設計」だと感心しています。






同時代の米軍のM1ヘルメットやソ連軍のSSh40と比べて小ぶりで、長時間被っていても頭の座りがいいというか、非常に安定していて、激しい動きをしても首が持っていかれないのがすばらしいです。(自衛隊の66式鉄帽とは雲泥の差…)






収集家・研究家の方々には得るものの少ないレストア品ですが、私のようにサバゲーで使いつぶすつもりの人間には最適なアイテムじゃないでしょうか。

錆びて朽ち果てるに任せるよりは、形あるうちに手を加えて再利用するという考え、私は嫌いじゃないです。




  

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2017年08月12日

日本陸軍 戦闘帽・後期型&帽垂 (中田商店製・複製品)







日本陸軍の下士官兵用戦闘帽です。
本品は中商店製の複製品に、同じく中田商店製の帽垂を取り付けた物です。






帽体は絨製(ウール)で、中央に黄色の星章が縫い付けられています。
顎紐は茶色の革製です。
かつて中田商店で初期カーキ色の戦闘帽が9,800円で売られていた頃、大戦時の生地を使って作られた本品が7,000円で新発売された際に即購入した物なので、相当使い込んでいます。






帽垂はコハゼという専用の金具で、戦闘帽のかがり糸に引っ掛けて取り付けますが、外れやすいので私は縫い付けています。






内張りは白色綿製で、周囲の汗止めは茶革製です。
実物だと内張りは目の粗い麻製で、仮縫いしてあるだけで取り外して手入れが出来ますが、本品では完全に縫い付けられており、分解はできません。(もっぱらファブリーズやリセッシュのお世話になっておりますw)






戦闘帽、のちに略帽と呼ばれるようになるこの帽子と帽垂を組み合わせた姿は、世界基準で「日本兵」のイメージになっています。






日本陸軍の戦闘帽は、基本的に夏でも冬でも絨製(ウール)で、戦争の末期に鉄帽覆いの生地を流用した綿製や、その他代用素材の物が登場したようですが、末期の事ゆえ、それほど普及はしませんでした。






帽垂のコハゼを挿し込むかがり糸は、もともと戦闘帽に設けてあるようです。
この複製品でも再現されていましたが、コハゼの形状が真鍮製で引っかかりの浅い物だったため、簡単に外れてしまい、結局縫い付ける事にしました。






後ろから見ると、帽垂の構造が良く分ります。
四分割された垂布は程よく肩にかかる程度の長さで、日光を遮りつつ行動の邪魔にならない最適な造りだと感じます。




  

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2017年08月05日

日本陸軍 防暑襦袢袴 (中田商店製・複製品)







日本陸軍の防暑襦袢です。
第二次世界大戦当時、主に南方戦線の兵士向けに製造・支給されました。
対になる防暑衣の中着として着用する物ですが、襦袢のみでも多用されました。






本品は中田商店製の複製品です。
色味や質感、形状とも実物を良く再現してあります。






内装はシンプルそのもの。
本来が下着用途ということもあり、余計な装飾は一切ありません。






襟周りは夏衣と同じ素材で出来ています。
開襟着用の際の見栄えや、強度を考えての事と思われます。






防暑襦袢という事で、開襟着用を前提としたデザインとなっています。






ただし、第1ボタンは付いており、折襟状態にすることは出来ます。






防暑目的を強く感じさせる構造として、脇下に開口部があり、ボタンで開け閉めできるようになっています。






ボタンを空けると、風通しが良くなります。






こちらは防暑袴下です。
軍袴同様、ウエストは腰紐式です。
通常の襦袢のような足首を締める紐はありません。






形状はストレートズボンタイプです。
中田商店の複製品は、実物と比べ生地が厚手で丈夫に出来ています。






前あわせはボタン留めです。
木製ボタンが使われていますが、一番上の大きいボタンのみ、プラスチック製です。
ここは複製品ならではですね。






元来が下着のようなものなので、普通のズボンのようなスリットポケットはありません。






一方、尻側には貼り付けポケットが2箇所設けられています。






防暑襦袢袴を着用した、日本陸軍歩兵です。
日本の戦争映画に登場する南方の日本兵は、もっぱらこの格好ですね。






背面から見たところ。
背中に鉄帽を縛着しています。






防暑襦袢姿での、膝射姿勢です。
画像では軍袴は履かず、防暑袴下のみで着用しています。






防暑襦袢姿での、伏射姿勢です。
鉄帽の擬装は、ホームセンターで売っていた造花を使ってみました。
写真では良い感じですが、サバゲーフィールドの植生に比べて明るい色なので、あまり効果は無かったようです…w






こちらは、サバイバルゲームでの火力強化の為、鹵獲トンプソン銃を装備した「遊撃隊・自動小銃班」装備です。
たった一人の日本兵ゲーマーとして、マルチカム相手に火力戦を挑む日々です。






戦時中の例にならって、袴下の上から短袴を重ね着していますが、中田商店製の袴下は実物より厚手で丈夫なので、ここまで厚着しなくてもいい感じです。




  

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2017年07月29日

日本陸軍 巻脚絆 (実物)






日本陸軍の巻脚絆(ゲートル)です。
日本軍コスプレにおいては、欠くことのできない必需品です。






本品は軍用実物で、タグ類はありませんが、おそらく昭和19年製のデッドストック品だと思われます。
素材は絨製(ウール)で、第二次世界大戦時に多く見られた草色がかったカーキ色、通称して国防色と呼ばれた色調の物です。






【巻脚絆の巻き方①】

せっかくなので、巻脚絆の巻き方解説を。
まず、1巻きします。






【巻脚絆の巻き方②】

更に2巻きします。






【巻脚絆の巻き方③】

次に3巻き目で折り返します。






【巻脚絆の巻き方④】

4巻き目も折り返します。






【巻脚絆の巻き方⑤】

あとはそのまま、膝下までぐるぐる巻いていきます。
このとき、適度に力加減をして、解けない程度に締めつけながら巻きます。
(あまり強く締め付けるとふくらはぎがうっ血して痛くなるので程ほどに)






【巻脚絆の巻き方⑥】

巻ききった状態です。






【巻脚絆の巻き方⑦】

次に、締め紐を1周させます。






【巻脚絆の巻き方⑧】

それから斜め下にむけて紐を締めていきます。






【巻脚絆の巻き方⑨】

足首で1周させて、バッテンの形に紐を締め上げます。






【巻脚絆の巻き方⑩】

バッテンの形に締め上げたら、膝下で残りの紐をぐるぐる巻きにします。






【巻脚絆の巻き方⑪】

ちょうど、ふくらはぎ側面の位置で紐の端末を巻き留めます。






【巻脚絆の巻き方⑫】

紐の端末処理はいくつか方法があるようですが、私は画像のような感じで纏めています。






これで、格好良い日本兵の足回りが完成します。
綺麗に締められれば、一日中ゲームをしても平気ですが、ちょっと巻きが緩かったりするとゲーム途中でずり落ちてきてしまい、最後にはほどけてしまいます。
力加減が重要ですね。






【巻脚絆の纏め方①】

巻いた後は解かなければなりません。
解いた後の丸め方を解説します。
まず、締め紐を手のひらの4本指に巻いていきます。






【巻脚絆の纏め方②】

このとき、若干指を開き気味にしておくのがポイントです。






【巻脚絆の纏め方③】

ぐるぐる巻ききったら、指から外します。
開き気味の指を閉じるとスポッと抜き取れます。






【巻脚絆の纏め方④】

まとめた締め紐の中心を残りの締め紐ごと、脚絆で巻いていきます。
画像の方向、つまり裏面を上にして巻いていくのがポイントです。






【巻脚絆の纏め方⑤】

あとはくるくると巻いていくだけです。






【巻脚絆の纏め方⑥】

巻き終わりました。
残り一方の脚絆も、同様に巻いていきます。
以上の巻き方・纏め方は、子供の頃、親類の元海軍陸戦隊のおじさんに聞き習った方法なので、間違いはないと思います。
参考までに。




  

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2017年07月22日

日本陸軍 夏襦袢&冬襦袢 (中田商店製・複製品)






日本陸軍の下士官兵用襦袢(下着)です。
画像は中田商店製の複製品です。

中田商店では、綿製の夏襦袢と、フランネル素材の冬襦袢の2種類、更にそれぞれ白綿製と国防色のカラーバリエーションが販売されていました。






本品は夏襦袢です。

薄手の綿製で、色は国防色(カーキ)の製品です。






袖はボタン留め式です。

袖に限らず、使われているボタンは全て、かなり小ぶりな樹脂製で、青みがかった緑色です。






襟は現在はマオカラーと呼ばれる、襟なしタイプです。






こちらは冬襦袢です。

夏襦袢同様、綿製ですが、夏用よりも生地が厚めで、内側がふわっとしたネル製なのが大きな違いです。






色は夏襦袢同様、国防色のものを購入しました。

というより、他の中田商店製品同様、在庫の有る時と無い時のタイミングの差で、白襦袢が買えなかったというのも理由です。






冬襦袢も襟無し型です。

このデザインの為に、軍衣に汗対策の襟布が取り付けられていたのだなー、と納得しました。






冬襦袢の袖です。

昔聞いた話では、夏冬どちらの襦袢もですが、官給品の襦袢は袖が短めなのが特徴だそうです。

その為、戦場写真等で軍衣の袖からシャツの袖が見えているものは、私物購入した民生品なのだそうです。






写真だとわかりづらいですが、裏側は薄手ながら暖かそうなふわりとしたネル素材で出来ています。






襦袢の着用状況です。

通常は軍衣の下に隠れて見えない装備ですが、休憩中にはこんな感じです。

襟なしシャツのレトロな感じが私は好きです。






更に軽装になると、こんな訳のわからない装備になる事も…w




  

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2017年07月15日

日本陸軍 防暑衣 (実物)







日本陸軍の防暑衣です。
南方戦線向けに製造され、太平洋戦争中期頃から普及しだした装備品です。






九八式軍衣のデザインをベースに、各部に防暑向けの改修がなされています。






襟は開襟での着用を前提とした裁断になっています。






一応、第一ボタンは設けてあり、折襟状態でも着用できます。
ただし夏衣のような襟ホックはありません。






内装は夏衣同様、内張りは一切無く、防暑効果を考え通気性を考慮してあります。






タグを見ると、昭和19年製でサイズは中号とわかります。






軍衣の裏側には、夏衣同様に包帯包を収納する為の物入れがあります。






脇には通気口がある他、防暑衣独自のデザインとして脇下に開口部が設けられています。
通常は画像のようにボタン留めの蓋で閉じられます。






酷暑時には蓋を空け、風通しを良くすることが出来ます。






開口時には蓋をボタン留めしておくことが出来ます。
機能的で面白いデザインだと思います。






防暑衣の着装状況・正面。
防暑衣着用時には、中着に防暑襦袢を用い、襦袢の襟を外に出します。
私はこの着用方法と姿が非常に好みで、サバイバルゲームでも多用する軍装のひとつです。






防暑衣の着装状況・背面。
背中側からみると、通常の夏衣と印象の差は殆どありません。
本来、防暑衣には対になる防暑半袴(半ズボン)を合わせますが、私は使い易さ優先で三式夏袴を使っています。






防暑衣の最大の特徴である脇下開口部です。
中着の防暑襦袢にも開口機能があり、合わせて通気性の向上に役立っています。




  

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2017年07月08日

日本陸軍 三十年式弾薬盒 (中田商店製・複製品)







日本陸軍の三十年式弾薬盒です。
本品は中田商店製の複製品です。






三十年式弾薬盒は、三十年式小銃用に作られた物ですが、三八式歩兵銃でも引き続き同型の物が使われ続け、九九式小銃に更新された後も一部使用されています。
画像は前盒(ぜんごう)です。






前盒は身体正面に2個装備します。
側面から見ると、収納する弾薬のテーパーに合わせてクサビ状に出来ています。






前盒の蓋を開けたところです。
仕切りひとつ当たり、6.5㎜小銃弾の5連クリップが3個入ります。
よって、前盒1個につき30発の弾薬を携行します。






中田商店の複製品は製造時期によって、同じ商品でも出来不出来が激しい場合があります。
この弾薬盒はどちらかというと残念仕様で、素材の革が薄く、油脂が少ないようで、長く使っているうちに底の部分が変形してきています。






こちらは後盒(こうごう)です。
背中側に1個を装備します。






後盒は、前盒の弾薬の補充用の予備弾薬を携行するためのものです。






蓋を開けたところです。
仕切り1個当たり、5連クリップを3個まとめた紙箱を2個収納します。
よって、後盒1個で弾薬60発を携行します。






後盒の底には穴があけてあり、ここから弾薬紙箱を指で押し出します。






後盒の側面には小銃手入れ用油缶が収納してあります。






この後盒も中田商店製では残念仕様の時期の製造品のため、蓋部分が薄すぎてヘロヘロしています。






日本陸軍の下士官兵用帯革(装備ベルト)です。
帯革は、「たいかく」とも「かくたい」とも呼ばれます。






私は最初に帯革のみ単体で購入し、その後ずいぶん経ってから弾薬盒セットを購入しました。
画像の物は単体で購入した物で、素材の良かった頃の中田商店製なので、革に厚みがあり、牛脂も多く良い素材を使っています。






金具は真鍮製です。
実物と比べても、かなり忠実な造りです。
違うのはベルトの穴に挿し込む棒状の部分が、若干湾曲しすぎている位でしょうか。






三十年式銃剣と剣吊りです。
剣吊りは弾薬盒セットにも付属していますが、画像ではミリタリーショップ「兵舎」で販売されていた物を購入・使用しています。
中田商店製に比べて、2倍位、厚みがあります。






現在では、個人製作のヤフオク!出品や、海外製でもクオリティの高い複製品等、選択肢が増えてありがたい限りですが、私は当面、このアイテムを使ってがんばろうと思います。




  

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2017年07月01日

日本の兵隊さん ~ 日本陸軍 九八式軍衣&三式軍衣袴 (実物)







日本陸軍が第二次世界大戦で使用した軍服は大別して「九八式」と「三式」の二種類があります。

また、季節や配属地に合わせて、綿製の「夏衣」と、絨製(ウール)の「冬衣」の二種類があります。

画像の軍服は「九八式夏衣」です。






夏衣の綿生地はゴワゴワした質感で、かなり硬い印象です。






九八式軍衣と三式軍衣は殆ど同型なので、外見上で区別するのは難しいです。

なので、もっぱら被服内側のタグで判別することになります。

画像の軍服は昭和16年製の九八式夏衣で、サイズは6号だとわかります。






実際に着用したところです。

九八式軍衣はサイズが1号~6号まであり、この個体は最小サイズという事になります。

思えば、私が初めて購入した本物の日本軍服でした。

写真は10数年前の物ですが、現在ではウエストサイズの都合から、もう着用は不可能でしょうね…w






こちらは現在サバゲーで絶賛活躍中の「三式夏衣」です。






色はいわゆるカーキ色ですが、米軍のM1936装備や英軍のP37装備と比べると、色味は灰色がかった草色といいましょうか、日本陸軍独特の「国防色」です。(模型だと、タミヤカラーの「カーキ」がぴったりな色味だったりします)






日本陸軍の軍服は、九八式やそれ以前の物も含めて、銃剣吊りを定位置に固定する為の留め具が縫い付けられています。

この留め具のおかげで、装備ベルトの位置決めがはっきりするので、装備の着こなしがカッチリでき、私は好きな仕様です。






軍服の内装です。

夏服のため、内張りの類は一切無く、通気性を考慮してあります。








内側には物入れ(ポケット)があり、包帯包を収納します。






タグを見ると、昭和19年製の三式夏衣で、サイズは大号だとわかります。

三式は生産性向上のため、サイズが大・中・小の三種類に省略されました。






襟には、汗対策の襟布が縫い付けられています。

この襟布は大戦時の日本陸軍軍服の特徴でもあり、使用時は山形縫いをしておき、洗濯時にはいちいち取り外し、また縫い直す必要があります。

大戦当時には国防色の襟布が基本ですが、私の好みであえて白色襟布を使っています。






また、脇には開口部があり、通気性を高めてあります。

この構造は、戦後の陸上自衛隊のOD作業服や、現用の迷彩服3型にも受け継がれています。






三式夏袴です。

軍袴(ズボン)は、昭五式軍衣までは長袴(ストレートズボン)でしたが、九八式軍衣からは短袴(乗馬ズボン)に変更されました。






短袴は夏用襦袢や防暑衣とも組み合わせて着用する為、帝国陸軍コスをするには必須の装備と言えます。






デザインは乗馬ズボンタイプで、巻脚絆(ゲートル)を巻いた際に、動きやすく見栄えが良いのですが、単体で着用したままだとなかなかに不恰好なスタイルになってしまいます。

その為、当時の兵隊は外出時には巻脚絆の着用が義務付けられていて、結構面倒くさかったようです。






前合わせはボタン式です。

ボタンは木製です。






内装、物入れ部分にタグが押印してあり、昭和19年製の三式夏衣、サイズは中号です。






ウエストは元々縫い付けられている腰紐で縛ります。

紐なので基本フリーサイズで、締め具合で調整します。

日本陸軍では基本的に紐類は片蝶結びで、端末はくるくる巻く等して、ぶらぶらさせないと聞いた事があります。






夏袴には左右に物入れ(ポケット)があります。

米軍のような尻ポケットはありません。

通常はハンカチやお菓子等、小物類を収納するのに使っていたようですが、戦闘時には手榴弾の収納にも利用されました。






夏袴の裾には紐があり、足首でしっかり固定するように出来ています。






三式夏衣の着装状況です。

世間一般における「カーキ色の日本兵」のイメージは、こんな感じじゃないでしょうか。






歩哨に立つ陸軍歩兵です。

足は地下足袋を履いています。

足音が目立たず、動きやすい為、民間から買い上げられた物が戦場でも愛用されていました。






「桜と兵隊」

日本兵に桜は良く似合う…と思ふ。






敵情を視察する様子。

着剣した三八式歩兵銃の長さが目立ちます。






被甲嚢を胸元に配置した、戦闘状況の装備例です。

サバイバルゲームでは三八式歩兵銃の長さがネックでもあり、魅力でもあります。




  

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2016年02月20日

コンバットシリーズ ~ 九七式手榴弾 (マイクロエース・模型)






「撃ちてし止まむ」

九七式手榴弾は、日本陸海軍で最も使用された主力手榴弾です。






今回、マイクロエースから発売されている実物大模型「コンバットシリーズ」の、「九七式手榴弾」を作ってみました。






この九七式手榴弾は、オールプラスチック製なので強度は低いですが、さすがに模型なので、外見はリアルに出来ています。






部品点数も少なく、組み立てるだけならあっという間に片付くお手軽さです。






この製品を作るのは2度目で、20数年ぶりになります。

以前は組立説明書の塗装指示どおりに作りましたが、今回は実物を参考に塗装してみました。






九七式手榴弾は、各国軍手榴弾の中でも小ぶりで、手のひらにすっぽり納まるコンパクトさです。

より新型の九九式手榴弾では、更に一回りほど小型になりますが、当時の日本兵の投擲力に合わせた結果だそうです。






安全ピンを抜いた状態です。

信管の周囲には、実弾を意味する赤色塗装をしてみました。

本体は塗装指示だと黒鉄色ですが、実物らしさを重視してモデルガン塗料のブラックスチールで塗装しました。






信管は実物通りに可動します。

安全ピンを抜いて信管カバーを強く叩くと着火する仕組みですが、実際にやると割れる(プラ製ですから…)ので、自重しております。






信管のカバーを外した状態です。

なお、信管カバーの形状は実物とちょっと違います。

また、模型では綿紐が付属していますが、実物では麻紐が使われています。






信管の中の撃針です。

中にはスプリングが内蔵されており、実物通り可動します。






手に持ってみると、手榴弾のコンパクトさが良く分ります。

実戦では一人当たり2個支給され、通常は雑嚢に収納しておき、戦闘が予想される状況では軍袴(ズボン)の左右の物入れ(ポケット)に入れておいたそうです。

ただ、扱いにくかったようで、のちに個人や部隊単位で手榴弾袋を製作し、帯革(装備ベルト)に括りつけたりするようになりました。






【手榴弾の投擲手順①】
まず、手榴弾の安全ピンに結んである麻紐を口に咥え、引き抜きます。






【手榴弾の投擲手順②】
次に、手榴弾の信管を硬い物に強く叩き付けて発火させます。

これは鉄帽を利用する方法です。






【手榴弾の投擲手順③】
こちらは編上靴のかかとを利用する方法です。






【手榴弾の投擲手順④】
信管が発火すると、燃焼ガスが勢い良く噴出すので、やけどしない様に速やかに投擲します。

九七式手榴弾の遅延信管は約4秒で爆発します。

爆発時の威力は米軍のMK2などと比べるとだいぶ低かったようで、手榴弾で自決を試みたものの、死にきれなかったという話もしばしば聞かれるほどです。




  

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2015年12月12日

日本陸軍 小銃射撃姿勢




日本陸軍の小銃射撃姿勢です。
できるだけ教本に忠実になるよう心がけて姿勢をとってみました。
まずは「立射(たちうち)」







「膝射(ひざうち)」
この姿勢のまま銃を構えず、右手で小銃を立てて置く待機姿勢を「折敷(おりしき)」と呼びます。







「伏射(ふせうち)」
最も被弾面積が少なく、射撃姿勢も安定するので命中率が上がります。





「対空射撃・逆射(さかうち)」
九九式小銃には対空射撃用の専用サイトが付属しており、航空機への対処を考えていた事が伺えます。
勿論、一人で撃ったところでたいした効果もなく、分隊・小隊単位での一斉射撃を考慮していた物と思われます。



  

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2015年12月05日

毛布の如き羅紗の厚み ~ 日本陸軍 九八式冬衣&三式冬衣袴 (実物)




日本陸軍の九八式軍衣(冬衣)です。







九八式は夏衣(コットン製)と冬衣(ウール製)と代用冬衣(綿入りコットン製)がありますが、これは羅紗(ウール)製の冬用制式軍服です。







裏地は白綿製です。
裏面のタグから、昭和16年製とわかります。
サイズは6号で、日本軍服では最小サイズかと思われ、実際の着用は無理でした。







こちらは三式軍衣(冬衣)です。
実際に着用できるサイズの物をと考え、購入した物です。







九八式と三式は外見上の違いは殆どありません。
主に、サイズの種類を少なくしたのと、階級章の変更が両者の違いといえます。







裏地は九八式同様、白綿地でできています。かなり広い面につかわれており、前あわせの内側は国防色綿地にするなど、凝った作りとなっています。







タグにより、昭和19年製とわかります。
サイズは中号です。
九八式では1号~6号まで六種類ありましたが、三式では大・中・小号の三種類に簡略化されました。







襟周りです。
開襟した際の迷彩効果を考慮してか、前あわせ部分のみ国防色綿地が使われています。
画像では襟布を縫い付けてあります。
階級章は上等兵で、大戦中期以降に普及した織り出し式の実物です。







軍衣の内側には本来は包帯収納用ポケットがありますが、本品では切り取られています。
(その分、安く購入できたわけですが)







三式軍衣はポケットが4つあり、下のポケットはボタン無しの蓋のみの作りです。







ポケットの中は白綿地、蓋の裏側は国防色綿地となっており、丁寧な作りです。







日本陸軍の軍衣は夏・冬とも、剣吊りが付いています。
装備着用時には、ここに銃剣を固定するので腰周りが安定します。







脇の部分は、夏衣では通気孔が空けられていましたが、冬衣では完全に縫い付けられて隙間はありません。







三式冬袴です。







夏袴同様、乗馬ズボン型になっています。







腰紐は若干光沢を帯びており、スフやレーヨンなどの合成繊維かもしれません。







前あわせ部分です。
一番上のボタンは木製です。







以下のボタンは樹脂製ですが、当時そのままか、後付けされた物かは知識不足でわかりません。
冬袴の内側も白綿地で内張りされています。







冬衣と冬袴は別々に購入した物ですが、タグを見るとこちらも昭和19年製の中号サイズです。







冬袴の裾は紐で縛るように出来ています。







三式冬軍衣袴の着装状態です。







生地が分厚い羅紗製なので、着用した姿はどっしりした雰囲気になります。







羅紗製なので、略帽とも素材感が合うので、敬礼も格好良く決まります。







基本装備を着装した状態です。







冬衣には覆いの付かない素の状態の鉄帽が良く似合うと思います。







鉄帽を被った状態です。
武装は九九式小銃に着剣してあります。







通常サバゲーでは自衛隊のOD軍手を使っていますが、コス写真の時は旧軍仕様の白軍手がやはりしっくりきますね。



  

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2015年08月15日

日本陸軍 昭五式/九四式水筒 (実物)


日本陸軍の昭五式水筒です。
九四式水筒とも呼ばれますが、一部個体に「九四式」の刻印があることから付けられた俗称だそうで、正式名称はあくまで「昭五式」です。





私所有の物は追い紐部分に部隊名・所有社名の書かれた布が縫い付けられていたり、水筒本体に所有者の名前が彫られていたりと、非常に使用感のある一品です。





昭五式水筒には大別して三種類あって、おのおの「伊号」「呂号」「波号」となります。
「伊号」は、水筒の口栓の留め具が革ベルト製のもので追い紐のサイズ調節を金具で行う物。
「呂号」は、水筒の口栓の留め具が板紐製で、負い紐のサイズ調整を金具で行う物。
「波号」は、呂号と同じ仕様ながら、負い紐の調節部分が布製となった物。
よって、私所有の物は「昭五式呂号水筒」という事になります。





口栓の開け閉めについては、革ベルトとバックルで行う伊号よりは、紐で結ぶ呂号のほうが、扱い易そうに感じます。





口栓はコルク製です。
昭五式水筒だと、他にも木栓やゴム栓のものもあります。





飲み口は綺麗に成型されており、飲みやすそうです。
中の状態は悪くないので水を入れてみたのですが、私の所有個体のコルクは劣化・縮小してすかすかなので、水が漏れ放題で実用は無理です。





負い紐の調節金具はアルミ製のようです。
こういった小部品さえも、末期になると物資節約のために省略されていきます。





負い紐に縫い付けられた名札です。
こういう部分をみると、現実に戦争で使われていた生々しさを実感します。





水筒本体はアルミ製です。
容量は、旧型水筒の約0.6リットルに対し、約1リットルと増量されています。





身体に触れる側の裏側は平らに作られており、背負った際の座りもよく、高品質の水筒です。





水筒には所有者と思われる名前と恐らくは家紋と思われる模様が、塗装をはがず形で彫りこまれています。
このあたりも、実際に使用されていたことを実感させてくれる点です。
官給品である水筒にこういった加工が施せるという事から、所有者は相応の階級の猛者だったのだろうと想像できますね。



  

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2014年11月22日

日本軍のピストルランヤード ~ 懸紐 (複製品)






☆日本軍 拳銃用 懸紐(ランヤード)


日本軍の拳銃は、陸海軍・将校下士官兵を問わず、基本的には全てランヤード付きで所持していました。

日本軍ではランヤードを「懸紐」と表記します。(読みは「けんちゅう」)












☆ランヤードリング部分


拳銃の脱落・紛失防止の為のランヤードは各国軍で採用されており、ランヤードを取り付けるための金具が大抵の軍用拳銃にはつきものです。

ただ、徹底して標準装備にしている軍隊は、日本軍の他にはあまり印象がありませんね。












☆付属の引っ張り紐が便利です


最初期の懸紐は明治期に採用された二十六年式拳銃用の物で、濃紺色だったそうですが、やがてカーキ色に変わっていきました。

軍服の色が濃紺色から茶褐色に移り変わっていくのに合わせて変更されたのでしょう。

この製品には拳銃のランヤードリングに通す際に引っ張れるようにタコ糸が付属しています。

ちょっとした気遣いが好印象ですね。












☆白色と国防色の懸紐の違い


日本軍のピストルランヤードの複製品は複数のメーカーから製造販売されており、その多くは生成りの白色綿製ですが、実際の日本軍では白色懸紐は使われていないようです。

画像の白色懸紐は中田商店製で、忠実複製品と比べると色味の違いの他、若干径が細めで素材も柔らかめです。












☆懸紐・游環部分


購入店の説明によると、はじめは緑色の強い懸紐が、使用するにつれてだんだんと退色していく物らしいですが、さすがに生成り程には色落ちはしないでしょうね。

懸紐の紐調整用に各部に革製の游環が付いています。

両複製品で少し形状が異なるのが面白いです。












☆画像上:忠実複製品 画像下:中田商店製


両者を比較してみると、時代考証に徹底して忠実でありたいなら、カーキ色の忠実複製品一択ですね。

ただ、軍装にあわせて見たときカーキの服地に白色が映えて格好良いので、私は気分にあわせて白色懸紐も併用しています。(入手しやすく価格も安価ですからね)

同じ理由で、私は九八式や三式軍衣の襟布も白色綿布で自作した物を愛用しています。

史実は事実として認識しつつ、個人のセンス・美意識に基づく小アレンジを加えて着こなすのも着装趣味の楽しみ方かと思います。(以上、余談でしたw)




  

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2014年11月01日

ゴボウ剣は皇軍の証 ~ 三十年式銃剣 (実物合法品)





☆皇軍と銃剣


日本陸軍のほぼ全ての将兵が手にした事のある三十年式銃剣、日本軍コスをこよなく愛する私も当然所有しております。

wikipedia調べでは推定される総生産数840万振、一説によると、世界で最も大量に製造された銃剣だそうです。












☆三十年式銃剣・実物合法品


三十年式銃剣は、かつて購入したモデルガンのおまけや、弾薬ごうの付属品やらで、都合三振りほど所有していました。

ただ、その内の一振りはゲーム中に紛失してしまい、現在は前期型と後期型の二振りのみが手元に残っています。

三十年式銃剣は、明治三十年採用の三十年式小銃用に開発されて以来、昭和二十年の終戦に至るまで生産され続けました。

日本軍の小火器が、基本的に全て三十年式銃剣との互換性を擁して居た事が理由ですが、生産期間が長期にわたる為、細部の形状にも様々な変化が見られます。












☆三十年式銃剣・中期型


この銃剣は形状的に中期型に当たります。

柄の部分が、初期型は全体に丸みを帯びていますが、中期以降のものは角ばっています。

そして鍔が湾曲しているのも特徴です。

私の日本軍兵士のイメージは、この鍔の曲がった銃剣に尽きますね。












☆切断合法品


この銃剣は、剣身が根元から切断してある合法品です。

鞘から抜かない限りは外見上問題ないと言えますが、鞘へ差し込む部分がいささか短すぎ、ツタに引っ掛けるなどして、抜け落ちてしまう事があるのが欠点です。

実際、私はサバイバルゲーム中に一振り紛失してしまいました。(現在は鞘だけが手元に残っています)












☆三十年式銃剣・後期型


こちらは後期型です。

唾が湾曲処理されておらず、真っ直ぐで短めにカットしてあるので、それまでの銃剣と比べると随分と印象が異なりますが、本体部分は殆ど変化はありません。

単純に、製造工程の簡略化が目的の形状変更でしょう。












☆模造刀身溶接品


こちらは真鍮製の模造剣身を溶接した、合法銃剣です。

現在はウィンドラス製やKTW製をはじめ、模造複製品が流通しておりますが、昔はこういった模造再生品しか選択肢がありませんでした。











☆接合部アップ


この銃剣、模造刀身と実物銃剣との接合処理が割といい加減で、溶接面がくっきり残っている上、剣身のメッキがテカテカし過ぎの感がありますね。(本当は剣身も黒染めの方がリアルなんですケドね)












☆九九式小銃・着剣状態


日本軍の主力小銃である三八式歩兵銃に三十年式銃剣を着剣すると、その全長は166㎝にもなり、戦時中の日本男児の平均身長を超える長槍と化します。

画像は短銃身の九九式小銃ですが、それでも銃剣の長さが際立って見えます。












☆吶喊!


着剣した小銃は日本刀のような外見とも相まって、”大和魂”という言葉を彷彿とさせます。











☆合法銃剣の有効利用(w


※今回、着剣しているのはブログ素材の撮影用であり、実際のゲームでは着剣はしておりませんし、ゲームフィールドでは鞘から銃剣を抜き出す事はありません。念のため追記させていただきます。





余談ですが、30年式銃剣は映画撮影用の小道具としてもメジャーな存在のためか、手持ちナイフの小道具として戦争映画のみならず、映画・ドラマでその活躍を目にする事が少なくありません。

私は特撮番組「快傑ズバット」でダッカー戦闘員が振り回しているのを見て思わず笑ってしまいました。




  

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2014年10月25日

日本陸軍 旧式水筒 (再生品)






☆独特な形の旧式水筒


日本陸軍で明治30年(1897年)から使われていた水筒です。

水筒本体はアルミ製で、革紐でたすき掛けして携行します。

明治期には黒塗装でしたが、のちに軍服の色の変遷に合わせ国防色(カーキ系)に変更されました。

昭和5年(1930年)には、新型の「九四式水筒」が登場しますが、その後も負革をコットン製に替えた物が並行して使われていました。












☆水筒本体は実物中古並品


旧式水筒の複製品は、今まで見たことがありません。

水筒の実物は、決して多くはないですが、流通しています。

その多くはストラップを欠損しているか、あっても状態の悪いものが殆どです。

さいわい負革の複製品は存在するので、着装に際しては両者を組み合わせて再生可能です。












☆実物と複製品のハイブリッド


実物中古の水筒本体と、中田商店製負革を組み合わせています。

複製負革はサイズも正確で、しっかり組み合わせられます。












☆時代相応のレトロな造りです


特徴は徳利のような細長い形状です。

全体の印象は筒状で、のちの丸みを帯びた水筒とは随分と印象が異なりますが、もっぱら技術的な理由によるもののようです。(楕円形状を大量生産する能力が無かった)












☆蓋は革紐で押さえて留めます


蓋はコルク栓式で、時代相応の造りと言えます。

ゴム栓に比べると劣化していることが多く、実用はしないほうが賢明でしょう。















☆中田商店製負革


負革は複製品ですが、再現度は高いと思います。
















☆負革


茶革製の肩紐は幅が細めで、蓋の固定にも使われます。

発汗と水筒の水で濡れる事もあり、この細い負革では耐久性に不安が残ります。

当時の実物が、軒並み保存状態に難アリなのも納得できる仕様です。












☆旧式水筒の複製品は見かけないので貴重です


水筒本体、複製負革と地道に揃えていった一品ですが、もっぱら軍事予算の都合で陸軍旧式装備の調達を断念した為、現在は手放してしまいました。



  

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2014年09月27日

外せない小物 ~ 小銃油缶 (中田商店製・再生品?)








これは日本軍歩兵の装備する弾薬盒の付属品、小銃油缶です。














小銃油缶とは、銃器手入れに使う機械油を入れる缶で、蓋の部分に油差し棒が付いており、実用の際には先端にウェスを結びつけておいて、油を塗るのに使います。














後盒(こうごう)の側面にある油缶入れが空っぽでは、剣差しに銃剣が吊られていないに等しい不完全ぶりですから、日本軍装備愛好者には外せない小物と言えます。














中田商店で販売されていた物で、金属製の瓶の内側は錆び付いており、外装の塗膜が分厚いので、実物をリペイントして、新造した蓋を付け足した再生品じゃないかな~?と思いますが、確証はありません。




  

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2014年08月16日

日本陸軍 防暑略衣 (実物放出品)






☆防暑略衣・正面


今回紹介するのは日本陸軍の防暑略衣です。

開襟・半袖の熱帯向け装備で、南太平洋の島嶼地域で多用された被服です。












☆防暑略衣・背面


服の作りは防暑襦袢と同様、夏衣と共生地で作られた襟と脇の通風構造が特徴です。

半袖はかなり短い印象です。












☆防暑袴下・正面


袴下(ズボン)は実用性を考えて防暑襦袢と対になる長袴(長ズボン)を組み合わせています。

本来なら防暑略衣には半袴(半ズボン)が対になるものですが、実際の戦場でも半袴はもっぱら後方地域で使われていました。












☆防暑袴下・背面


後ろを見ると、尻ポケットが2つ設けてあります。

その他の物入れの類はありません。












☆尻ポケット付近


本来、袴下は下着類なので短袴の下に履くものですが、防暑袴下は避暑目的で着用するため、袴下自体にズボンとしての機能を持たせるような配慮が見て取れます。












☆日本陸軍歩兵・南方装備


当時は選択肢が実物しか無かったのでサバイバルゲームでも着用していました。

日本陸軍の実物襦袢類は、生地が薄くて柔らかく涼しいのは良いのですが、耐久性にも乏しい為、現在は中田商店製の複製品を愛用しています。(こっちは生地が厚めで頑丈ですので)












☆日本陸軍歩兵・立撃


実際に着用してみて思いましたが、半袖は戦闘向きではないですね。

サバイバルゲーム視点で言うと被弾時に痛い思いをする他、ブッシュを移動しただけで腕じゅう傷だらけ、おまけに赤く日焼けまで被ってしまいました。(じきに慣れて気にならなくなりましたがw)












☆日本陸軍歩兵・膝撃


半袖を着用した日本兵の姿は、タミヤ模型の「日本陸軍歩兵セット」を彷彿とさせます。(大西画伯の描いた箱絵が格好良すぎ!)












☆日本陸軍歩兵・伏撃


今回のブログの写真は大昔に撮った物で、中田商店で購入した九九式小銃のモデルガンを手にしています。

この当時は小銃はもとより、日本軍の銃器で弾の出るトイガンは東京マルイのエアコッキングハンドガン「南部十四年式」だけでした。

HOPシステムも付いていない十四年式拳銃を手に悪戦苦闘していた当時を思えば、今は皇軍鯖ゲーマーには夢の時代ですね。予算さえあれば軽機や擲弾筒まで手に入るんですから!(私にゃその予算が無い・・・)












☆やっぱり火力が欲しいので・・・


で、まぁさすがに拳銃では非力すぎてゲームが楽しめないので、「想定鹵獲軽機関銃」と称してRPKをメインウェポンにしたりもしてましたw

このRPKも、これはこれでAK-47を自作改造した物だったりするのですが、十一年式軽機並に色々と問題児でありました。



  

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2013年08月24日

日本軍 小銃用 銃口蓋 (複製品)






☆銃口蓋


銃口蓋(じゅうこうがい)とは、読んで字のごとくマズルキャップのことですね。

日本軍が国産小銃を生産・配備していた初期の頃、射撃時に銃身が破裂する事故が頻発し、その原因究明の結果、銃身内に異物が混入するのを防ぐため、射撃時以外は常に銃口に蓋をするという対策が取られたのが銃口蓋採用の経緯です。












☆銃口蓋・装着状況1


実のところ、常に銃口蓋を装着することで、異物混入が防げる一方、北満などの厳寒地では温度差から発生する結露によって、銃身内に錆が生じる悪循環も生んだと聞きます。

「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉を思い出しますね。












☆銃口蓋・装着状況2


銃口からの異物混入を防ぐ便利グッズである一方、新兵にとっては、ひとたび紛失すれば発見するまで捜索しなければならない厄介な代物でもあります。

光人社文庫や戦争映画(特に戦後間もない時期の)で描かれる、いわゆる内務班ネタを見聞きした日本軍マニアな私にとっては、歩兵銃の菊の刻印と共に、陰湿な初年兵いじめに繋がる負のイメージもあります。

この銃口蓋、無くしたら大変な「天皇陛下からの賜り物」でありますが、市井の軍装品店で容易に購入できたそうです。

あらかじめそういう店で「員数外」を調達しておいて「状況」に備えるのが古兵の嗜みだったりするんでしょうね。












☆銃口蓋・上部


さて、前説が長くなってしまいましたが、今回紹介の銃口蓋はネットオークション経由で入手した複製品です。

銃口蓋には真鍮製やベークライト製、セルロイド製など素材・形状にいくつも種類があるそうですが、このアイテムは樹脂製の物を再現したらしく、素材はプラスチックです。












☆銃口蓋・内部


単なる一体成型品ではなく、内部にバネが仕込んで有る凝った作りになっています。

実物を手にしたことがないので断定はできませんが、かなり忠実な複製品ではないかと思われます。












①銃口蓋を銃口に被せて、




②押し込みながら、ひねります




☆バネのテンションで固定されます
















☆銃口蓋・使用状況


私の参加しているサバイバルゲームでは、ゲーム開始直前までマズルキャップや手袋等で銃口を塞いでおくのがレギュレーションで定められています。

なので、銃口蓋は便利なアイテムで、フィールドでは大変重宝しております。



  

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2013年06月15日

日本軍小銃用負革 スリングベルト (海外製&中田商店製・複製品)






☆三八式歩兵銃(中田商店製スリング付)


今回は、日本軍小銃用スリングベルトの複製品を2点紹介します。

日本軍のスリングベルトは、一般に「負革」と表現されます。

ちょっと曖昧なのが読み方で、人によって「おいかく」「ふかく」など幅があります。

軍隊での正確な呼称が気になるところです。












☆負革のつくりなど(画像は中田商店製 複製品)


日本軍小銃負革には、大別して三八式用と、より幅の広い九九式用がありますが、とりあえず三八式用を購入すれば、どちらにも使えます。

また、物資節約のため、時代が新しくなるにつれて、ゴム引布製や、さらに末期にはコットンウェッブ製も登場するようです。

現在最も安定して入手し易いものは、モデルガンメーカー・タナカ製のスリングベルトですが、これは後述する中田商店製と同じく、実物とちょっと形状が異なります。

ありがたい事に、最近は主にネットオークションで、海外製の忠実複製品が出品されていますので、考証に拘る方には、そちらを物色してみるのをお薦めします。







☆海外製 複製品


画像のものはネットオークションで入手した物です。

一口に海外製といっても、価格・形状など様々なので、あらかじめ実物の形状などの知識を得た上で良いものを物色するのがポイントですね。(アメリカ製の実銃用レプリカ等には、形状が全く異なる物もあるので)

その点、私の入手したアイテムは、「当たり」のようです。







☆つづみ釦は真鍮製


スリングの前部端末は、スリングスイベルに通して折り曲げ、革の切れ込みにつづみ釦をはめて固定します。

革の厚みと硬さがきつく、つづみ釦を通すのは一苦労ですが、そのぶん一旦装着してしまえばまず外れる事はありません。







☆バックルでサイズ調整可能


スリングの後部にはバックルがあり、サイズを調整する事ができます。

野戦においては、あらかじめ最適位置に調整しておくのが基本。

必要に応じて微調整するには少し面倒な構造です。







☆スリング末端処理の様子


日本軍の小銃負革の特徴として、スリングの末端を折り曲げるのみで、特に縫い付けやボタン止めなどで固定しない事があげられます。

はじめにこの構造を知った時には割と驚いたものですが、バックルによる固定と負革自体に適度に摩擦圧力がかかるので外れる事はありません。

なかなかによくできた造りだと思いますが、過去多くの複製品ではこの部分を忠実に再現していませんでした。












☆中田商店製 複製品


一方、こちらは中田商店製の複製品です。

今を遡ること10数年前、まだ中田商店の複製日本軍装品が豊富にラインナップされていた頃に購入したものです。(中田商店も、今では在庫切れが多くて・・・涙)

画像の負革は、流通価格が1,800円という手頃な価格と、他に選択肢がない状況から、何の疑問もなく購入・愛用していました。(実物と形状が異なる事を知ったのは割と最近の事です)







☆つづみボタン付近


中田商店製負革も、前部はつづみボタンで固定します。

ボタンは真鍮製で、エッジが立ってかくばっており、特に硬質な印象を受けます。







☆金具付近は縫い付けられています


実物や忠実複製品と異なり、ベルト端末はがっちり縫製されています。

正確ではありませんが、結果的に使い勝手は良かったりします。(銃への脱着はこちらのほうが楽です)

とはいえ、形が違うのを知ってしまった以上、気になってしようがないので、現在は海外製に取り替えてしまいました。







☆遊環は2個付いています


游環は2箇所あり、折り返し部分の遊び部分を極力抑えるようにしてあります。

このあたりも、忠実複製品より便利な部分です。







☆長年使い込んだ風合い


形状が正確ではないため取り替えてしまったこの負革ですが、手入れをしながら長く愛用していた分、革の質感は良い風合いになっております。(もう使わないだろうけど・・・)




  

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