2018年04月14日

アメリカ陸軍 M1956 ピストルベルト (実物放出品)








アメリカ陸軍の「M1956ピストルベルト」です。
画像の物は実物中古品です。






M1956ピストルベルトは、従来のM1936ピストルベルトにかわって採用された装備です。






大きな違いとして、ベルトの調節金具が両端二箇所に増えた他、ピストル以外にもマガジンポーチなどの各種装備のベースとして使用する為、ピストルマガジンポーチ用ドットボタンが廃止されています。






また、バックルも基本構造は変わらず、装着しやすいよう形状が変更されています。






一方、こちらはベトナム戦争中に開発されたバリエーションのひとつ、「デイビス・バックル」タイプです。






デイビス・バックルはのちのクイックリリースバックルのさきがけのような装備で、通常のピストルベルトより着脱が容易な構造となっています。






バックルは、両方をクロスさせるようにして固定します。






クロスした状態でテンションがかかっていれば固定され、バックルの出っ張り部分を引っ張ると軽い力でリリースされます。






通常のM1956ピストルベルトと並べてみました。
バックル以外は同じ形状です。






実際に戦場に投入されたデイビス・バックルですが、不意に外れやすい等の問題が不評で、少数の採用にとどまりました。




  

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2018年04月07日

通称ベースボールキャップ ~ アメリカ陸軍 ユーティリティキャップ (実物放出品)







アメリカ陸軍のユーティリティキャップです。
画像の物は実物未使用新品です。






ユーティリティキャップは、その外見からベースボールキャップとも呼ばれています。
採用は1962年頃からで、OG-107ユーティリティやジャングルファティーグと組み合わせて使用されました。






ベトナム戦争でも着用されていましたが、戦場馴れした兵士にはもっぱらブーニーハットのほうが好まれたようです。
また、南ベトナム国内で作られたローカルメイド品も愛用されました。
つばの長さや帽体の形等、兵士の好みに合わせてオーダー出来たそうです。




  

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2018年03月31日

アメリカ軍 M18A1クレイモアバッグ (実物放出品)







アメリカ軍のM18A1クレイモアバッグです。
画像の物はデッドストック実物放出品です。






M18A1クレイモアはその威力と携行のしやすさから、ベトナム戦争で多用されました。
その運搬用に支給されたクレイモアバッグは、重装備で戦うベトナム戦争当時のアメリカ兵を演出するには必須の装備品といえます。






基本的にバンダリアのように使い捨て前提で作られているようで、素材もそれなりの強度を維持できる程度に薄手の物で、縫製も簡素です。






クレイモアバッグは使い勝手が良く、ベトナム戦争ではクレイモア使用後の空のバッグを、予備弾薬やグレネードの運搬等、便利な雑嚢として活用していました。
私も、NAM戦装備でのサバイバルゲーム参加の際には、ダンプポーチとして活用しています。






クレイモアバッグの蓋の裏側には、取扱説明書があります。
説明書は防水性の紙で出来ており、糸で縫いつけられています。






展開してみると、イラストを取り混ぜ簡潔明瞭に操作方法が記載されています。
クレイモア使用後に雑嚢として使う際には、この説明書部分は切り取ってしまう事が多かったようです。




  

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2018年03月24日

アメリカ陸軍 M16A1 20連マガジン用ポーチ (実物放出品)









ベトナム戦争当時、アメリカ陸軍で使用された「スモール・アムニッション・ポーチ・M16A1」です。
画像の物は実物中古放出品です。







M1956装備にはユニバーサルアムニッションポーチがあり、汎用性から主力として使われていましたが、M16A1採用に伴い、サイズを最適化したこのポーチがM16A1専用として新たに採用されました。







ポーチ側面には手榴弾を装着出来ます。







ユニバーサルポーチと比べると、M16A1用20連マガジン用のため全長が短くコンパクトになっています。






蓋の内側には正式名称等の諸説明が記されています。
この個体は比較的保存状態が良く、記入内容もしっかり読めます。







ポーチにはM16A1用20連マガジンを4本収納出来ます。
実銃では問題なく収納出来ますが、東京マルイ製電動ガン用マガジン(および同種の海外製品)は若干厚みがあるため、4本収納は困難です。
M16A1用マガジンポーチはベトナム戦争中に完全更新はされず、ユニバーサルポーチと混用されていました。
数量的にはユニバーサルポーチのほうが多用されたので、M16A1用ポーチは市場流通量が少なく、価格も高めです。




  

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2018年03月17日

アメリカ陸軍 M1956 ユニバーサルアムニッションポーチ (実物放出品)







アメリカ陸軍のM1956装備のひとつ、「M1956ユニバーサルアムニッションポーチ」です。
このポーチはベトナム戦争で使用された主力装備です。
画像の物は実物中古放出品です。






正式名称は「ユニバーサル・スモールアームズ・アムニッションポーチ」ですが、長いので「ユニバーサル・アムニッションポーチ」とされるのが一般的。
また、「ユニバーサル・アーモポーチ」や、単純に「M14/M16用マガジンポーチ」と呼ばれる事も多いです。(要は意味が通じれば良し、という事ですね)






日本語に訳すと「汎用小火器弾薬嚢」となるように、1950年代末までにアメリカ陸軍に採用されたほぼ全ての自動火器の弾薬が携行できるサイズに設計されていました。
よって、M14用マガジンは当然として、他にもM1ガーランド用8連クリップ、M1カービン用15連マガジン、BAR用20連マガジン等が収納できます。
装備への連結にはスライドキーパーでピストルベルトに連結したあと、上部ストラップをサスペンダーのDリングに連結し、テンションを調節します。






1960年代の小銃用弾倉嚢としては、他にアメリカ海兵隊に採用された、M14小銃のマガジンを1本収納できる「M1961アムニッションケース」、M16突撃銃専用に採用された「スモールアームズ・アムニッションポーチ・M16A1」等があります。









蓋はクイックリリース式になっています。
実際に使ってみると開け閉めは楽で、よく出来た装備だと思います。
構造的にはイギリス軍の装備品の作りを参考にした物と思われます。
ユニバーサル・アムニッションポーチには初期型と後期型があり、私が所有しているのは後期型です。
違いとしては、初期型はポーチ前面・側面に補強用のインサート・プレートが入れてあり、蓋留めフックにボタンがある点。
後期型ではインサートを背面のみに配置し、蓋留めフックのボタンを廃止してあります。
インサートは生産コスト削減の為、フックのボタンは運用上、蛇足に過ぎた物と思われます。







ポーチ側面には手榴弾を装着出来ます。






ベトナム戦争当時にはM26A1ハンドグレネードが主力でした。
画像ではサンプロジェクト製のプラ製レプリカ品を装着しています。






両端にハンドグレネードを装着した状態です。
マガジンポーチは通常2個装備されるため、兵士一人当たり4個の手榴弾を常に携行出来るわけで、良く出来た装備だと思います。






蓋を開けると収納部の深さが分ります。






汎用型として設計されているため、前述の通り様々な弾薬を携行できますが、基本的にはM14自動小銃のマガジンを2個収納出来ます。






M16A1アサルトライフル・マガジンの場合は縦に4本収納可能ですが、電動ガン用マガジンは実銃より厚みがあり、3個収納が限界のようです。




  

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2018年02月24日

廉価な軍靴 ~ アメリカ陸軍 スピードレース・コンバットブーツ (ロスコ製・複製品)







ミリタリー用品を多数販売している「ロスコ」社は、安価で軍用靴のレプリカを発売してくれており、私も愛用しています。








画像の物はアメリカ軍が1980年代から使用をはじめた「スピードレース・コンバットブーツ」のレプリカです。
ロスコ製品は、価格の違いで人造皮革製と本革製の二種類がリリースされていますが、私は価格の安いフェイクレザー製品を主に購入・使用しています。






内側を見ると素材の違いがよくわかります。
最初の内は柔らかく足にフィットしていい感じですが、だんだんと皺にそって黒革風塗装が剥離してしまうのが難点です。






実物と違い質感も耐久性もそれなりですが、なにより安いので、履きつぶすつもりで愛用しています。
実際にサバイバルゲームで使うにしても毎回同じ靴を履くわけではないので、結構もつものです。






もっとも、画像のように経年劣化でひび割れが発生してしまうと、素材がフェイクレザーだけに安っぽさが目立ってしまいます。
また、現在はこのデザインのブーツ自体が製造販売されていないようで、ウッドランド迷彩時代の米軍戦闘靴の入手も徐々に難しくなっているようです。



  

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2018年02月17日

アメリカ陸軍 ALICE エントレンチングツール・ケース (実物放出品)







アメリカ陸軍で1980年代から使われている、エントレンチングツール(携帯ショベル)ケースです。






アメリカ陸軍では1960年代半ばに三つ折タイプの携帯ショベルが採用されましたが、当初はナイロン製のショベルカバーが使われていました。(M1967エントレンチングツール・ケース)






しかし、強度不足だったようで、1980年代にいわゆるALICE装備が採用されるに伴い、この樹脂製の新型ケースに更新されました。






ショベルケースは軟質プラスチックで一体成型してあります。






ショベルケースを樹脂で作った例は世界的にも珍しいですが、強度と使い勝手を両立させた、画期的な発想だと思います。






立体成型のため、中身が空でも形状が維持できる事もあり、中身は入手しておりません。






ピストルベルトに連結した状態です。
ナイロンやコットン製の装備品の中でひときわ目立ちます。






装備の組み付けにはスライドキーパー(通称アリスキーパー)を介して行いますが、しっかり連結でき、ショベルの重量にも充分耐えると思われます。




  

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2018年02月10日

夏期米軍の必需品 ~ アメリカ陸軍 ブーニーハット (ロスコ製・複製品)







アメリカ軍で熱帯用装備として今も愛用されている「ブーニーハット」です。
かつては実物放出品をよく目にしたものですが、最近になって自分のサイズに合う物を探したところ、以外にも入手が困難になっていました。






そこで今回は、安価で流通しているロスコ社製の複製品を購入してみました。
ODカラーのブーニーハットは、ベトナム戦争中に急速に普及し愛用された装備品です。
ベトナム戦争当時、ジャングルファティーグと同時期に採用・支給され、好評だった事もあって、その後も時代に合わせてリーフパターン、ウッドランドパターン、デザートパターン等のバリエーションが登場しました。






当時支給されていた官給品のブーニーハットには、取り外し式の防虫ネットが同梱してありましたが、殆ど使われなかったとも聞きます。
ブーニーハットには顎紐が縫い付けられています。
コットン製の平紐を革タブで絞るシンプルな構造です。






帽子の内側にはタブが縫い付けられています。
実物を髣髴とさせるデザインですが、質感が異なる他、「made in china」の表示がされており、人目でレプリカ品と分ります。






一方、こちらはウッドランド迷彩タイプです。
かつては掃いて捨てる程流通していたウッドランド迷彩装備ですが、一部の物に関しては入手が難しくなっており、このブーニーハットも折悪しく実物が見つからず、レプリカ品を購入した次第です。






昔購入したデッドストック実物にはメッシュ素材の防虫ネットが付属していましたが、この民生品レプリカには付いていません。










実際に被ってみた状態です。
顎紐は、アメリカ海兵隊にならって、革タブで絞った上で後頭部に回しています。







ウッドランド迷彩BDUと組み合わせた状態です。
帽子に合わせて、袖はロールアップしてみました。
BDUは夏用の薄手のリップストップ生地製なので、ブーニーハットが良く似合います。




  

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2018年02月04日

アメリカ陸軍 ジャングルブーツ (ロスコ製・複製品)







アメリカ軍がベトナム戦争で使用していた「ジャングルブーツ」です。
画像の物はロスコ製の複製品になります。
ロスコ製品は再現性は素材はそれなりですが、値段が安いのが魅力です。






画像の物は人造皮革製の一番安価なタイプで、他に本革製タイプもありますが、どのみち実物とはちょっと印象が異なるので履きつぶすつもりで安いほうを購入しました。






靴紐はナイロン製で、現用品のようにスピードレースではありません。
実物ではこのボタンホールの革部分の断面が白っぽい色で特徴的なのですが、複製品では真っ黒です。
これは本革製でも他社製品でもそうで、実物との一番の相違点と言えそうです。






ジャングルブーツの内側です。
土踏まずの近くに水抜き孔が二箇所設けてあります。






ジャングルブーツの外側です。
コットン製のブーツ本体には、補強用のナイロンテープが斜めに縫い付けてあります。
これは最初期型には無かった部分で、戦訓に合わせて改良された部分です。






かかと部分です。
縦にナイロンテープの補強がなされています。






使用時に擦り切れそうな部分、負荷のかかる部分にはナイロン布で補強がなされているのが良く分ります。
複製品としても、よく再現されていると思います。






ゴム製のソールはジャングルブーツでは後期型にあたる「パナマソール」が再現されています。
それまでの「ピブラムソール」はグリップ力は高かったものの、泥が詰まりやすかった為、後期生産型では「パナマソール」に変更されました。
また、実物では靴底にブービートラップ対策の鉄板が内蔵されていますが、この複製品では再現されていないようです。




  

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2018年01月27日

アメリカ陸軍 ウッドランド迷彩レンジャーキャップ (実物放出品)







アメリカ陸軍のウッドランド迷彩レンジャーキャップです。
画像の物は実物中古放出品です。






アメリカ陸軍のヘッドギアとしては、他にもフィールドキャップがありますが、こちらはいわゆる普通の作業帽といったところでしょうか。






フィールドキャップとの違いとしては、防寒用パイル地が無い事、通気孔が設けられている事が特徴です。
布地は薄手にできており、夏向きの装備品だなと感じます。






帽子のハチマキ部分の内側に、タグが縫い付けられています。









実際に着用してみました。
フィールドキャップと比べると、防寒用タブがない分、薄手で通気性がよく被りやすいです。







ウッドランド迷彩BDUとの組み合わせです。
若干前傾した帽子のデザインが格好いいです。
このレンジャーキャップには、袖をロールアップしたBDUが似合いますね。




  

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2018年01月20日

1980年代的米軍ヘッドギア ~ アメリカ陸軍 ウッドランド迷彩フィールドキャップ (実物放出品)







アメリカ陸軍のウッドランド迷彩フィールドキャップです。
画像の物は実物中古放出品です。






ウッドランド迷彩装備は既に旧式装備の部類ですが、放出品の流通量が多く、まだ実物が安価で購入できます。






外見はM1951フィールドキャップと同型で、違いはカラーがODからウッドランド迷彩に変更された程度です。






フィールドキャップの天頂内側には、米軍装備ではお馴染みのタグが縫い付けられています。






このフィールドキャップの特徴としては、折畳式のタブがあげられます。
通常は内側に織り込まれているタブを広げる事で、耳周りの防寒効果と高める事ができます。






タブ内側にはパイル地が貼られており、薄手ながら保温効果を発揮してくれます。









実際に着用してみた状態です。
シンプルながら安定した被り心地の作業帽です。









防寒用タブを展開した状態です。
実際に冬場に着用してみましたが、耳覆いが有ると確かに防寒効果を実感できます。
さすがフィールドキャップと言うところですね。







ウッドランド迷彩BDUとの組み合わせです。
1980年代~1990年代の一般的な米陸軍兵士の姿です。







タブを展開した状態で着用してみました。
ウッドランドBDUは夏向けの薄手のリップストップ生地ですが、ヒートテックインナー着用で保温対策しています。
宮崎の冬ならば、よほど寒い時期で無い限り、動き回るサバイバルゲームでは充分防寒の用は足りると思います。
とはいえ、本来が防寒機能付きのフィールドキャップなので、やはりM65フィールドジャケットとの組み合わせがよりベターな気がしますね。




  

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2018年01月13日

アメリカ陸軍 PASGTタイプ・プラ製ヘルメット (複製品)







アメリカ軍で1980年代~2000年代にかけて使用されていた「PASGTヘルメット」です。
画像の物はサバイバルゲーム向けのプラ製レプリカ品です。






内装はハンモック式で被りの深さを微調整できます。
名称の「PASGT」とは「personal armor system ground troops」すなわち「地上部隊支援用個人装備」という意味です。






レプリカ品ですが、シェルの厚みや内装の構造等、非常に良く出来ています。
1941年、米軍はM1ヘルメットを採用、その後もチンストラップやカラーに小改良を加えつつ使用が続けられていました。
1961年にはヘルメット自体の形状が変更され、ひさし部分が若干大きくなり、前部の傾斜がきつくなりました。(このタイプはサープラス業界では通称「M2ヘルメット」と呼ばれていますが、正式名称ではありません)
更に1980年代に入るとナイロンとコットンを組み合わせ、ドットボタンで固定する新型チンストラップが採用されます。
改良型のM1ヘルメット自体は、PASGTヘルメットへの更新が完了する1980年代末まで、並行して使用され続けました。






チンストラップはM1ヘルメットの最終型に採用されたタイプを更に扱いやすく改良したような形状で、両サイドの金具で調節できます。






サイズ調節した後は、ドットボタンひとつで連結・取り外しが出来、楽に装着できます。









PASGTヘルメット着装状態です。
PASGTヘルメットは1982年にアメリカ陸軍第82空挺師団を中心に本格支給が開始されました。
1983年のレバノン侵攻以来、ライナー部分などに改良を加えつつ、使用が続いています。
2000年頃からはヘッドストラップの改良などが積極的に行われ、本体シェルも軽量化されたタイプが支給されています。(MICH、ACH等)




  

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2018年01月06日

米軍のズボン用ベルト ~ G.I.ベルト各種 (実物放出品&複製品)






米軍兵士のズボンの友、通称「G.I.ベルト」の数々です。






まずはこちら、アメリカ陸軍が第二次世界大戦で使用したオープンフェイスバックルベルトです。
本品は精巧複製品になります。






バックルは黒染めされています。






装着方法はベルトをバックルの隙間に通し、バックルの歯に食い込ませて固定します。






シンプルながら扱いやすい、良い装備品です。






次に、同じく陸軍のベルトですが、1975年以降に使われたモデルです。
一応、軍用実物として購入した物ですが、私の審美眼ではレプリカ品と区別がつきません。






バックルは黒塗装で、ベルト本体がカーキ色から黒色へと変更されています。
なお、ベトナム戦争当時の物はベルトは黒色で、バックルが真鍮色でした。






色以外は全て第二次世界大戦時と同型です。






なお、1980年代以降、金具はそのままに黒色ナイロン製ベルトに変更したタイプも登場しました。
(昔は持っていたのですが、今は手元に無い為、画像が撮れませんでした)






こちらは1960年代、ベトナム戦争の頃に使用されていたボックス型バックルベルトです。
真鍮バックルを当時そのままに再現した精巧複製品になります。






やはりこちらも、第二次世界大戦では同じ仕様でカーキ色のものが使用されていました。






形状はそのまま、民生品も多数販売されているベルトと同じ物です。






ボックスタイプのベルトは、ベルト自体が露出するタイプの服(OG-107ユーティリティ等)で使われており、本来はバックルを磨いて常に輝かせておくのが兵士の嗜みですが、私の所有する物はほったらかしで傷だらけです…w






こちらはアメリカ海兵隊で使われたズボン用ベルト。
第二次世界大戦からベトナム戦争辺りまでは同じ仕様の物が継続して使われていたようです。






バックルはオープンフェイス型です。
本品は比較的新しい時代に製造された軍用実物でメッキ仕様ですが、第二次世界大戦の頃の物は真鍮製で、メッキはされていませんでした。






陸軍型との大きな違いは、バックルの歯(ベルトに食い込む部分)が可動式になっている点です。






ただし、特に使い勝手が良いわけでもないです…w






ベルトは全てコットン製です。
意外な事にOD(グリーン)のベルトは米軍では使われていなかったようです。






バックルはベルトの顔、それぞれに特徴があって愛着がわきますね。




  

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2017年12月30日

ひと昔前の現用装備 ~ アメリカ陸軍 ウッドランド迷彩BDU&ALICE装備 (1980年代)







アメリカ陸軍が1980年代~2000年代に使用していた、ウッドランド迷彩BDUとALICE装備です。
私は元来過去に興味を持つ嗜好の人間でして、現用装備にはあまり関心が無く、米軍装備もノータッチだったのですが、米軍がウッドランドパターンからピクセルパターンへの更新をほぼ完了した今、完全に”過去”となったALICE装備に俄然興味が沸いてきた次第です。(我ながら、因果な嗜好だと思ふ(汗)






画像は1980年代初期のALICE装備の組み合わせ例です。
「ALICE」とはオール・パーパス・ライトウェイト・インディビジュアル・キャリング・イクウィップメント、すなわち「全目的軽量携帯個人装備」と言う意味で、ベトナム戦争中に開発されたM1967ナイロン装備の流れを汲む装備品です。






1980年代初頭と言う事で、銃剣はM16A1用のM7バヨネット、ファーストエイドキットポーチはLC1タイプ、ホルスターはコルトM1911用をチョイスしてみました。






実際に着装した状態です。
PASGTヘルメット、通称フリッツヘルメットとウッドランド迷彩BDUにM16A1アサルトライフルの組み合わせは1983年のグレナダ侵攻時に空挺師団で見られた装備例です。






この時期だと、まだPASGTボディアーマーはあまり普及しておらず、BDUに直接ALICE装備を装着した兵士が多く見られます。






こちらは1980年代中期頃の一般的な米陸軍兵士の装備例です。
PASGTボディアーマーを着込んだ上からALICE装備を装着しています。
M16A1は1980年代末まで使用例が見られます。






PASGTボディアーマーは日本ではM1ボディアーマーの名称でも良く知られています。
丁度、M2ヘルメットのようにコレクター間で呼ばれる便宜的な呼称ですが、実際にはそのような呼称がなされる理由がよくわからず、出所不明な名称です。






画像の装備例ではM17ガスマスクバッグを装備していませんが、通常は装備するのが一般的です。
夏季を想定して、BDUの袖はロールアップしています。






画像では黒革製のスピードレースコンバットブーツのレプリカを履いていますが、実際に採用されたのは1980年代後半からで、この時期だと本来なら一般的な鳩目に靴紐を通すタイプの黒革コンバットブーツが使われています。






こちらは1980年代後半のALICE装備の組み立て例です。
メインウェポンにM16A2アサルトライフル、サイドアームにM9ハンドガンを想定しています。






M16A2に合わせて銃剣はM9バヨネット、M9ハンドガンを収納するビアンキ製M12ホルスター、ファーストエイドキットポーチは容量の増したLC2タイプを装備しています。







ウッドランドBDUにALICE装備を着込んだ、軽装備の状態です。
基本的にボディアーマーは常に装備する物とされていますが、訓練時や熱帯地域等、状況に応じてこのような軽装備の場合もあります。







コンパスポーチは、コンパス収納時はサスペンダーに装着し、包帯を収納した際はピストルベルトに装着します。
M16A2にはコルト純正タイプスコープを装着しています。
このスコープは4倍率で、コンパクトでかさばりませんが視野が狭く暗い為、実用性はあまり高くないようです。







PASGTボディアーマーを着装した、1980年代後半の米陸軍兵士です。
このボディアーマーはイーグルフォース製のレプリカ品で、出来は正直よくありませんが、サバイバルゲーム・ユースには軽くて便利です。







ボディアーマーはかさばりますが、アーマーの上にピストルベルトが乗るような位置に装備を調整してある為、安定して動きやすい状態に出来ました。







M16A2アサルトライフルの立射姿勢です。
M16A2アサルトライフルは1982年12月に制式採用されましたが、実際の配備は、1984年3月に米海兵隊から開始され、1990年代初頭に完全更新されました。
M9ハンドガンはコルトM1911A1にかわって1985年に採用されました。







M16A2アサルトライフルの膝射姿勢です。
実物だとボディアーマーの肩パッドが干渉する所ですが、柔らかいウレタンパッドのレプリカ品だと、わりあい動きやすく銃を構えるのにも不自由しません。






マガジンチェンジの様子です。
ALICE装備のマガジンポーチはプラ製のリリースバックルのおかげで、マガジンの取り出しは楽にできます。
ただ、蓋を閉める際に慣れていないとバックルを所定の位置に差し込めずに閉めそこなうことがあるので注意が必要です。






M16A2アサルトライフルの伏射姿勢です。
こちらも、レプリカ品のボディアーマーならではの理由で構えやすいです。
実物だと襟首の防弾パッドがフリッツヘルメットの後頭部に干渉して、伏せの姿勢が取りづらいので。




  

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2017年12月23日

アメリカ陸軍 ウッドランド迷彩BDU (実物放出品)







アメリカ陸軍で1980年代~2000年代にかけて使用されていた、「ウッドランド迷彩BDU」です。
画像の物は実物中古放出品です。






「BDU」とは、「バトル・ドレス・ユニフォーム」の略称で、すなわち「戦闘服」という事ですね。






画像のように、裏地は迷彩柄は無く、白っぽい生地が見えます。
迷彩パターンはベトナム戦争後1970年代には全軍に普及していたリーフパターンを基本にしつつ、ヨーロッパの森林地帯を想定した色・パターンにアレンジした「ウッドランド迷彩」に改良されました。






およそ25年あまり使用され続けた装備だけに、細部の改良・改変は多岐に渡り、時代ごとに変化が見られます。
主な物として袖口形状の変更や、ウエスト調節タブの有無等がありますが、私が所有しているBDUは比較的新しいモデルになります。






BDUは基本開襟スタイルで着用するよう作られています。
徽章・階級章類は全て自分であとから縫い付けた物です。






ジャケットには四角形のカーゴポケットが4箇所あります。
ジャングルファティーグと比べると、構造が単純化されており、生産コストも考慮された結果のデザインかと思われます。






襟首の裏地にはタグが縫い付けてあります。
このジャケットは「SMALL-REGULAR」サイズです。






袖章は「第82空挺師団」章です。
素材はODナイロン製のサブデュードタイプです。






袖はひじ部分に当て布がしてあり、耐久性を増してあります。








袖口にはボタンが3つあり、3段階にサイズ調節が可能です。






こちらはトラウザース(ズボン)です。






トラウザースには、蓋付きのポケットが4箇所、スリット式ポケットが2箇所あり、収容量は十分過ぎるほどです。






基本的な形状はジャングルファティーグ以来のカーゴポケットスタイルですが、蓋の形状を単純な長方形にする等、生産性を高めるシンプルな改修がなされています。







側面にある大型のカーゴポケットはプリーツ付きの容量の大きい物で、蓋はプラ製ボタン2つで閉じられます。






トラウザースにはズボンベルト用のループがあり、側面にはサイズ微調整用のストラップ金具が付いています。






前合わせはジャングルファティーグ式に一番上のボタンが露出しています。






内側にはガスフラップがあり、着用時には内側のボタン1個で留めます。






前合わせはジャングルファティーグのジッパー式ではなく、旧来のボタン式になっています。
利便性よりも耐久性を選んだ改修と思われます。






尻ポケットは2箇所、蓋は2個のボタンで閉じられます。






トラウザースの膝部分には当て布がしてあり、耐久性が増しています。






トラウザースの裾にはナイロンテープが内蔵されており、絞って縛る事が出来ますが、すべりが悪く、私は実際の着用時には紐は縛らずにブーツにたくし込む事が殆どです。






こちらはインナーの様子です。
1980年代の米陸軍では、従来のODカラーにかえて、ブラウンカラーのTシャツやトランクスが普及していました。
ドッグタグはベトナム戦争後に一般的になったゴム製サイレンサーを取り付けたモデルです。
トラウザース用ベルトはベトナム戦争時から使用されている黒色のオープンフェイスバックルです。
これにはコットン製とナイロン製があり、両方所有していましたが、私は現在は使いやすいコットン製を愛用しています。






ウッドランドBDU着装状況・正面です。
実戦でも初陣は1983年のグレナダ侵攻からで、この戦争では同時に空挺師団等で新型のPASGTヘルメット(通称フリッツヘルメット)も支給されており、新しいアメリカ兵の姿が印象づけられました。
1989年のパナマ侵攻ではこれらに加えPASGTボディアーマーの使用率も上がり、更に銃もM16A1からM16A2へと更新されていました。






1991年の湾岸戦争の6色デザートパターンBDUを間に挟みつつ、1990年代を通して現用装備として活躍し続けた、アメリカ軍を代表する迷彩服で、現在はまだ実物の流通も安定しているので、購入するならイマノウチですよ!




  

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2017年12月16日

通称ジープキャップ ~ アメリカ陸軍 M1941ウールニットキャップ (複製品)







アメリカ陸軍が第二次世界大戦中に主にヨーロッパ戦線で愛用していた、「M1941ウールニットキャップ」です。
現品は海外製の精巧複製品になります。






通称「ジープキャップ」の名称で親しまれている逸品で、このデザインと同型の民生品も多数見られるベストセラー商品です。






このウールニットキャップはサープラスショップ「PKミリタリア」で購入した海外製の忠実複製品です。
ジープキャップ自体の購入はこれが2個目で、最初に購入したのはロスコ製の民生品でしたが、色がほぼグリーンと言えるODで、かつ化繊(多分ポリエステル)製な上に、織り込まれているゴムが非常にきつく、被っているうちに頭が締め付けられ苦痛に感じるレベルの物でした。
結局、つばに内蔵されたプラ板が抜け落ちてしまい、駄目になってしまいました。






ロスコ製品に比べこの複製品は実物再現度が非常に高く、大変満足しています。
実際に被ってみても保温性がありつつも締め付け感もなく非常に使いやすい逸品です。
ヨーロッパ戦線の米軍には欠かせない装備ですね。




  

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2017年12月09日

別名Tボーンショベル ~ アメリカ陸軍 M1910エントレンチングツール (複製品)







アメリカ陸軍の「M1910エントレンチングツール&カバー」です。
画像の物は本体・カバーともにアメリカ製のレプリカ品です。






M1910の式番が示すとおり、第一次世界大戦から使われている装備品で、外見から通称「Tボーン・ショベル」とも呼ばれます。






ショベル本体は可動部が一切無く、シンプルながら頑丈な造りです。
さすがに旧式化が憂慮されたのか、第二次世界大戦中期には折畳式の「M1943エントレンチングツール」が採用されますが、終戦までに全兵士には行き渡らなかったようです。






また、ショベル自体も折畳式のM1943はM1910と比べるとかなり重く、空挺部隊ではあえて旧型のTボーン・ショベルのほうを好んで使用したという話です(M1910の柄を短く加工して装備したようです)






木製の柄の先端は握りやすいようT型になっており、Tボーンと呼ばれる所以となっています。
このT型の握り手のおかげで、単純な木柄の各国軍ショベルと比べても、扱いやすいです。






木製の柄の両端は鉄製の鋲でかしめてあります。
ショベル全体をODのペンキで厚塗りしてあり、実物の風合いをよく再現していると思います。






ショベル先端は全体にざらつきのある質感です。






また、柄の部分にはUSの刻印があります。






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ショベルは適度に湾曲加工されており、戦場では塹壕堀りや土嚢造りに活躍したものと思われます。






ショベル・カバーはカーキ色のコットン製です。
同時期の各国軍ショベル・カバーと同じく、ショベル先端を覆うタイプで、柄は露出した状態になります。






裏面にはダブルフックワイヤーが付いており、アイレット(鳩目)のある各種装備品に取り付けることが出来ます。






カバーは袋状になっており、ショベルを突っ込んだ後、柄の部分にストラップをクロスさせてバックルで留めます。
この保持の仕方は日本陸軍の円匙覆いを思い出します。






通常は、ハバーサック(背嚢)に装備するのが一般的な携行方法ですが、背嚢への装備縛着量が多く余裕が無い時は弾帯に吊るしたり、X型サスペンダーのアイレットを使って背中に背負った戦場写真も見たことがあります。




  

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2017年12月02日

アメリカ陸軍 M1928ミートカン・ポーチ (複製品)







M1928ハバーサックの付属品である、「M1928ミートカン・ポーチ」です。
本品はアメリカ製の精巧複製品です。






ミートカン・ポーチは通常はハバーサックの上面に装着してありますが、完全に分離出来るので、単体で携行する事も出来ます。






ミートカン・ポーチは個人携帯食器一式を収納する為の装備です。








ポーチの中にはメスキット(食器)を収納し、内部にある三箇所のスリットにはそれぞれナイフ・フォーク・スプーンを挿し込んで携行します。






ナイフとフォークは収納する際には専用の革製シースを被せてから収納します。
私は、革がかびるのが嫌なので、あえて使わずに収納しています。







メスキットはステンレス製です。








通常は、トレイとフライパンを向かい合わせにして取っ手を折りたたんで一まとめにして携行します。







メスキットを展開した状態です。






フライパンはこの状態で火にかける事が出来ます。






給食時には、フライパンの取っ手の上にトレイを載せて持ち運びます。






ちょうど、画像のような感じで持ち運べます。






メスキットを使って食事をすれば、普段の食事も一味違った戦場風味が味わえそうです。




  

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2017年11月25日

アメリカ陸軍 M1928ハバーサック (複製品)







アメリカ陸軍が第二次世界大戦を通して使用した背嚢「M1928ハバーサック」です。
本品はアメリカ製の精巧複製品です。






ハバーサックの採用は古く、第一次世界大戦当時にはM1910/18ハバーサックが使われていました。
その後、戦訓を取り入れストラップの連結方法や金具の形状を変更した改良型のM1928ハバーサックが制式化されました。






ハバーサック本体はぺらぺらの布地にストラップが縫い付けられたようなつくりです。






【ハバーサック組み立て手順・その1】

ハバーサックが各国軍の背嚢と決定的に違う点は、収納物を「詰める」のではなく「包む」という構造にあります。






【ハバーサック組み立て手順・その2】

まず内容物を並べます。
本来は上部にタオルで包んだ洗面用具一式、その下にCレーション(缶詰)を並べ、包むのですが、私は薄手のブランケットを折りたたんだ物を詰め物として代用しています。






【ハバーサック組み立て手順・その3】

次に内容物を包み込むように固定していきます。
まず、下側の布で包みます。






【ハバーサック組み立て手順・その4】

次に右側の布で覆いつつ、3箇所のストラップを中央のループに通します。






【ハバーサック組み立て手順・その5】

そして左側の布で覆い、ストラップを金具で連結固定します。






【ハバーサック組み立て手順・その6】

最後に上側の布で覆い、下部のストラップ1本を金具で連結固定します。
これでハバーサック本体は完成状態となります。






ハバーサック上面にはダブルフックワイヤー用鳩目があります。
ここにはTボーン・ショベルが吊り下げられます。
また、サイドのストラップにはミートカン・ポーチを連結します。






ハバーサック裏側です。
両肩のストラップから二股に分かれたストラップの金具と、下部に縫い付けられた2箇所のストラップの金具、この4点をベルトに連結して装備します。
丁度、ハバーサックがサスペンダーの役割を兼用するように作られています。






【ハバーサック組み立て手順・その7】

ハバーサックの上部には「M1928ミートカン・ポーチ」が連結されます。






【ハバーサック組み立て手順・その8】

ミートカン・ポーチは画像の要領でハバーサックの2箇所のストラップを金具に通して固定します。






こちらがミートカン・ポーチです。






ミートカン・ポーチの中にはメスキット(携帯食器)を収納します。






ミートカン・ポーチの内部には、フォーク・ナイフ・スプーンを収納するポケットがあり、このポーチで食器類をひとまとめにして携行出来るように作られています。






【ハバーサック組み立て手順・その9】

次にハバーサック側面の銃剣吊り用鳩目に、銃剣を連結します。
画像の銃剣はM1905E1バヨネットです。






【ハバーサック組み立て手順・その10】

今回は第二次世界大戦中期以降、ヨーロッパ戦線ではノルマンディー上陸作戦時に普及していたブレードの短い銃剣を吊っていますが、本来はブレード長の長いM1905バヨネットを取り付けるために設計されている為、鞘を通すループから銃剣が外れやすく、ピストルベルト側に吊り下げる場合も多かったようです。






【ハバーサック組み立て手順・その11】

ハバーサックとミートカン・ポーチの隙間にはM1910エントレンチングツール・ケースを連結します。






【ハバーサック組み立て手順・その12】

通称「Tボーン・ショベル」とも呼ばれるこのショベルは、折畳式ではありませんが、柄は短めに作られており、思ったほどかさばらず携行出来ます。






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あとはストラップをカートリッジベルトもしくはピストルベルトに4箇所連結すれば装備完了です。
以上のように、取扱いが大変わずらわしい上に容量が少ない為、兵士には不評でした。






ハバーサック着用状態・正面です。
多くの場合、歩兵にはサスペンダーが支給されなかったため、単にサスペンダーの代用として中身の入っていないペタンコの状態のまま背負われている様子も良く見られます。






ハバーサック着用状態・右側面です。
陸軍では後継として、既に海兵隊が採用していた「モデル1941パック・システム」を参考に開発した「M1944/45フィールドパック&カーゴパック」を開発しますが、その支給は遅れ、第二次世界大戦末期に少数が配備されたに過ぎません。(本格使用は朝鮮戦争から)






ハバーサック着用状態・背面です。
組むのは面倒ですが、着用時には案外フィット感は良好です。
なお、陸軍では太平洋戦線向けに「ジャングルパック」を開発していましたが、こちらも兵士達に不評であまり普及しなかったようです。






ハバーサック着用状態・左側面です。
銃剣を鞘から抜くには結構きつい体勢になってしまいます。(ほぼガンダム状態)
かように実用性に問題のあるハバーサックですが、第二次世界大戦当時の一般的な米陸軍歩兵の軍装再現には欠かせない逸品です。




  

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2017年11月18日

ヨーロッパ戦線に於ける米軍装備 ~ アメリカ陸軍 M1941フィールドジャケット&M1936装備 (第二次世界大戦時)







第二次世界大戦・ヨーロッパ戦線の一般的なアメリカ陸軍歩兵装備です。
ウールシャツ&パンツにM1941フィールドジャケットの組み合わせは、大戦全期間を通して用いられました。






背中にはM1923ハバーサックを背負っています。
この装備はサスペンダーの役割も兼ねており、他にサスペンダーを支給されなかった一般歩兵は空のハバーサックでもサスペンダー代わりに背負っている様子が記録映像でもしばしば見られます。






M1ガーランド自動小銃・立射姿勢です。
アメリカ軍は第二次世界大戦に参戦した各国の中で唯一、全軍に自動小銃を普及させており、歩兵一人当たりの火力は強力でした。





背中から見ると、ハバーサックに装備したTボーン・ショベルが目立ちます。
見ての通り柄が突出しており、座る際にはかなり邪魔ですが、ドイツ軍やソ連軍のような腰に下げるタイプのショベルに比べると身体に負担なく、楽に携行できます。






M1ガーランド自動小銃・膝射姿勢です。
膝下に巻いているのはM1938レギンスです。
サイズは「3R」ですが、私には若干大きい為、きっちり閉めこんだ状態にはなっていません。(本来はふくらはぎを軽く圧迫する程度のテンションでないと、装着する意味があまり無いです)
スリングベルトは大戦初期には既に後に主流となるコットン製の物が存在しましたが、実際の使用例は革製の物が殆どです。






M1ガーランド自動小銃・伏射姿勢です。
突出部の少ないフルサイズ・ウッドストックの為、伏射もし易いです。






サイトはピープサイトタイプで、精密射撃向きで使いやすいです。
ハバーサックに取り付けたM1905銃剣は大戦中期以降に一般化した短いタイプで、ハバーサック開発時に想定された保持ループから抜ける事も多く、それを嫌ってカートリッジベルトのほうに吊り下げる兵士も多かったようです。






マーク2手榴弾を投擲準備する兵士です。
アメリカ軍では第二次世界大戦を通してマーク2手榴弾が使用されました。(他にも白燐弾等も使用されました)
マーク2手榴弾はその外見からパイナップル型とも呼ばれ、手榴弾の定番イメージともなっている程、良く知られている物です。






手榴弾の投擲姿勢です。
ポージングはタミヤ模型のアメリカ陸軍兵士セットの箱絵を真似てみました。
手にしている手榴弾はサンプロジェクト製のレプリカ品です。
素材はプラ製で成型色のODカラーのままですが、手榴弾上部を黄色く塗ると、よりリアルになります。






M1ガーランド自動小銃を装備した歩兵の装備一式です。
完全軍装の場合、これらに加えてロールした毛布やコートをハバーサックに縛着し、脇にガスマスクバッグを携行しますが、機械化の進んだ米軍では必要最小限の装備のみ身につけることが多かったようです。






装備各種はダブルフックワイヤーで吊り下げられています。
ベルトループ式に比べて装備品の装着・取り外しが容易な一方、動いた際に重量のある装備品がぐらついたり、ゆれまくるのが難点です。






こちらはトンプソンM1A1短機関銃を装備した兵士です。






ハバーサックは背負わず、必要最小限の装備のみ身につけています。
左腰にはトンプソンSMG・30連マガジンバッグをたすきがけしています。






トンプソンSMGの腰だめ射撃姿勢です。
ポージングは例によってタミヤ模型の箱絵を真似ています。
腰だめ射撃はサバイバルゲームだとまず当たりませんが、実銃の場合は着弾状況を見ながらコントロールできる為、結構実用的なのだそうです。






腰に下げたマガジンバッグはアメリカ陸軍で使用された物で、良く知られる30連マガジンを3本収納できるタイプのマガジンポーチはもっぱら海兵隊で用いられたそうです。






マガジンバッグには30連マガジンを5本収納出来ます。
マガジンを使わない場合でも、ダンプポーチ代わりに使えたり、なかなか便利なアイテムです。






トンプソンSMG向け装備一式です。
ピストルベルトをメインに、各種装備を連結、サイドアームにコルトM1911A1拳銃を携行しています。






装備一式を裏から見た所です。
M1936ピストルベルトにはハンドガン用マガジンポーチを固定するドットボタンが1箇所設けられています。
ここには他にも、M1カービン用マガジンポーチも取り付けられます。




  

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